ホピ族、ジェラルドロマベンテマのオーバーレイ作品。
カットの細かさ、美しさが彼の作品の魅力。
まずは、シルバーの板にデザインを刻んでいきます。
同じデザインを何回か使うときは、真鍮やニッケルの板で一回型をとり、それを写し絵の要領で写していきます。この板は、絵が描けるように、シルバーの板の上にブルーの色がのせてあります。シルバー色のままその上にデザインを刻む人も多いです。
糸のこで切り始めるところに、穴を開けます。
そして糸のこを用意。
描いた線に沿って、切っていきます。
シルバーの粉を、刷毛で払いながら、ひたすら糸のこを動かします。
こんな感じで刻まれていきます。
まっすぐに切っていかないと、すぐに切れてしまう、のこぎりの歯。
シャープペンの芯ぐらいの太さ。
こんなに細かいんです。
手が込んでます。