持ってきてくれました。

先日ブログで書いた、受賞は逃したものの、ものすごく美しいリンドンツォーシーの作品。
こちらです!

ロシアの「インペリアルイースターエッグ」からヒントを得た作品だそうで、ウィキペディアで調べてみると・・・・。
インペリアル・イースター・エッグ(英語:Imperial Easter Egg)は、ロマノフ朝のロシア皇帝アレクサンドル3世、ニコライ2世が、皇后や母后であるマリアとアレクサンドラのために、金細工師のピーター・カール・ファベルジェに依頼して作らせた美しく精緻な美術工芸品のイースター・エッグで、多くのものにはサプライズと呼ばれる創的な仕掛けが仕込まれている。
1885年から1917年の間に58個作られたとされているが数については異説もある。現在、その所在が確認されているのは44個であり、約4分の1の14個が行方不明である。
オークションに出品すると10億円の値打ちが出るものもある。
だそうです。
ずっとこのアイディアを作品にしたかったそうですが、この卵の形をどうやって形作るか、試行錯誤していたそう。
ある日ボウルのような形の鉛を見つけ、それでシルバーをたたいてみたところどんどん丸くなっていって、ようやくこのアイディアを実現することができたそうです。
中を開くと、これまたすごい!

ふたには、ラピスがインレイされていて、中にはターコイズ。底にはジェイドが!!
中のターコイズは昼の空を表し、上のラピスは夜空を表しているそうです。ラピスの中に入ったパイライトが、まるで天の川のように見えるのです!
重さなんと約5キロのこの作品。
サイドのデザインもすばらしいです。

ここにもジェイドがインレイされています。
ちょこんと乗ったサバクツノトカゲに遊び心も感じますね。
写真の角度を変えようと動かしてみたものの、簡単には動きませんでした。
まさに芸術!!!