以前ブログでご紹介した、新アーティストAlex Sanchez。
ペンダント、バングル、リング、イヤリングといろいろ揃いましたのでチェックしてみてください。
通常のオーバーレイよりも、厚いシルバーを使うアレックス。
バングルは、特にその厚みと重みを感じられて、さらにモチーフがたくさん盛り込まれているのでオススメです。
古いペトログリフ(岩絵)は、ホピ、ズニ、ナバホのリザベーションいろいろなところに見られます。
そのモチーフを使った彼のジュエリー。
ハンド(手)
ドラゴンフライ(トンボ)
ウォーター(水)
ヒューマン(人)
スター(星)
4ディレクション(4方向)
などなど
見た目だけでもステキですが、こうやって込められた意味をみると改めて、インディアンジュエリーの価値を感じます。
Alexの商品はこちらから。
月別: 2013年5月
ドレスアップ。
アメリカの学校の5月=日本の3月。
卒業式シーズン!です。
Becenti夫妻は、オーダー納品の際に家族総出でドレスアップ!!
ちなみに今は時計をオーダー中!
娘さんの卒業式です。
こんな風にドレスアップ。美しいですね。
ナジャネックレス、リング、ブレスレット、コンチョベルトが基本。
男性も、コンチョベルト、ボウガード、ボロタイやネックレスなどをします。
日本の着物と同じような感覚でしょうか。。。
スーツやドレスを着る人もいれば、伝統的なドレスを着る人もいますが、やはりジュエリーはドレスアップに欠かせません。
旦那さんのEdward、自分はドレスアップしていないからと写真をかなり恥ずかしがってましたが、せっかくなので家族写真も。
とても高校を卒業する子供がいるとは思えないご夫婦です。
以前知り合いの娘さんのセレモニーに参加させてもらったときも、こんな感じでドレスアップ。セレモニーの一環、コーンの粉をひいているところです。
今年はHerman Smithの娘さんが高校卒業だそうで、一生懸命コンチョなど一式ジュエリーを作っていました。
こういうときのために、多くの家庭がジュエリーを持っていますが、銀の値段や経済状況などでジュエリーを手放してしまったり、借りるだけの家庭も今では多くなっているそうです。
実はこんなジュエリーの本場の町でも、中国製や海外製のジュエリーがたくさん出回っていて、お金がないインディアンのみなさんは安いからと、そういうジュエリーをしている人たちがかなり多いです。はたまた、せっかくいいジュエリーがあったとしても、売って現金にしてしまいたい!という人も多く、本当の全身とらでぃっしょなる!!!!な人たちは儀式でもほとんど見かけることができなくなっています。
お金に変えられないインディアンの誇り、そのジュエリーやドレスにかけられた時間と価値をぜひ守ってほしいなー、そういう文化は途絶えてほしくないなーと思いました。
ロングヘアーカチナの話
ホピ族のモチーフとしてお馴染みのロングヘアーカチナ。
こんな感じで、ジュエリーにも様々使われています。個人的にも大好きな、ホピ、ズニで一年中様々な儀式に登場する代表的なカチナです。
カチナ作家に、ロングヘアーカチナについて教えてもらいました。
長いあごひげと髪の毛が天まで届き、雨を降らせる雨の神様でもあり、雨=作物が育つ=生命の源ということでとても重要な役割をもつカチナ。
儀式に登場するときは、いつも1対ではなく、何体かの団体様で登場します。
顔の青は、ブルースカイ、顔の下の色はレインボー、虹の象徴。
ひげに付く3つの羽は、ジュエリーにも出てくる、祈りの羽です。
髪には、絶対に4つの白い羽と1つの大きい羽が付いているんだそうです。
4つの羽は、4ディレクション(東西南北、季節、命などを表した4方向)を表すとともに、とうもろこしも表していて、トップについている大きい羽はトウモロコシの先の花粉のついたふわふわした部分を表しているそうです。
カチナのドレスには、雨雲が刻まれた手織りのドレスが用いられます。
このカチナが手に持っているのは、豆のスプラウト。
作物を育てることができない冬の間、なんと地下のキヴァの中で豆が育てられているんだそうです!
そして、キヴァはホピの儀式をおこなう場所として有名ですが、地下から外の世界に出るキヴァは
実はグランドキャニオンの底の第三の世界から出てきたと言われるホピの人々が第四の世界である現在にたどり着いたことを意味しているそうです。
カチナ達は、キヴァを出入りするときは絶対に梯子をつかって出入りするとか。
壮大なお話です。
カチナで検索するといろんなカチナのジュエリーが出てきますよ。
たまには癒し、ABQ Bio Parkへ
昨日はニューメキシコ州の空港都市、アルバカーキで少しジュエリーショーをのぞいた後、
動物園に行ってみました。
なんとなく行ってみたものの、
警察も出動し何事かと思うほどの渋滞。
どうやら母の日のイベントが行われている様子で、クーラーボックスやイス持参で歩いている家族連れがたっくさん!
こちら、アルバカーキ Albuquerque 略してABQ Bio Park です。
一般は$15、他に水族館と庭園もあり、それの共通チケットは$20です!
以前も一回行ったことがあるのですが、テレビで見たことのある旭山動物園さながら?の感じですごくおススメなのでご紹介。
今回はジュエリー全く関係なしです・・・。
全ての物のルーツ、Liz Wallace
Liz Wallaceの商品が入荷しました。
日本でも、様々な雑誌にとりあげられているので名前は知っていたのですが、ショーなどで見かけても話す機会がなかったリズ。
なんとなく訪ねてきてくれたんですが、ロングヘアーで紹介されている雑誌を見ていたので、まさかのベリーショートカットになっていてびっくり!!
若手女性アーティストというのもあって、気になってはいたのですが、持ってきてくれた作品集を見て、彼女のアートの世界に触れ、ぜひスタジオに行ってみたい!と、おじゃましてきました。
まさに、「アーティストのスタジオ」という感じの場所。
一軒家に引っ越しする前ということもあり、ごちゃごちゃだからごめんねといいながらも、その中のリズのアート感に触れてきました。
たくさんのアートの本
たくさんの受賞リボンの中に飾られた、馬のくつわ。
アフリカのアンティークの馬のくつわだそう。
それをレースのリボンで飾っているところに、リズらしさが出ています。
古い古い、工具。
そして昆虫の標本。
カリフォルニア州で育ったリズの先祖が食べていたという、どんぐり。
金魚のスケッチ。
こだわりの、ナチュラルターコイズ。
様々なものが散りばめられているスタジオに、感激しっぱなしでした。
今は特に何も作っていないからといって、「じゃ外でお茶でも飲みながら話そう」とリズ。
話していると、彼女のジュエリーに使われるモチーフや生き方には、すべてに自分のルーツが刻まれているようでした。
彼女の日本好きは、おばあちゃんがよく日本庭園に連れて行ってくれたからだそうです。
オーダーでも気が向かないと作らない。
今自分の頭の中にある作りたいものを作る。
まさに、芸術肌のリズ。
少し、セレブな感じのアーティストなのかなと思っていたら、さっぱりとしたなんとも男らしいぐらいで、そのギャップにもびっくりしました。
髪を切った理由も、楽だから。とのこと。
寝起きだから写真はダメと言われたのが残念ですが、、、。
今はエナメルの加工を修業中だとか。
こうやってワックスで作ったバタフライの型にシルバーを流し込み、
その間にエナメルでいろいろな色を入れていくのだそうです。
あたりまえですが、アーティストそれぞれ、独特な感性や性格でジュエリーを作っていて、おもしろいなと改めて思ういい機会になりました。
新商品は、こちらから。
こんなリズらしい箱もついてます!
El Morro National Park
連休、いかがお過ごしでしたか??
日本はゴールデンウィークなのに、私もどこか行きたい!!!
と、フェイスブックなどで友達がいろいろなところで楽しんでいるのを見て思い、
ズニの近くにあるEl Morro という国立公園に行ってきました。
数々の有名なスペイン人たちが、ここにサインを刻んでいきました。
ものすごい上手なものもありまして、それが見ものです。
二つのトレイルがあり、1時間ぐらいで回れるのでお勧めです。
ペトログリフや頂上に上ると昔の住居跡なんかもあります。
今回は自然の中でぼーっとしてきました。
というわけで仕事、がんばりましょー!
アーニー新作、久々のIvan Howard,、初めてのズニのカチナジュエリー
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか??
こちらは雪の予報にもかかわらず、レストランではエアコンをつけていて、私はダウンを着ていてと、アメリカ人との体感温度の違いを感じております。
さて、前回のHard Museum後に入荷した大物の紹介をしておきたいと思います。
まずはErnie Listerの新作。
キャンデラリア、モレンシときました。
実は昨日電話がかかってきて、コインシルバーの刻印はもう使えないかも・・・と言っていました。マニアの方には結構広まっていたようですが、去年、新しい法律ができて古いコインを使ってはいけないという情報が流れました。
私も色々調べたり聞いたりしましたが、どうやら銀、銅の値段が上がったために、昔のコインを溶かしてそのまま売ってしまう人が続々と出てきたようで、それの規正法ができたようだということでした。
その直後、アーニーもコインシルバーの刻印を使わず「90.0」という刻印を使っていたのですが、その規制法があいまいだったり、お客様もコインの刻印の方を求めているというのもあって、最近はまたコインの刻印を使っていました。が、やはり使えないというのが発覚し、電話がかかってきたというわけです。。。。
コイン、スターリングももちろんですが、何よりもアーニーの仕事にお金を払っているわけですからね。
やはりすばらしい!!!
↑こちらも新作ですが、コインシルバースタンプ入りです。
そしてこちら、久々の入荷、Ivan Howard。
ものすごく久々の入荷です。エンジニアの仕事をしているアイバン。ジュエリーショーで名前が広まるにつれ、人気も高まり、もともと作る数が少ない作家なのでさらに競争率が高まっている最近。
ますます腕に磨きがかかり、ジュエラーとしての自信をみるみると身に着けています。
サイドのギザギザっとした木のようなスタンプは、この時に自分で作ったばかりと言っていましたよ。
アイバンのワイヤーワークと細かい作品への配慮は、本当に「生まれ持った才能」だと思います。
そして最後は、新商品、ズニのカチナ。
これ、スタンドがサーペンタイン出てきていて、
ピンペンダントがディスプレイできるようになっています。
カチナ好きにはたまらない!!!一品。
違う作家の物もあります。
私も買いましたよ。
飾っておいて、石の色やシルバーの色がいい感じに変わっていくのも楽しみたいと思います。
オンラインショップの新作は、こちらにあります。
では、残りの連休をおたのしみください!!
オービルジャック、カナネア
ゴールデンウィークまっただ中!ですね。
そんなことにも気づかずに黙々と発送準備をしていたら、いつの間にか5月・・・。
連休から、夏に向けての活気が出て一気にターコイズ物が売れるようになる例年。
今年も早速フレッドピーターのシンプルペンダント、オンラインショップにアップされました!
イサカピーク、ブロークンアロー、キャリコレイク、ナンバーエイトなどなど。
こちらはイサカピーク。
すでにビズビーは品切れとなっております。。。
やはりビズビー。ここのところ入手困難のうわさが広まっているのか、以前にもまして人気ですね。
先月入荷しているこちら、
Ovil Jack です。
鉱山を発見したオービルジャック氏から名がついた鮮やかな黄緑色のレアターコイズ。めったに市場に出回る事のない幻のターコイズとして愛好家に根強い人気があります。
この色合い、何とも言えない・・・・。
日本に帰った際に、何人かのお客様に、オービルジャックは入らないんですか?と言われ、探していました。
ようやくルースを手に入れましたので、他にも続々とジュエリーになっています。
ぜいたくにもDan Jacksonに使ってもらったら渋い仕上がりになりました。
他のオービルジャックの商品はこちらから。
そしてほんの少量だけ、カナネアというターコイズも入荷。
メキシコの大規模銅山からとれたターコイズ。メキシコのターコイズでこんなハイグレードの物、見たことがなく珍しいので仕入れてみました。
他4点ペンダント入荷しています。→→
そして、マライカのハイグレード店MITIうめきたもオープンしましたので、
お店に並んでいる商品がネットにも公開されています!
ぜひこちら、ご覧くださいね☆
連休、仕事の方も、時間を持て余してる方も、こちらで新商品をチェック!してみてください。
こちらは、今週雪かも。。。。なんて予報が出ています。