リンドンバグベルトが1位を受賞。

フェニックスでのショーが終わり、ニューメキシコへ帰ってきました。

さて、ショーのジュエリー部門の一位を取ったのは、リンドンツォーシーのバグデザインのコンチョベルト!!!

マライカで復刻アイデアを出してからというもの、細々と作り続けてきていたバグデザイン。Air Peopleという題名が付けられたコンチョベルトが堂々の一位を受賞しましたよ!

↑これは受賞作品ではないのですが、少し前にコレクションアイテムとして仕入れたものです。

「厚みのあるシルバーは昔の手法にこだわった、インゴットシルバー。スタンプは、1880年代から1930年代の古いスタンプをこの作品のために手に入れ、それを新しいスタンプと混合させて古いバグデザインを復刻した作品。

もともとナバホ族は、家の中にいるバグ(昆虫や虫)を家を守ってくれるものとして信仰してきました。このバグデザインを唯一継承する巨匠マッキープラテロの技を肉眼で見ることのできる数少ないアーティストであるリンドン。」

うれしい受賞報告でした。

他は、カルヴィンロバトがヒシで部門三位、作品をコンペに出さなかったアーティストが今年はいっぱいいました。

フェニックスのショーは例年、コンテンポラリーな作品が選ばれることが多いのですが、その中でリンドンツォーシーのトラディショナルスタイルが一位をとって、改めて一からジュエリーを作る手間や背景が見直されたような、そんな気持ちになりました。

最近仕入れた作品の一部。

バスケットを編むデモンストレーションを初めて見ました。

途方に暮れるような手間に感動しました。