魅惑のターコイズ



え?
なになになに?
もう一回?

ランダーブルー!!!!
…すみません。ずいぶんでかいランダーだったもので取り乱してしまいました…。
これは仕入れた商品ではなく、ニューメキシコ州ギャラップにある老舗レストラン/ホテル「EL RANCHO」のオーナーの私物です。西部劇時代、多くのスターや映画関係社が宿泊した由緒有るホテルです。
他に様々なビジネスを行ってる彼は、もちろんジュエリーショップも持っていて、ホテルのロビーなどでジュエリーを売らせています。

30~40年前に手に入れたらしく(かなり御高齢で、「たぶん~だったと思う」との返答でしたけど…)その当時は「まぁわりといい石」位の感覚で、枠に使われているゴールドと作り代より安かったとおっしゃってました。
いや~ターコイズは面白いですね~。ロマンがあります。
新しくターコイズを掘り出している鉱山もありますし、昔から続いている鉱山もあります。
もう出なくなってしまった鉱山もありますし、そんな鉱山でも「200m違う所を掘ったらまた出てくる」なんてことも有り得るハナシです。
コレばかりは自然の産物なので、誰も推し量ることはできません。
また、採掘、加工にも重機が必要だったり、採掘権を登記したりと、手間、費用がかかり、そのため閉山というか資金面で採掘を断念するケースもあります。
なので、いま狙ってる色のターコイズは、もしかしたら、今後も採れるとも限らない…。ってことです。
ターコイズものを買う時、スタビであれ、ナチュラルであれ「ピンときた!」感覚で買ってしまう性格なので、個人的にジュエリーとの出会いは「一期一会の運命的な出会い」だと思ってます。
皆様が、自分だけの一品!と思えるモノに出会えるよう、日々頑張っております。
ただ、冒頭のランダーはさすがに私物なので売ってもらえませんでしたけど(笑)
#8もどんどんなくなってきてる噂はありますし(あくまで噂ですけどね)今後どんなターコイズが希少になってくるのか?なんていつも考えちゃいます。
いや~ロマンがあります。
そんなロマン溢れるインディアンジュエリーセールです!
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ナショジオ

某スターバックスの缶コーヒー。
こちらでは缶コーヒーってめったにないんですが、
よく見ると、”Energy+Coffee”の文字。
え、えなじー??
つまり、コーヒー+リポDなわけです。
一石二鳥!!
味も、コーヒー+リポD。
・・・・・・ってかエナジーいらないからーーーー(泣)
さて、今回は、近所の野生動物たちをご紹介します。
題してナショ(ナル)ジオ(グラフィック)in New Mexico!!
さて最初の動物カモン!!
お口から草はみ出てますよ!
こちらはそこいらにいる野うさぎ。
ちょっとした空き地があると、ぴょこぴょこ動き回ってます。
ちなみに、プエプロ(ズニやホピなどの定住インディアンの総称)の人々の、トラディショナルな蛋白源(!!)でもあります。
さてお次。
チップとデール!!まさにチップとデールです!!
かわいすぎます!!
名前はよくわかりませんが、ゴールデン何とかいう種類のリスだそうで。
これまた、適当な空き地などに住んでて、たまにぴゃーーーっと道路を横切るデンジャラスちゃんです。
お次は・・・

まさに今までの2種類を食い物(!)にしている、コンドル先生です!!
優雅に気流に乗って飛ぶ姿はとってもすてき!!
羽を伸ばすとたぶん2m近くあるんじゃないでしょうかー
ちなみに、コンドル先生は、すでにお亡くなりの動物しか食べないので、上記のバックスバニーとチップとデールが、コンドル先生の爪にさらわれて、あ~れぇ~お助けぇ~~~~・・・・となってしまう姿は見なくて済むようです。
そして、最後はこちら。
バンビさん!
角がないので女の子かなー
それとも冬だから角がないのかなー
・・・専門的なことはよくわかりませんすみません(T T)
森のある所には大体住んでいるようで、夜のドライブの時にふらふら現れる危険ちゃんです。
しかしかわゆいですなーーー
こんな感じで、ニューメキシコおよびアリゾナのあたり、動物の宝庫でございます。
ご近所だけでこれだけの動物がいますからねー・・・
ジュエリーに登場する動物も、ほんとに身近な動物なんですねー
詳細こちら詳細こちら
詳細こちら
ちなみに、ハチドリ・ロードランナー・ブルーバード・コヨーテ・プレーリードッグなども身近に住んでおります。
まさにナショジオ!もしくはアニマルプラネット!!
上記の動物たちは逃げ足が速く、特にやつらは望遠レンズが嫌いなようで、望遠の準備をしている間に逃げられてしまいます(泣)
撮影に成功しましたら、またブログにてご紹介したいと思います!
追伸
もっとも身近な動物からもひとことあるようです
ねこ;「どうも、ねこです。いつも当ブログは犬ばかりアップしていましたので、猫派の人をも取り込もうと言うこすい作戦です。いかかでしょうか。私の魅力にめろめろでしょうか」
だそうです。
動物さいこーーー!
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あの!!Ernie Listerが!!

あれは先月の今頃だったと思います。
5月なのに、雪って!!
とか言っていたのは。
本日の気温、100度
100度て・・・・・・!!
いや、まぁ、もちろん「ミネラルウォーターが沸騰しちゃったよー」とかではないです。
いわゆる摂氏(℃)ではなく華氏(゜F)なんですが。
華氏100度といいますと、摂氏38度くらいでございますな・・・・・
温泉じゃんか!!インフルエンザの体温ぐらいじゃんか!!
しぇぱーど?さん;「あつうて、あつうて・・・」
影犬;「軒下から出られませんわー ちなみに、僕、なんか逆光で真っ黒に写ってますけどもね、もとからまっくろなんですわー」
・・・そうですか。
さて、春をスルーして夏が来た所で(泣)、
本日のタイトルに反応したあなた、もうマニアですね!!
そう、知っている人は知っている、
知らない人は知らないかもしれない、
あの個性派アーティスト、Ernie Lister氏がうちに来てくれたのです!
Ernie Listerは、ナバホ族のアーティストで、
マライカでもおなじみのトップアーティスト、Perry Shortyにシルバー作りを教えた人でもあります。
Perryは昔ながらの技法で、古いジュエリーを今によみがえらせたような作風で有名ですが、それは実はこの師匠譲りなのです。
これはErnieがジュエリー作りに使っている材料。
通常のスタンプワークの職人さんは、シルバー板を買ってきてそれにスタンプをするのですが、古来のインディアンジュエリーにこだわるErnieは、コインを溶かして作った手作りの銀板(写真左)か、
コインシルバーではないときでも、自分で銀の塊や粒を溶かしてつくる銀板(写真右、コインの下)しか使いません。
ちなみに、このコインが、Ernieがコインシルバーのジュエリーを作るときに使う銀貨なんですが・・・
1912
とか
1887
とか・・・
こ、これ自体すごくアンティークですけど!!
ちなみに、一番右端の一番大きいコイン、これ一枚で$200するそうですよ・・・
と、溶かすのもったいない!!(貧乏性)
そして、Ernieをワン・アンド・オンリーなアーティストにするのが、なんと言っても彼の荒削りで、プリミティブともいえる大胆なスタンプ。
ほんの一部だけお見せしちゃいます・・・
厚いシルバーの板を、打ち抜いてしまうかのような力強いスタンプ、
荒削りな仕上げ、
手作りの銀板ならではの、板のゆがみ・・・
これぞ「銀!!」という感じの、男の銀モノです。
この、他の人にはまねできない、プリミティブなジュエリーの源泉をたどって見ると、
Ernie Listerは、実はナバホ族のメディスンマン(儀式における呪術師の役割)なのです。
この日も、今からお葬式に行かなきゃいけないんだよねー、と言っていたので、メディスンマンとして呼ばれていたようです。
古くからのジュエリーを、ワイルドに、かつ繊細に再現するのがPerry Shortyならば、
Ernieは、先人の魂自体をジュエリーを通して呼び起こしてるようでもあります。
円空彫りに通じるような、この野性的な力強さは、
彼自身のスピリットや、先人たちのスピリットを、
古来の骨占をする巫のように、
シルバーに刻み付けているからではないのか。
などと空想してしまう、魂に呼びかける、スピリチュアルなジュエリーです。
その個性ゆえに、好き嫌いの分かれるアーティストですが、
はまってしまったら抜けられないこの力強さ!
かくいう私も、実は以前はErnieの作品のよさがわかりませんでしたが、
今はこの野性的な魅力にどっぷりはめられた一人です・・・
まだHP未アップですが、
ぜひとも出来る限りはやくアップしたい所です!!