Happy New Year★2010

遅くなりましたが、新年の御挨拶、明けましておめでとうございます。
アメリカらしい新年を迎えたく、近くの街に出てカウントダウンに参加してきました。
お祭り気分の中、インディアンの食事にはめったに出される事のないお酒を飲んでいい気分でした。
アルコール中毒の多いインディアンの間では、飲酒はあまりいいものとされておらず、断酒をするインディアンが大変多いです。ギャラップでは日曜日になると、どこもかしこもお酒売り場のシャッターが閉まり、お酒が買えないというルールまで存在します。
さて、インディアン達の新年はというと…
ナバホズ二は特に儀式もなく家族でゆっくり過ごすようで、
サントドミンゴホピでは新年のセレモニーが連日あったようです。
クライアントの一人でもあるホピのチャールストン・ルイスに誘われてはいたのですが、雪の残る中ホピへの急こう配な坂道運転は怖い!と思い丁重にお断りしました。
私達と彼との出会いは偶然でした。
道に迷って訪ねた家が偶然にもチャールストンのお母さんの家だったのです。
『息子もシルバースミスなのよ。』と紹介され、現れたのが彼だったのです。
よくよく見ると家の中に彼の写真が飾ってあり、若かりし頃のハンサムなチャールストンの写真が見れました。ここだけの話、チャールストンは高校のプロムキング(パーティーの中で一番かっこいい人に与えられるもの)だったようです。
昔やんちゃだったのでは?と思わせる彼の工房は、お父さんになった今もどことなく男くさく、バンド活動もしてる音楽の趣味が垣間見れたりしました。
ロックな音楽が彼の作品にも影響しているんだな、と実感したのを覚えています。
これが彼の作品です。


このサンフェイスとフェザーのコンビデザインが彼の代表的なモチーフです。
どことなくマジックでイラストをかいた様なタッチが私は好きです。
自身のデザインには自信を持っているようで、今後ジュエリー以外の展開も考えているようです。音楽にしろ、アーティスト気質なんですね。
今後はというと、彼らしいちょっとワルいロックなアイテムを頼んでいます。
他のホピのアーティストとは違ったテイストは彼の持ち味です。
かっこいいホピのアイテムをお探しでしたら、チャールストン・ルイスが是非おススメです!!