ベネットカゲンヴェマの芸術作品

前回のブログ「ホピの季節」でも少しご紹介した、ホピ族のBennett Kagenvema(ベネットカゲンヴェマ)のご紹介です。

ホピ族を代表する「オーバーレイ」という技法で仕上げられるインディアンジュエリー。
2枚のシルバーを重ね合わせており、デザインを細い糸ノコでカットしたシルバープレートを土台のシルバープレートの上に貼り合わせていきます。

(※こちらはベラタワホングバのカットしたプレートです。)

このデザインを描くだけでも難しいのに、それを糸ノコでカットしていくなんて…
感服の職人技です。

中でも本日ご紹介しているベネットカゲンヴェマは、絵画の如く繊細なタッチで描かれ作り出されるジュエリーは、ついつい見惚れてしまうまさに絵画のような作品を生み出しています。

引っかき傷のように掘るエングレーブといわれる技法やスタンプワークを駆使し、よりリアルに立体的に描かれる作品がベネットカゲンヴェマの最大の特徴であり魅力の一つです。

ジュエリーに落とし込んだホピ族の伝統と大自然を感じつつ、身に着けていただけたら嬉しく思います。