器用な作家

今年のニューメキシコはとても雪が多いです!

今夜もまた雪が降る様子。

 

さて、今日の紹介はこちら。

誰の作品か一目で分かった人はすごい!

 

「家族代々伝わる作風」というのがもともとあるアーティストも多いので、「○○さんと言えばこのスタイル!!」っていうとらえ方をついしてしまうのが私たち。

スタンプワークと言えば●●

インレイと言えば○○

とか。

 

でも彼らは作り手なので、別にどんなスタイルを作ったっていいんですよね。

実は、この人のこんな作風見たことない!っていう作品にまた熱狂してしまったりします。

でも実際の所、アーティストはその人と言えば○○という「定番人気のスタイル」のオーダーが尽きず、新しいものにチャレンジする時間というものがそもそもなかったりします。

以前サンシャインリーブス×スティーブアルビソの動画で、

「自分たちの作っているものは作ろうと思えば誰だって作れると思う」

と言っていました。

 

そもそも、「新しいスタイルが作り出せるデザイン力」と「そのデザインを形にできる技術」がある人は本当に一握り。

それがこのような限られた道具で、リザベーションにある掘立て小屋で(失礼。。。)作られているとなるとジュエリーそのものの裏にある背景が浮かんできて、すごみが増します。

 

そうこれは、ハーマンスミスの作品。

 

以下、全部同じ人の手から作られたと思うと、なんだか色々なスタイルの作品を作り続けたピカソを思い出すような。。。。

新たにルース追加!

今年は毎週のように雪が降っているニューメキシコ州。

春、夏に向けてターコイズのオーダーを考えている毎日です。

さて、ツイッターの方は詳細を載せていますが、ハイグレードのターコイズルースがネットショップに追加されています。


 

通常はルースのみで販売する店はないであろう、「ランダーブルー」

言わずと知れたターコイズの王様であります。

この「たたずまい」はやはりただモノじゃない感じがしますよね。

 

こちらはマザーアース(母なる大地)を連想させる大粒のビズビーターコイズ。

 

 

こんな感じのシンプルなペンダントにして、石の美しさを存分に味わいたいところです。

もちろん、まずは店舗で生で見ていただきたい。

こういったシンプルなバングルでもいいですね。

石を見ながら想像をはせる、アーティストもそうやってモノづくりをしています。寒い季節、そんな時間も楽しいかもしれません!

 

新年の新作紹介

新年あけましておめでとうございます。

本年もマライカ、アメリカ駐在ブログならびにマライカをどうぞよろしくお願い致します。

2020年という節目の年ですね。

今日は新たな作品のために石をせっせと選んでいました。シルバーの作品ももちろんですが、やはり現地で選んでセットしたターコイズ物の作品はまさに一点もの。

「ターコイズは私にとってお菓子屋。」

Turquoise is Candy store for me.

ターコイズに魅せられたアーティストはこういう風に表現するのですが、好奇心がかきたてられてワクワクしてしまうのがターコイズの不思議な魔力です。

このブログの読者の方にも多いのではないでしょうか。

 

以前のインタビュー記事でも少し書いているのですが、アーノルドの曽祖父はインディアンジュエリーのパイオニアの一人。

そんなすごい人だったとは全く知らなかったそうですが、その歴史を知ってより一層ジュエリーを作るという意味が深くなったと言っていました。

↓日本語字幕ありです。最初ナバホ語で話しているのがとてもいいです!

 

 

続きまして、パットベドニーの新作のご紹介です。

今日は情報が盛りだくさん。

リクエスト&入荷待ちのお客様が多いパットベドニーの作品が一気に入荷しました!!

早い者勝ちです。

その他も、今回入荷した作品はすべてオンラインショップに掲載しています。

ぜひお早めに!