先日7月4日はアメリカの独立記念日でした。
インディアン達も含め、ニューメキシコの人々はなにやらお祭り気分で楽しそうでした。
あちこちの家庭でアメリカの国旗が飾ってあり、それぞれ親しい友人や家族集まって、庭先でバーベキューをしたりと微笑ましい光景を見かけました。
夜9時くらいになると四方八方で花火が上がり、しかもそれが夜中まで打ち上げられ続けました。日本を離れ、夏の風物詩をあきらめていましたが、思わぬ花火に私達駐在員も心を躍らせました。
ちなみに、ここニューメキシコでも“スイカ”はポピュラーであり、よく見るとカチナドールがスイカを持っていたりします。
さて、今回は「Yei(イェイ)」のモチーフでお馴染み、ナバホのインレイの達人クレイトン・トムの紹介です。
この四角い顔のモチーフがイェイです。
イェイは先のブログでも紹介しましたが、ナバホ族にとってはカチナの様な神聖なものです。
このイェイを使ったジュエリーが彼の代表作になります。
彼の作品は白人の方を中心に絶大な人気があります。
その神業ともいえる細やかなインレイ技法は圧巻です。
こちらではゴールドをシルバーの代わりにあしらった、もはや宝石ともいえるハイグレードなジュエリーをジュエリー屋さんでみかける事もあります。
しっかりとした迫力と細部まで丁寧にはめられた石は一見の価値有です。
彼自身もジュエリーをもってくる時は一個ずつ丁寧にティッシュに包んで大事そうに持ってきます。
そんな彼自身はどんな人かというと…
長髪を後ろで一本に縛り、ロックバンドのTシャツをきた恰幅のいいおじさんという感じです。見た目は結構ファンキーな感じですが、ジュエリー作りに対しては確固たる誇りとプロ意識を感じます。
彼のジュエリーは男性から、ミセスに至るまで、幅広い層の方に楽しんで頂けるかと思います。一点でも豪華なクレイトン・トムのジュエリー、他にも多数入荷しております。是非ご覧ください