Mary Tafoya 工房訪問

さて、先日のブログでご紹介したMary L Tafoyaさんの工房にお邪魔した時のお話。
家に着くなり、離れにある工房へ。

まず圧巻!だったのが、このテーブルにある石の数!!!


すごい数!!
すべて、マリーさんのペンダントになる素材。
長~くなりそうなので、今日は素材のご紹介から。
例えばこのペンダント、

スポンジコーラル・赤
サーペンタイン・緑
ターコイズ・水色
ジェット・黒
アラバスターシェル・白
オリーブシェル・ぐるぐる
ラピス・青
レピドライト・紫
ジャスパー・ピンク
という素材が使われています。
なんだか色を教える授業にも使えそうなぐらいたくさんの色が使われていますね。

↑こちらはバックの土台になる、サーペンタイン。
ターコイズを使うこともあります。
作品になると、こうなります。


↑マリーさんの「オリジナル」シェルのぐるぐるデザインはこの「カーニーシェル」から生み出されます。
他に、中くらいの大きさのマーブルがかかっているぐるぐるは「アラバスターシェル」

ちいさめのぐるぐるは「オリーブシェル」を使います。

これはブラックコーラルと呼ばれる、サンゴの一種。

カットした石をこうやって重ねてつけて、これを薄くスライスすると、
商品の右上に使われているみたいなカラフルな段の色合いが出来上がります。
古くからスペイン人、メキシコ人とのつながりが強いサントドミンゴのプエブロでは、様々な人がこういったジュエリーにつかう素材を売りに来るんだそうです。
昔は、サントドミンゴが育てるコーンやジュエリーなどの工芸品とのトレードもよくされていたそうですよ。
というわけで、次回は図工の授業みたいなマリーさんの制作風景をお届けします。