インディアンマーケット

昨日、年に一回の全米最大のネイティブアメリカンショー、インディアンマーケットが開催されました!

今年も多くの人が訪れていた週末。

さて、受賞作品は。

ジェニファーカーティス、ベルト部門一位!

このコンチョベルトに時間をかけすぎて、他のものが全然作れなかったーと言っていたので、受賞して本人はとてもホッとしていました。

ハリソンジムはオールドスタイルのプレートで2位を受賞。受賞作品の展示の時にはハリソンの作品だと気づきませんでした!こぶし大ぐらいのインゴッドシルバーをひたすら叩き、打ち出して作ったのだそうです。

こちらはブライアントム。マライカではアーティストとして扱いは今ないのですがモザイクインレイを作っています。感性が素晴らしくとてもセンスがあって大好きな若手アーティスト。シェルにモザイクインレイを施したストーリーネックレスで受賞しました。こういった才能がある若手がどんどん出てきてくれるのがとてもうれしいです。

そして、これらのジュエリー部門トップを飾ったのがウェズウィリーのボロタイ&バングルセットでした!!

ハイグレードモレンシを使った美しいインレイ。

 

そして、BEST of SHOW、ラグやジュエリー、バスケットなどすべて含めたこのインディアンマーケットの一番の作品に選ばれたのは、こちらの作品。

ラグナのPat Pruit、ショー中は常に人だかり。

この作品はチタンで作られた作品。760時間かかったそうです。アートですね!

今年感じたのは、まじめにこだわりを持ってきっちりと作品を作り続けている人は必ず成功しているなということです。人柄が作品にも反映してくるし、もっともっと作家の背景も踏まえて作品を紹介していきたいなと思いました。

そして昨日は、皆既日食、99年ぶり北米横断!

ニューメキシコでは75%の日食。ちょうど曇っていたので肉眼でもしっかり見えました。

ナバホ族、ズニ族では日食は非常に不吉とされ、その日は出かけてはいけないと言われています。日食中、食事や睡眠はしてはいけず、家で静かにしているのだそうです。町にはとても人が少なく、半分ぐらいの生徒が学校に来なかったりと、また文化の違いを学びました!

ベラ新作

お盆ですね。

ニューメキシコ州も連日暑く、サマーフェスティバルやセレモニアルなども行われ夏という感じです。が、この時期に新学期!しかも学校によって始まる時期が最大一か月ぐらい違う・・・。なかなかの文化の違いです。

さて、再熱しているホピジュエリー。人気のベラタワホングバのいつもと少し違うスタイルの作品が入荷しています。

プチペンダント。ベラとしては非常に珍しいこのサイズのペンダント。チャームや重ね付けにぜひ持っておきたい作品です。

10年ほど前にはよく見かけたチョーカータイプ。実はどんなスタイルにも合わせやすく、一点でとても豪華に見えるので隠れた人気のアイテムです。

ベラの繊細なカットがこのサイズで女性でも味わえるという素敵な作品。

さらに、石付きリング。これはすべてターコイズとデザインの出会いですのでまさに一点もの。幅広でもサイドがカットされたデザインになっているので、着け心地がとてもいいです。

ホピの作品、魂がこもっていていいですね。