この季節が参りました。

サムサムサム…
すっかり冷え込んで参りました。
例年に比べ雪が遅い今年ですが、それでも最近パラパラと降って参りました。
使ってる車が二駆なもんで、雪の日には運転要注意です。
道路はこんな感じ…油断すると反対車線なんて事も…。

こんな時期になるとZUNI村では恒例!!
〝SALAKO〟シャラコのセレモニーが執り行われます。
シャラコとは特別なカチナで、このセレモニーは数々のセレモニーの中でも最大であり、彼ら村人にとってはとても特別なものになります。
村人は一年かけてこのセレモニーの準備を行います。
前々から『シャラコは背がすごく高く美しいよ。』なんて聞いていたので、一度は観たかったセレモニーでした。
夜中に始まると聞いて、仕事終りにZUNIを訪問。
ZUNI村に入ると突然道路が封鎖されたので、何事かと思えば
暗闇をシャラコが移動していました。
暗がりながらその大きくスーッと流れるような動きに思わず息を呑みました。
この時期のZUNI村はホントに寒い!!
シャラコの儀式は基本的に特別な人以外は外から覗き込む感じで観るときいていたので、雪だるま並みの完全防備で向かいました。
観る前にZUNIの友人からマナーについて。
これはシャラコに限らず、カチナと対面する時も同じです。
①指を刺さない
②村人の後ろでひっそりと
③おしゃべり厳禁

小声でならokなんですが、英語はタブーです。日本語の方がまだ良いそうです。
シャラコは聞いていた通り私達の2倍ほどの背丈があるのですが、時々とても早い身のこなしをするのが印象的でした。
村人の太鼓と歌、他のカチナとの踊りなど、とても興味深いセレモニーでした。
さすがに翌日仕事だったので頃合いをみて帰ったのですが、このセレモニーは明け方まで行われました。
言葉は分からなくても、一心に歌う人々、踊る人々、それを見守る老若男女の村人…信仰の熱さには驚くところです。
今回このセレモニーでとても大事な役割をしていた
Octavius Seowtewa

ハンティングの名手なのは知っていましたが、また一つ意外な一面を見れました。彼と奥さんの作る美術品のような繊細なクラスタージュエリーも入荷しています!
コチラから→ ★★★