器用な作家

今年のニューメキシコはとても雪が多いです!

今夜もまた雪が降る様子。

 

さて、今日の紹介はこちら。

誰の作品か一目で分かった人はすごい!

 

「家族代々伝わる作風」というのがもともとあるアーティストも多いので、「○○さんと言えばこのスタイル!!」っていうとらえ方をついしてしまうのが私たち。

スタンプワークと言えば●●

インレイと言えば○○

とか。

 

でも彼らは作り手なので、別にどんなスタイルを作ったっていいんですよね。

実は、この人のこんな作風見たことない!っていう作品にまた熱狂してしまったりします。

でも実際の所、アーティストはその人と言えば○○という「定番人気のスタイル」のオーダーが尽きず、新しいものにチャレンジする時間というものがそもそもなかったりします。

以前サンシャインリーブス×スティーブアルビソの動画で、

「自分たちの作っているものは作ろうと思えば誰だって作れると思う」

と言っていました。

 

そもそも、「新しいスタイルが作り出せるデザイン力」と「そのデザインを形にできる技術」がある人は本当に一握り。

それがこのような限られた道具で、リザベーションにある掘立て小屋で(失礼。。。)作られているとなるとジュエリーそのものの裏にある背景が浮かんできて、すごみが増します。

 

そうこれは、ハーマンスミスの作品。

 

以下、全部同じ人の手から作られたと思うと、なんだか色々なスタイルの作品を作り続けたピカソを思い出すような。。。。