特別にオーダーしました。

ターコイズが非常に手に入りにくくなっているこのごろ。
ターコイズの石の色をそろえるのも、かなりの苦労・・・。
昔は簡単にセットできたのに、今は手に入ったターコイズの中で選ぶのがとても大変です・・・。
というわけで、今回盛夏に向けて特別にがんばってセットしてオーダーしてみました。
迫力のある石がたくさんついたバングルは、実はすぐに売り切れてしまうものが多いんです。なので少し品薄でしたが、じっくり時間をかけて石をセット。いろいろなデザインでオーダーしてみました。
一本でがっつりと雰囲気を出してくれますので、極太バングルにハマると結構抜け出せないですよー。
サンシャインリーブスのシリーズ


バックルは結構珍しいです。
こちらに8点石もの入荷してます。
アンディキャドマンのシリーズ


ハイグレードの石を大量に使用。
アンディのオールドスタイルを最大に生かし、石を引き立たせ、長い間使っていただくために細工はあえて最低限にしてあります。
豪華に11点!!石の表情、形もよーく見てくださいね。こちらから
こちらも石メインで合わせやすいシリーズ


男性でも女性でもつけていただけるようなデザインにしてみました。
全然関係ないですが、これもかなりレアで作りが非常に美しいです!!!

今週はアリゾナでの大火事、ずっとやまない強風は風速約100キロの日もありました-。
週末は3連休!!!
久々の連休です-。

新入荷のご紹介!!

アメリカでは卒業式シーズン!
今月は卒業式とそのパーティでみんな忙しそうです!
高校卒業は、親御さんにとってとても大きなイベント。まるで私たちの成人式のようです。卒業式の後は、必ずどの家庭でもパーティを開いて門出をお祝いするのがこちらの習慣です。私たちもそのパーティに呼ばれたのでまたその様子をアップしますー。
今日は久々に・・・・新入荷のご紹介です。
今月はかなりいいものがいっぱい入ってます!!!すでにネットで売り切れになってしまっているものもありますが、ぜひぜひフレッシュなうちに商品をチェックしてみてください。
Lyndon Tsosie 
ガンメタルフィニッシュシリーズ!!


こちらは、リンドンの新しい仕上げのバングル。ガンメタルフィニッシュという名前は、銃に使われるようなメタルの質感だからということで名づけられたもの。コインシルバーではなく通常の925シルバーをトゥファキャストに流し土台を作っているんですが、仕上げに工夫が。
古い質感をできるだけ出し、味が出るように特別ないぶし液を使用。最終的な磨きを鹿皮でしたという古い手法で作られた作品です。
厚み、トゥファキャストのなんともいえない質感、着けていくうちにどんどん味がでるように仕上がっています。

Gary Reeves
×ブラックウェブキングマンシリーズ

久々に、GaryReevesの定番スタンプワークバングルが登場してます。
鉱山で手に入れたハイグレードブラックウェブキングマンを使用したシリーズは必見ですよ。ゲーリーのオールドスタイルとの相性は抜群で、私たちも出来上がりにかなり感動しました!!


Aaron Andersonのコーラルネックレス
すごい!!

こちらも!!!

こちら、特別オーダーで作ってもらった大物の2点
アンティークの高級なサンゴを使って、古いジュエリーの質感を出してもらいました。1890年代から1920年代にかけてイスレタ族やプエブロ、ナバホ族の間ではダブルクロスのモチーフを使ったネックレスが作られていました。こちらはそれをイメージしたアーロンのオリジナルのもの。同じ形でも、一個一個型があります。アーロンのこだわりの作品。フォーマルに一本で合わせてコンチョベルトをしたり。
Dan Jacksonのオーバーレイウォッチ


入荷以来、人気のDan Jacksonのジュエリー。70歳のゴッドハンドから生み出されるデザインと作品の重量感は多くのファンを魅了し続けています。
今回はそのDanの魅力をいつでも身につけられるようにということで、時計をオーダー。シックな色合いなので、普段仕事でスーツやシャツを身に着ける方にも合わせていただけます。
手の込んだ細工デルバートゴードン
×極上ナンバーエイトバングル

最後は、豪華!!!
ハイグレードナンバーエイトを贅沢に使った、極厚のバングル。デルバートの細工もかなり手が込んでいます!!スタンプ、細工、シルバーの厚み、ベゼル・・・・すべてにおいて気合の入りようが違います。


全部で6点入荷してます。こちらにあります☆
もうすぐ6月。
ターコイズが映える季節になってきました!
他にも入荷している、新しい商品はこちらからチェックー!!

たまにはマニアックな話でもいかがでしょう?

日に日に暑くなってるニューメキシコ州です。
昼間はもう半袖で十分!
さて、先日ナバホ族ドールの有名アーティスト〝Cecil Miles〟さんの訪問がありました。
ナバホ族の中ではかなりレアなイェイ・ドールの作り手さんです。
彼の作品は有名ミュージアムやナバホカジノなどから依頼を受けるほどの腕前です。
そのディティールの良さは溜息のでる秀逸なものばかり。
はじめに『イェイ・ドールってなんだ?』って思われた方もいらっしゃる事でしょう。
ホピ族、ズニ族をはじめとするプエブロ族は自分達の信仰する精神世界の精霊カチナを木に彫刻して〝カチナ・ドール〟を作ります。
その点ナバホ族にはカチナ信仰はなく、〝イェイ信仰〟なので、精霊イェイをドールにしたものを〝イェイ・ドール〟と呼ぶわけです。
現在ナバホ族の人は民芸品としてプエブロ族のカチナ・ドールを作る人は結構いますが、自らの部族のイェイをモチーフに作る人は極めて少ないのです。
イェイ・ドールを見かけたらそれはかなりレアなんです!!!
ナバホ族には夏にスクオダンス、冬に〝Yei-Bii-Chei〟イエイ・ビ・チェイ・ダンスを伝統的な信仰で行います。
基本的に彼らの文化・信仰を守る為にそうした伝統儀式はどこの部族でも撮影等の記録行為は禁止されています。
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なのでその様子を伝えるのが難しいのですが、今回はちょっとだけイエイ・ビ・チェイ・ダンスの儀式の様子を想像してみてください。
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イエイ・ビ・チェイ・ダンスは真冬のしんとした空気の中、真夜中から明け方にかけて9日間行われる祈りの儀式です。
この儀式に登場するのは以下の通り。
〝癒されるヒューマン1人〟
〝メディスンマン(祈祷師)1人〟
〝歌い手数人〟
〝イェイ6対〟
チーフのイェイだけ羽の頭飾りにホワイトのマスクをしており(写真ありませんが…)、チーフ意外のイェイはブルーのマスクをしています。実はブルーのマスク一体ずつペイントが違います。

〝レインボーガード〟

〝レインボーゴット〟

ホーガン(丸太で作った伝統的住居)の中でメディスンマンによる祈祷、そして歌い手によるナバホ語の歌が儀式のはじまり。
それによってホーガンの中からイェイと癒されるヒューマンが登場します。
ナバホの人々によって見守られる中、8日間彼らは歌い踊り祈り続けるのです。
その姿は決して派手なものではなく、イェイとヒューマンの対話といった雰囲気です。
そして9日目の最終日にはレインボー・ゴットとレインボーガードが現れるのです。
守られるべき伝統儀式なのであまり詳細は教えてもらえませんが、ただ何時間もその光景を見守るナバホ族の人々の信仰心には驚かされます。
特に寒い中何時間もブランケットに身を包みながら儀式を見守るおじいさん、おばあさんをみるとなんだか感慨深いものです。
無数の星空の中、焚き火の光に照らされたイエイ・ビ・チェイ…思わず宇宙を感じさせる光景というのが個人的な感想です。
イェイをモチーフにしたジュエラーは何人かいますが、Ervin Tsosieというアーティストの醸し出すスピリチュアルな雰囲気はこの信仰心にあるんだな、と感じます。

彼は単なるイェイスタイルのジュエリーを作ってるわけではなく、ナバホ族としてのスピリットをジュエリーに刻んでいるように感じます。
一言一言ゆっくりとなにかを感じながら話す姿は不思議と引き込まれるものあります。
ファッションだけではなく、彼らの文化背景、精神世界と共にインディアンジュエリーがもっと愛されたらいいな~なんて最近思うわけです。。

モカシンの訂正

以前とりあげたタオスモカシンですが、掲載した写真が入荷していたモカシンと異なるものでした・・・・。すみません。
お店に入荷しているものは、こちらと、

こちら。

色は一色、このブラウンのみで9800円になります☆
デニムや短パン、ショートパンツとの相性抜群ですよ!!!

ネイティブ徒然日記

先日知り合いの甥っ子の誕生会に行ってきました。

こっちの誕生会は冬の寒い時期を除いては公園などでバーベキューをするのが主流です。
この日もかなり風が強かったのですが、そこは笑って強行突破なネイティブ達。
核家族な家庭が多い日本では想像しにくいですが、こちらでは一声かけると30人~50人なんて大所帯になります。さすが!リザベーション内では目と鼻の先に親戚同士が住んでいるので家族行事も一族行事。
みんなで楽しく食事をした後は大きなケーキカットとプレゼント交換にスピーチ。
こっちの人は大らかでみんな好きに発言して、よそ者の私も結構気楽にやらせてもらえます。
この日の主役のリクエストでプレゼントはスターウォーズとマリオのおもちゃばっかり!
マリオはこっちでも人気です。〝キティちゃん〟に〝どーもくん〟も人気があるのですが、意外にMade in Japanって事知らないんですよね。。
結構日本のものは電化製品、車、アニメと浸透しているんですけどね。
ネイティブの人に日本といえば?と聞くと返ってくるのが〝TOKYO Drift〟という単語。
これはワイルド・スピードという映画の3作目なのですが、東京を舞台としたカーアクション映画です。
気になるのがタカシという少年が日本人でないトコロ。
Kビルのようなへんてこ日本じゃない事を祈ります。
さて、この映画でこっちの人が覚えた日本語が〝ガイジン〟らしいです。
ちなみにアニメで浸透した日本語が〝ヘンタイ〟。
果たして日本はどんな国と思われているのでしょう…?!
そうそう、こちらに来てびっくりしたのが日本人の名前の道路があるんです。
その名もMiyamura!!
朝鮮戦争時に活躍した日系人の方の名前で、名誉勲章が与えられたそうです。
ネイティブはこの名前を〝マイヤムラ〟と発音します。
発音しにくい日本語はやっぱりあるようですが、こっちの人の発音する日本語はなんだか可愛くて憎めません。

一年中使えます☆

連休も終わって、これからは本格的な夏ですねー。
本格的にターコイズがぐんと人気がでてくる季節でもあります。
特にビーチやリゾートには欠かせないターコイズジュエリー。
(ターコイズは水につけないように注意です!!)
今年は、ぜひビーチにはいてほしいのネイティブアイテムが入荷してます。
その名は「タオスモカシン」


タオスモカシンカンパニーはニューメキシコ州、タオスでタオスプエブロ族が1951年に創業したモカシンカンパニーです。
以前はニューメキシコ州タオスの居住区にあった工場ですが、現在は会社の移行に伴い、ニューメキシコ州の都市部に移動し、現在ではほとんど製作が行われていないのでとても入手が困難になってきています。

こちらは画像上のモカシンを作っている様子。

このタイプ、オーダーから出来上がりまで結構時間がかかったんですが、最後にこの工程を見に行かせてもらったところ、なんと2人の職人さんがせっせと作っていました。
モカシンの人気で海外生産が主流になっている中で、現在も職人による手作りで一つ一つ縫い合わされたモカシンを作っている数少ないインディアンメイドのモカシンです。

代々受け継がれてきた靴の型。
モカシンの型によって、すべて手縫いのものもあります。


ひと針、ひと針。こちらも2人の職人さんがせっせと。
モカシンはもともと、甲と底の革が1枚で出来ているスリッポン状の靴でアメリカンインディアンが履いていたものです。
現地でモカシンは、インディアンの大切な儀式には絶対に欠かせない衣装の一つです。
結婚式やセレモニーなどの正装には必ずモカシンが登場します。
靴底がないものが一般的ですので、今回入荷しているのはそのままのインディアンのモカシンの形。
牛革で水には弱いので雨の日には履けませんが、地を踏みつけている感じがビーチサンドの上なんかではとっても気持ちいいですよ☆
日本では、取り扱い店が非常に少ない貴重なモカシンです。


入荷しているのはこの2点、両方ともブラウンです。
少量店舗にしかないので、お店にお問い合わせくださいねー!!!

地元の新聞に…

さて、彼の事を人はなんというのでしょう?

何年にもかけてBEST OF TUFAと呼ばれる賞をほしいがままに受賞したという過去を持つ男!
世界各国のバイヤーやトレーダー、ギャラリーがこぞって彼のジュエリーを狙っている。
リボンをを総なめにし、現地のショーはまさに彼の一人舞台。
さてさて誰の事でしょう?!
そうこの人
Aaron Anderson。
トゥーファ界の鬼才アーロン・アンダーソンです。
最近特に乗りに乗ったおススメのアーティストの一人です。
刻印をみずともその完成度から彼の作品だというのは一目瞭然です。
一度彼のジュエリーを身に着けたなら、必ず虜にしてしまう魔性のジュエリーを生みだす作家。

溶かしたシルバーをトゥーファという石に流して作るトゥーファキャストという製法を巧みに使い、彼のイマジネーションが形となるんその光景はまさにマジックをみているかのようです。
独特の肉厚なシルバーに荒々しいキャストの素材感と鋭く切り込まれるデザインは作っている時の速度を感じるほどです。
一見コンテンポラリーなデザインのアクセサリーですが、着けてみると意外にハマるから不思議です。

普段はワルいジョークを飛ばしながら豪快に『ガハハ』と笑うアーロンですが、作品を持ってくるときの自信と情熱に溢れた目は私達の期待を裏切る事がありません。
制作中の真摯な姿勢は普段はみせない、そんなギャップがまたニクい作家でもあります。
世界に一個だけ、その時の感じるままをジュエリーにしているそんな瞬間のアートを感じてみませんか?
彼についての過去のブログも是非コチラから↓
『設計士の作品』
『Aaron Andersonのこだわり』
『ロックンロール・ナバホ♪』

連休ですね!

日本はゴールデンウィークでしたね!!!
だんだん日本のイベントにも疎くなってきました。。。。
お時間がありましたらぜひぜひお店に足をお運びいただき、新商品を手にとって見てください!
こんなすごいのも入ってますよ。
Ernie Listerがずーーーーっと昔に作ったパージャンのリング。
確かに作りがぜんぜん今と違います。

そしてこちら、以前ブログでもとりあげたマライカ一押しのアーティスト
Lee Begayの新作。

他にもいろいろ入ってます。
この一点もの感、たまりません。
他にも、ハイグレードのターコイズを使ったシンプルなジュエリーも入荷。

お手ごろなキングスマナッサ

ブラックウェブキングマン

レア!ダニーボーイ。
こちらに新入荷たくさんあります→→
トゥファキャストの巨匠、Aaron Andersonのシンプルな新作もお見逃しなく!!!