ドレスアップ。

アメリカの学校の5月=日本の3月。
卒業式シーズン!です。
Becenti夫妻は、オーダー納品の際に家族総出でドレスアップ!!
ちなみに今は時計をオーダー中!
娘さんの卒業式です。

こんな風にドレスアップ。美しいですね。
ナジャネックレス、リング、ブレスレット、コンチョベルトが基本。
男性も、コンチョベルト、ボウガード、ボロタイやネックレスなどをします。
日本の着物と同じような感覚でしょうか。。。
スーツやドレスを着る人もいれば、伝統的なドレスを着る人もいますが、やはりジュエリーはドレスアップに欠かせません。
旦那さんのEdward、自分はドレスアップしていないからと写真をかなり恥ずかしがってましたが、せっかくなので家族写真も。

とても高校を卒業する子供がいるとは思えないご夫婦です。
以前知り合いの娘さんのセレモニーに参加させてもらったときも、こんな感じでドレスアップ。セレモニーの一環、コーンの粉をひいているところです。


今年はHerman Smithの娘さんが高校卒業だそうで、一生懸命コンチョなど一式ジュエリーを作っていました。
こういうときのために、多くの家庭がジュエリーを持っていますが、銀の値段や経済状況などでジュエリーを手放してしまったり、借りるだけの家庭も今では多くなっているそうです。
実はこんなジュエリーの本場の町でも、中国製や海外製のジュエリーがたくさん出回っていて、お金がないインディアンのみなさんは安いからと、そういうジュエリーをしている人たちがかなり多いです。はたまた、せっかくいいジュエリーがあったとしても、売って現金にしてしまいたい!という人も多く、本当の全身とらでぃっしょなる!!!!な人たちは儀式でもほとんど見かけることができなくなっています。
お金に変えられないインディアンの誇り、そのジュエリーやドレスにかけられた時間と価値をぜひ守ってほしいなー、そういう文化は途絶えてほしくないなーと思いました。