ビズビー大量入荷

以前ブログでもご紹介した、こちらのビズビーが少しずつ作品になっていますが、
そのビズビーで、あまり作ることのできないシンプルなピアスをどーんと作りました。


今後こんな機会はないと思ったので、できるものはできるだけマッチさせて作品を作りました。
石を選び始めて見ると、合わせるのがとても難しくて何日か目がちかちかしていましたが。
一点一点表情が違うというのがターコイズですからね、それが似た表情をしているというだけでキセキ!
珍しいのですぐなくなること間違いなしです。
高額のピアス(特にフックタイプ)は、紛失することを恐れてなかなか手が出ないという方もいらっしゃいますが、着けている時の紛失防止策として、私はこんな風にしています。

シリコンのキャッチ。
ポストタイプはキャッチの部分を少し締めて、キャッチをするときにかなりキツイぐらいでしておくと外れにくくなります。
取り外した後は、小さいポーチかジュエリーケースに入れてしまっておけば、あれ?どこ行ったっけ?ってならないですよね。
後ろのピンが長いピアスはこんな風に二重キャッチにするといいとも聞きましたが、ピンに余裕があれば、できると思います。

小粒のものは、男性がさりげなくつけられるサイズになっていますよ。
ビズビーピアスの新入荷はこちら
さらに、一生もののバックル。


この色の変化とともに人生を楽しみたい方に。
ビズビーの新しい作品はこちらをチェックしてください。

ランダーブルーのペンダント

ランダーブルーターコイズ・・・・・
レア度、質ともにNo1のターコイズとして知られるランダーブルー。1973年ピクニックの途中にリタという女性がこの鉱脈を見つけたというのは非常に有名な話です。40キロあまりしか採れず、そこから採れたターコイズは美しい青に非常に細かいスパイダーウェブが入っており、世界中のターコイズの中でも最高級とされています。もちろん非常に高価で、もうほとんど市場に出回ることはありません。財産になる宝石です。
なかなかめぐり合うことができなかったり、偽物にだまされたり、バイヤーさん泣かせのこのランダーブルー。
ターコイズを知り始めた人はいつか本物を見てみたいと思うのです。
ターコイズの知識が全然なかった頃、先輩がランダーブルーのリングを婚約指輪にしていました。何も知らなかったけど、すごいと思ったのは今でも忘れません。
そんな記憶に残る石。
去年2013年に、古いジュエリーを中心に集めている白人のトレーダーの方の放出品を購入いたしました。
ジュエリーにしてみるとわかりませんが、こんな古めかしいカラット表記のテープがついていたり、時代を感じさせます。

シンプルにシルバーでまとめたペンダントを5点作りました。
渋みと粗さがまた思った以上にマッチしました。





ダイヤモンドもいいですが、世界に本当に一つだけしかない、歴史あるこのターコイズの王様を一生の宝にするなんて、本当にステキですよね。

ビズビーの表情

4月になりましたね。
桜が見たい季節です。
こちらはというと、連日嵐のような強風!
色んなものが飛んでいて危ないです。昨日は道路沿いに大きいドラム缶が転がっていて、唖然としました。砂が舞うからホント、目も開けていられない強風の季節到来です。
さて、少し前に大量にビズビーを仕入れました。


「1959年から63年にカットされた」という年代のしっかりしたもの。
古いだけあって、カットの仕方がかなり独特で裏のバッキングが割れてしまっていたりして、ようやく整理が完了しました。
ビズビー、というとどういう表情のものを想像しますか??
今回は、色んなビズビーをご紹介したいと思います。

ターコイズ好きの方が想像するビズビー、ハイグレードビズビー。
鮮やかな青みと濃い赤茶色のマトリックスが入ったもの。
ビズビーは全体的に高騰していますが、このグレードのモノは本当に手に入りにくく、価格が上がり続けています。

個人的に一番好きな、グリーンがかった古みのあるビズビー。
オールドスタイル、ビンテージジュエリーなどにセットされていると本当にいい味がでます。年代による色の変化も楽しみたいですね。

スパイダーウェブの入ったビズビー。これもかなりレアです。
硬度は別として、ビズビーの中からどれだけこういった表情のものが採れるかというレア度で行けば、スパイダーウェブが断然一位だとか。どこまで本当かは疑問なところですが、確かにあまり見ることができないものです。

こんな表情のものもあります。すごい巨大!「その石なんですか?」「実はビズビーなんです」って言ってみたいですね。

こちらも個人的には大好きな表情の豊かなビズビー。
この大きさを活かし、渋いボロタイにしようと思っています。
古さを感じるこのカット。ビズビーの山脈が完成です。


まるで富士山!

時代を超えた石は、本当に魅力的です。
ビズビーのジュエリーたちは、こちらに

ナチュラルVSスタビライズVSブロック

今日はオーダーのためにターコイズを選別する作業をしていました。
最近ターコイズについて、よく質問されます。
ナチュラルのアメリカンターコイズってもう市場にほとんどないと言われているけど、なぜここにはこんなにたくさんあるのか。とか、スタビライズでもナチュラルとして売っているのではないかとか。
前にも書いたような気もしますが、また書いてみます。

“ナチュラルVSスタビライズVSブロック” の続きを読む

ニューランダーのグレード

今日は「ターコイズのグレード」についてのお話。
ナチュラルターコイズのグレードは硬いほど高いというのはみなさんご存じだと思いますが、
どれくらい硬いのかというのは見た目だけではわかりにくいです。
硬度と色は比例していく事がほとんどなので、「詰まってギューッと密度が濃くなる=硬い」ほど透明感があり、硬いほど濃い色味になっていくのが鉱物のしくみです。
青みやウェブのあるターコイズは比較的見た目にもたくさん比べてみればわかりやすい。
が、色味やウェブの表情など、グリーン系の石、特にニューランダーキャリコレイクはグレードがかなりわかりにくい!個人的に思っていました。
ターコイズを長年カットしているカッターさんでもあり、石のディーラーでもある人に、この二つのターコイズ(カルコシデライト)について勉強させてもらいました。
まずは成分的にはターコイズではなく、カルコシデライトになる、「ニューランダー
様々な表情があり、とても人気のある石です。


↑硬度低


↑硬度中

↑硬度高
この中はすべて「ハイグレード」に分類されますが、中でも

右側の丸4個。
ブラックウェブから染み出るような「ウォーターウェブ」がじんわりとターコイズに染み渡っているのが分かりますか??マニアの中では、ディープブルーウェブ(黒と緑が混じった所が何となく紺色のようなブルーに見えます)と呼ばれていまして、非売品にしているところもあるそうな。
左側の丸の中は、クラシックなニューランダーの見た目です。
こうやって見ると、ウェブの入り方、見た目のプリッと感、色味などの違いが分かりますね。
どのターコイズにも言える事ですが、マトリックスの入り方、ようするに見た目の表情で見た場合はもちろん個人の好みになりますので、

そのディーラーさんは、個人的にはこの硬度は低いと分類される中の石がナンバーワンだそうです。
ちなみに、このニューランダーはネバダから採掘されるカリコシデライトですが、アリゾナからもとれるそうで、アリゾナのものは

こういった表情の物が多いのだそうです。
そういった視点から見てみると、現在ネット掲載中のニューランダーの商品、かなーりクオリティ高いものばかりです。
長くなってしまったのでキャリコレイクについては次回にします!

新作ビズビー

最近ネットに公開された新作たちの中には、ビズビーのアイテムがたくさんあります!!
値上がりを続けるビズビー。
すばらしいハイグレードビズビーをたくさん入手することができまして、たくさんの大作が出来上がりました。ビズビージュエリー放出中です。
どんどんいきます。
商品の詳細は、写真をクリックしてチェックしてくださいね。

Wilson Jimの重厚シルバーバングル。

Leonard Nezのオーバーレイ×ハンドメイドベゼルバングル。

Charlie Johnのハンドメイドビーズ×シャドーボックスネックレス。

Arnold Goodluckのオールドスタイル豪華5個付きバングル。
この色味、何とも言えず魅力的です。

スリーピングビューティの話

オンラインショップリニューアル!!
リニューアルキャンペーン!会員様限定、全品ポイント2倍!!7/5(金)13時まで!
お見逃しなく。
さて、今日はスリーピングビューティ鉱山の話。
ジュエリーにセットされるキャボションはもちろんのこと、ズニ族のインレイ用、ネックレスのビーズ用、細かいクラスター用と様々な用途で使われているスリーピングビューティ
アリゾナにあるこの鉱山は、他の多数のターコイズ鉱山と同じく、銅を採掘する会社の銅山の一部です。
銅会社は、広い大地を移動しながら銅を採掘しているわけですが、
去年、この会社が次に銅採掘する場所を現在ターコイズが採掘されている場所にしたため、ターコイズの採掘業者は退去を余儀なくされました。
スリーピングビューティ閉山です。
採掘量がかなり多いターコイズなので、そこまで市場に影響しないかなとは思っていましたが、プレーンな空色一色の定番のものでさえすでに以前の2倍で売られています。
ザ・ターコイズといえばスリーピングビューティ。
値段もお手軽なものが多いというイメージのスリーピングビューティでしたが、今後はそうじゃなくなってきますよ。
以前キングマン鉱山のブログでも少し触れましたが、ターコイズは銅や金に比べるとちっぽけな副産物。


こんなブルー!!!の入手困難なものは現在いくらになっているんでしょうか。。。
というわけで、すでに2年目にして値段急上昇。今後どうなるのか見もののスリーピングビューティです。

オービルジャック、カナネア

ゴールデンウィークまっただ中!ですね。
そんなことにも気づかずに黙々と発送準備をしていたら、いつの間にか5月・・・。
連休から、夏に向けての活気が出て一気にターコイズ物が売れるようになる例年。
今年も早速フレッドピーターのシンプルペンダント、オンラインショップにアップされました!
イサカピーク、ブロークンアロー、キャリコレイク、ナンバーエイトなどなど。

こちらはイサカピーク。
すでにビズビーは品切れとなっております。。。
やはりビズビー。ここのところ入手困難のうわさが広まっているのか、以前にもまして人気ですね。

先月入荷しているこちら、
Ovil Jack です。
鉱山を発見したオービルジャック氏から名がついた鮮やかな黄緑色のレアターコイズ。めったに市場に出回る事のない幻のターコイズとして愛好家に根強い人気があります。
この色合い、何とも言えない・・・・。
日本に帰った際に、何人かのお客様に、オービルジャックは入らないんですか?と言われ、探していました。
ようやくルースを手に入れましたので、他にも続々とジュエリーになっています。

ぜいたくにもDan Jacksonに使ってもらったら渋い仕上がりになりました。
他のオービルジャックの商品はこちらから。
そしてほんの少量だけ、カナネアというターコイズも入荷。

メキシコの大規模銅山からとれたターコイズ。メキシコのターコイズでこんなハイグレードの物、見たことがなく珍しいので仕入れてみました。
他4点ペンダント入荷しています。→→
そして、マライカのハイグレード店MITIうめきたもオープンしましたので、
お店に並んでいる商品がネットにも公開されています!
ぜひこちら、ご覧くださいね☆
連休、仕事の方も、時間を持て余してる方も、こちらで新商品をチェック!してみてください。
こちらは、今週雪かも。。。。なんて予報が出ています。

この季節といえば…

さて、この時期のアーティスト達はというと…
すっかりハードミュージアムショーのモードに入っています!!!
ハードミュージアムショーはネイティヴアートショーの中でもトップ3に入る格式の高いショーで、まずは半年前から写真によって厳選され出場者がふるいにかけられます。
なので集まるバイヤーもコレクターもそれなりのものが見られると期待していくわけです。規模は小さいですが、夏のインディアンマーケット、冬のハードミュージアムといった感じですね。
中にはマイペースなアーティストもいますが…
30歳の誕生日という事で、30個のドーナッツで祝ってくれた
ゲーリーおじさんこと、GARY REEVES氏。

初孫もできたという事で最近仕事にも熱入ってます。
(仕入れほやほやのバングルです。。)

キングマンターコイズ 15万円
Gary Reeves氏の作品はこちらから→★★★

遅ればせながらビズビー!

だいぶ更新が滞ってましたー!!
久々に、風邪ひきましてぐったりしてました。
年を重ねるごとに、治りが遅くなっているような気が・・・・。
これからまた忙しくなるのでがんばりますよー!!
遅ればせながら、年末に久々にハイグレードビズビーが手に入りました!!!

さっそくシンプルなペンダント&リングにできあがってます!
ハイグレードビズビーがこんなに大量に入るのは、この先ないんじゃないかと思います。
どこのバイヤーさんも、かなり苦労してます。
そして値段も上がること間違いなし。

ネットには、年末にせっせと準備したサイズ展開のあるリングが公開されてますよー。
定番のシンプルなリング、サイズがない!という声にお答えしましてオーダーをかけていたものが出来上がりました。
シルバーの定番リングは合わせやすいし、何個持っていても重宝します。
今なら、ペアのサイズも探せます!!!
特大サイズもあります!!!

そして、おととい入荷した、アパッチブルー。
ラフの写真です。



ここ半年でかなりいいグレードのものが採掘されているようです。
パージャンやキャンデラリアを思い起こさせる、ステキなブルーに黒から赤茶色のウェブ。
キャボション、作品その他詳細はまた後日お届けしますー!
今日のニューメキシコは、久々に霧がかかってます。
週末はまた大雪の予報・・・。