ニューメキシコ州では毎日日差しが強く、紫外線対策が欠かせない季節になってきました。家の中からだとすごくよい天気に見えるのですが、なんせ風が強く、飛んでくる砂と闘いながら外に出る毎日です。
日本は桜が美しいようで・・・。私も気分だけ、携帯の待ち受けを桜にしてみたり。
さてそんな春の訪れを感じさせる、キャリコレイクの作品を今日はご紹介します。
鉱山主から購入した石を使っている、ハイグレードなシリーズ。
キャリコレイクは成分に亜鉛が含まれるためにグリーンになることが知られていますが、実は昔はグリーンのものはターコイズではないということで、捨てられていたそうです。時代を経て代表的で人気がある色がグリーンにかわってきたため、現在ではあまり採掘されないブルーのキャリコレイクも、ハイグレードのアップルグリーンの色と同様にレアだったりします。
「ブルーグリーン」と呼ばれる、一つの石の中にブルーとグリーンの色が混じっているキャリコレイクも存在します。こんな色の混じった作品も。
半分半分、色が違うのが分かりますでしょうか?
ウェブの入り方も、この重量感のある作りも、愛着がわくこと間違いなし。かなりのヘビーゲージです。石の厚みも素晴らしい作品。
キャリコレイクは、体温や身体からの自然なオイルによって鮮やかに少しずつ自分色にかわっていくターコイズでもあります。
こちらはダレルキャドマンの作品。
石の厚みが、ぜいたくー!
並ぶと、こんな感じ。
そんなキャリコレイクの豆知識。
猫で、キャリコというと三毛猫のことを意味するように、キャリコレイクというのは「色々な色が混ざった湖」という意味。もともとあった湖が乾き、そこの土地から掘り出されているターコイズが現在「キャリコレイクターコイズ」と呼ばれています。ランダーブルーやレッドマウンテンなどのハイグレードターコイズを生み出しているネバダ州ランダー郡に位置するターコイズです。
こちらの石の厚みも素晴らしいバングル。
このデザインは、女性にもマッチします。というわけで、女性サイズ。
そしてこちらは博物館クラス、キャリコレイク×3個のバングル。
アップルグリーンの深い色あい、石の大きさ、何重もされたシルバーの細工、本当に出会うことのできない逸品です。見ているだけで、うっとり。