Mary Tafoya 工房訪問 つづき

更新が遅くなってしまいました。
Mary Tafoyaさんの工房訪問の前回ブログ
のつづき。
デザインを作っていくところからです。
こんな切り出しも、マリーさんならではのデザイン。

↓土台になるサーペンタインを置き、そこに机の周りに散りばめられた様々な石たちをピンセットでデザインしていきます。

↓こちらは、駐在員がデザインさせてもらったバタフライです。贅沢にも、やらせていただきました。

このデザインをいったん、すべて土台からはずしまして、
ここからは時間が命!のマリーさんの職人技。

下に見えるのは、卵の入れ物を一つ切り取ったもの。
これに、ジェットの粉と樹脂を混ぜ、サーペンタインの上に置きます。
早くしないとどんどん固まっていってしまうので、バランスをとりながらもすごい速さでどんどんのせていきます。
途中、気泡ができてしまうといけないので、細かい泡をすべてピンセットでつぶしていました。
デザインをのせて頂きました!!

このうえにさらに先ほどの樹脂を少しのせ、表面を平らに削ったらできあがりです。
デザインと、速さが命のマリーさんの制作風景は、なんだか図工の授業みたいですごく好奇心で心がかき立てられましたよ!
その日は、さらにマトンのレッドシチューの作り方まで教わりました。

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Mary Tafoya 工房訪問

さて、先日のブログでご紹介したMary L Tafoyaさんの工房にお邪魔した時のお話。
家に着くなり、離れにある工房へ。

まず圧巻!だったのが、このテーブルにある石の数!!!


すごい数!!
すべて、マリーさんのペンダントになる素材。
長~くなりそうなので、今日は素材のご紹介から。
例えばこのペンダント、

スポンジコーラル・赤
サーペンタイン・緑
ターコイズ・水色
ジェット・黒
アラバスターシェル・白
オリーブシェル・ぐるぐる
ラピス・青
レピドライト・紫
ジャスパー・ピンク
という素材が使われています。
なんだか色を教える授業にも使えそうなぐらいたくさんの色が使われていますね。

↑こちらはバックの土台になる、サーペンタイン。
ターコイズを使うこともあります。
作品になると、こうなります。


↑マリーさんの「オリジナル」シェルのぐるぐるデザインはこの「カーニーシェル」から生み出されます。
他に、中くらいの大きさのマーブルがかかっているぐるぐるは「アラバスターシェル」

ちいさめのぐるぐるは「オリーブシェル」を使います。

これはブラックコーラルと呼ばれる、サンゴの一種。

カットした石をこうやって重ねてつけて、これを薄くスライスすると、
商品の右上に使われているみたいなカラフルな段の色合いが出来上がります。
古くからスペイン人、メキシコ人とのつながりが強いサントドミンゴのプエブロでは、様々な人がこういったジュエリーにつかう素材を売りに来るんだそうです。
昔は、サントドミンゴが育てるコーンやジュエリーなどの工芸品とのトレードもよくされていたそうですよ。
というわけで、次回は図工の授業みたいなマリーさんの制作風景をお届けします。

今年の夏は!

リンドン&オーリンのイベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
二人はまだ日本に滞在中なので、帰国したらいろいろ話を聞きたいと思います!
週末から、毎日最大風速60~1000キロ!という強風が吹き荒れています。
昨日はボストンで悲しい事件が起きましたね。。。
地震、ミサイル、テロ・・・・、負けずに、平和に生きましょう!
さて今年の夏は、
カチナTシャツ!!

メンズ

レディス
キッズもあります★

バックはココペリです。
そして、昨日入荷したMary L Tafoyaさんの新商品。
こちら、マリーさんも初挑戦の★デザイン。

大人気のマリーさん、メンズにもぜひしてほしいと思い、メンズカラーを作ってもらいました。
「夏に向けて、ターコイズメイン。」

「シックにまとめた色合い。」

思った以上の出来栄えで、まだ発送は先になりそうですが、載せちゃいました。
アメリカでも、3つのギャラリーにしか置いていないマリーさんのジュエリー。
色合い、素朴なデザイン、でもマリーさんの作品だ!とすぐにわかる配色やデザインです。
インディアンジュエリーにしては奇抜なので、最初はどうかなと思って仕入れた商品でしたが、やっぱり魅力が伝わってくれてありがたい限りです。
なによりもマリーさん&マリーさんの旦那さん、ロレンゾさんの人柄が本当にいいんです。
マリーさんの商品はこちらから→→
先月末、マリーさんの工房にお邪魔したのでそのご報告を次回で!!!

日曜日はぜひ青山店に!!!

ついにこのイベントの週末がやってきました★★

元気に旅立っていったリンドン&オーリン。
でも前日の夜、エプロン姿で明日の朝までに仕上げる!!と大量のジュエリーと格闘していました。あの作品たちはきっと徹夜で完成させているはずです。
ぜひ完成した姿を店頭でごらんください!!
そして、この日の目玉はなんといってもリンドン氏のバグシリーズ。
ヘビーゲージのシルバー&トラディショナルのスタンプで、それぞれ限定25個のシリアルナンバーが入っています。




ちらっと。全貌はぜひ店頭で見てみてください。
重さを感じてください。
伝統が感じられると思います。
このバグシリーズの完成に至ったのには、長い長いストーリーがあります。
少しだけ、日曜日にお話しするバグシリーズのナバホ族編について。
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ナバホ族の古いジュエリー(1920年代ごろまで)のジュエリーには、アリやバッタなどのバグ(昆虫)が登場する。
白人トレーダーの登場によって見られなくなったバグデザインは、現在ワシントン州などの博物館に飾られるほどとても貴重なものになっている。
ナバホ族の神話では、現在の世界は5つ目の世界となっている。その1番目の世界はなんと昆虫の住む世界だったというところからも、ナバホ族と昆虫とのつながりが見られる。
すべての生き物に意味があるように、昆虫にもすべて意味がある。
毒グモを食べる毛虫、家を守る虫など家の中にいる昆虫は昔から人々と近い存在だった。
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作品の裏にあるストーリーを直接作家から聞くと、本当に作品のありがたみを感じます。

今週は、びっくりの雪が降ったニューメキシコより。

定番入荷!

四月になったと思えば、もうすぐ母の日!という広告が至る所で見られるようになりました・・・。
家族のイベントを本当に大切にするこちらの人々。
母の日には、どんなに遠くに住んでいても、花を送ったりご飯を食べに行ったりするみたいですよ。
そういえば、ゴールデンウィークももうすぐですね~!!
たくさん書きたいことはたまってるんですが、書いておいた記事が消えてしまうという出来事が起こりまして、今日は新商品紹介で行きます。
欠品していた定番ものをたくさんオーダーかけてまして、
大量にオンラインショップの方にも入れる事が出来ました!
Donovan Cadmanのシンプルリング&バングル。



重ねづけにも、一本使いにも、初めてのインディアンジュエリーにも、ギフトにも人気の商品です。

Dan Jacksonのラグリング&バングル。

Dan Jacksonの商品は、ペアで買われる方がとても多いです。
サイズ7号~28号まで揃いました!

モデルで撮影してみたらこんな感じです。
バングルは、女性の要望に答えまして極小サイズを特注で作ってもらっています。
小さくなればなるほど、バングルの形を作るのが大変なのでかなり試行錯誤してくれたようです。

ジュエリーを自分たちの伝統、誇りとして身に着けるネイティブアメリカンの人々。
ちょっと高級ですが、、、初めてのベビーブレスレットにもいかがでしょうか?
赤ちゃんが着けなくても、お守りとして贈り物にする人が多いんですよ~。

春ですねー。

3月はバタバタととても忙しくて、早くも4月になってしまってちょっと焦っています・・・。
友達の桜報告を見ては、花見~!!!と妄想してますが、ニューメキシコにも花と緑が少し見られるようになりましたよ★やっぱりカラフルな彩は心を潤してくれますね~。
が、花粉症に悩まされる日々・・・・。
春と言えば!!!
Phyllis Coonsis

「今週はフロリダへ行くの~。」
最近海や湖に飢えている私は、
「いーなー!水着もって海で泳いでこないとね」
ハッとしたフィリス。
「水着、入らないかも….」
おなかのあたりを押さえながら少し照れるフィリス。
なんだか可愛かったです~★
心が落ち着くお母さんのような、でもみんなでおしゃべりするのが好きな無邪気な子供のような、時にはズニの伝統を語ってくれる先生のような、素敵な魅力のあるアーティストです。

↓近日オンライン公開予定の新作です。

他フィリスの作品はこちらから→→
さて、4月14日、13時からのイベントはご存知でしょうか??
さっきまでこの打ち合わせをリンドンとしていました。

マライカ限定でリンドンと試行錯誤してきました、バグシリーズが大量に解禁される日でもあります。
ぜひぜひ店頭に足をお運びくださいませー!