久々のウェズウィリー

こちらニューメキシコでは連日暑い日が続いています。
今日は途中で牛の大群が、、、。

さて今日は久々の入荷、ウェズウィリー氏の作品。

ウェズ本人も入手にとても苦戦する美しい地中海サンゴを使ったリング。
ターコイズとアイボリーの入れられた位置も絶妙です。

ダマリターコイズのオールドスタイルバングル。
ゴールド使いが美しい作品です。
ハイグレードの石を使うことに徹底的にこだわるウェズ。
石をはめるオールドスタイルは楕円や丸などすでにカットされたキャボションをそのまま使いますが、インレイワークをするアーティストは形を成型する手間がないので採掘されたラフの状態から切り出した石を使うアーティストがほとんどです。
ところがウェズはキャボションのターコイズをインレイに使います。
すでにカットされたキャボションはラフのターコイズに比べて格段に値段が高く、しかもそれを惜しげもなくカットしてインレイにしてしまうウェズウィリー。
ラフの石はまずハイグレードのものが売っていないし、カットしてもローグレードの所もある。
キャボションは自分の目で見てハイグレードだけを選ぶことができるから、と言っていました。
そのターコイズへの愛が感じられるこちらの作品。


熱が伝わってきます。

インディアン雑貨

今日はオンラインショップに登場していたインディアン雑貨を紹介します。
ジュエリーの買い付けをメインにやってますが、アメリカでしか手に入らない雑貨類も結構人気です。


ココペリとサンフェイスのこの素朴なカチナ、不動の人気です。
13センチぐらいで大きすぎず、さりげなく雰囲気を出してくれます。
アーティストもののカチナやフェティッシュなども店舗には新しいものが入荷しています。
すべて一点ものなのでぜひ店舗でご覧になってください!
セージ、フェザーなどのスマッジング用の道具も人気です。
ネイティブの聖地ならではの現地仕入れですよ。




種類が豊富になったホワイトセージ。

ネイティブの人々は、儀式ももちろんですが、家の中を浄化するような、日本で言ったらお香のような感覚でセージを焚きますね。
日本ではセージと言えばカリフォルニアのホワイトセージが知られていますが、ニューメキシコ州ではこの三つ編みのスイートグラスやブルーセージと呼ばれるホワイトセージより少し葉が小さいものがよく使われています。
スマッジング初心者の方に、フェザー、シェルの香炉、セージ類がセットになったものもあります。

先月ひどい風邪をひいたときに、ブルーセージを煮出したものを飲みました。
すごい苦くてまずかったんですが、次の日には出なかった声が出るようになりました!
薬草の力、すごいです。
先週の日曜はまたとても悲惨な事件がアメリカで起こりました。
どんな理由であれ、悲しいです。ご冥福をお祈りいたします。

ゴールドの気分、エマーソン

ゴールドのアイテムが去年から人気がありますね。
この夏も引き続き人気があるブルースモーガンの作品が再入荷。
ゴールドとシルバーの2トーンの作品です。



見た目とても豪華ですが、ゴールド使いのわりに比較的お値段が抑えめでとても人気の作品です。
ペアにも人気のリングも再入荷です。


そして、スタンプワークの人気アーティスト、エマーソンビルの新作も登場。
豪快なスタンプワークの作品で知られるジュエリー作製キャリアの非常に長いエマーソンは、スタンプづくりの名人として現地では非常に名の通るアーティストです。




がっつりと一本つけるメンズスタイルにぴったりです。
実はエマーソン、去年心臓の大きなバイパス手術をしたばかり。半年間はスタンプを打つことが出来なかったのですが、こうやって今またジュエリーを作れることが奇跡的だと語っていました。

ドンデワ新デザインとビズビーリング




ズニ族のトップアーティスト、ドンデワの新デザインのペンダントが入荷しています。
伝統的なインレイワークながら、いつも新しいデザインに挑戦していくドンデワ。
その姿勢が他のアーティストと違うところです。
トップアーティスト、巨匠と呼ばれる作家に共通するところだと思います。
そして、ビズビーと14金を使ったリングも入っています。

スモーキーの大粒ビズビーをヘビーゲージの14金ベゼルで留めた素晴らしいリング。


特に細身の14金リングは、記念日やマリッジリングに探している方が多いですのでお早めにチェックしてくださいね。