12月に入ると一気にクリスマスモードのアメリカ。
どこもかしこもクリスマス色です。
さて、師走という事もあってみなさん大忙しではないでしょうか?
そしてそろそろチラつくクリスマスギフト!
今日は一生の宝ものになる事な違いなし、まさにアートと呼べる素晴らしい作品を作る作家さんの紹介です。
Wes Willie ウェズ・ウィリー
32万円
〝スカルプチュア・インレイ〟とよばれる凸凹と角度をつけた
インレイを得意とするコンテンポラリーの作家です。
オースドスタイルを得意とする作家の名前が並ぶマライカでは
珍しいコンテンポラリーな作家です。
つまりそれだけ私達バイヤーが惚れ込んだ作家さんなのです。
彼のジュエリーをみて、伝説のジュエラー〝チャールズ・ロロマ〟のジュエリーを思い出す人も多いのではないでしょうか。
時に彼のジュエリーはロロマと比較されるほどに美しく完成度が高いです。
同じようなスタイルの作家は多くいますがその石の角度のつけ方、そして細部の丸みの持たせ方はまさに群を抜いており、
ウェズのセンスの良さが一目瞭然です。
14万円
そして多彩なジュエリーは主にターコイズ、アイアンウッド、コーラル、ラピスラズリ、アイボリーなどナチュラルな素材から織りなされます。
コーラルひとつとっても淡いピンクから情熱的な赤、そしてオレンジまで幅広く使い分けているから驚きです!!
またターコイズ好きのウェズはジュエリーには自分で選びぬいたハイグレードターコイズを使います。クオリティはもちろんですが、ネイティブにとって神聖な石であるターコイズには特に敬意をはらって使うそうです。
また3Dのアートとも呼べるデザイン実はデッサンはないそうです。
その時の感覚で気の赴くままに多彩な石を組み合わせ、
職人の勘で石に角度をつけてカットしていくんだとか!
ウェズと話を聞いていると彼の中に確固たる美意識と、試行錯誤して見つけた彼の職人として確信があり、
そうして生み出された素晴らしく美しいジュエリーからは彼の
芸術家としての飛びぬけたセンスを感じます。
彼のジュエリーをロロマの模倣と思う人もいるかも知れません。ですが、彼のジュエリーと向き合うと、知れば知るほどそれはただの模倣ではなく、彼のオリジナル性がちゃんとあります。
ぜひ重厚感のあるウェズのジュエリーをお手に取ってご覧になってみてください。
単なるインディアンジュエリーではなく、アート作品であるという感覚が味わって頂けると思います。
今年の夏にウェズを招いて行ったデモンストレーションの様子もアップしています。
こちらから→★★★