早めの寒波とマトン。

週末は寒波到来。
近隣の町ではどこも雪が降りました。
寒くて、車の運転は心配ですが、初雪はいつもなぜかワクワクしてしまいますね。
雪の降り積もった次の日はなんか清々しい気持ちです!

そんな寒い日は、このマトンシチュー(羊肉のスープ)に限ります。

誕生日会、パーティー、儀式、どんなときにも登場するマトンシチュー。部族によっていろいろなシチューのスタイルがあります。
こちらはナバホ族のスタイル。
左は、畑でとれるトウモロコシを乾燥させた、マトンシチュー。
右は、野菜を入れて煮込んだ、ベジタブルシチュー。
欠かせないのは、フライブレッド(揚げパン)です。
その上には、ブルーコーンマッシュと呼ばれる、ブルーコーンの粉と灰を混ぜてつくった、おかゆみたいなもの。
このおかゆを少しずつスープに入れて食べます。
最初は驚きましたが、だいたいのスープやシチューは、お肉と野菜などで煮込んだだけ。
何も味がついていません。
なので、食べる前に塩を入れたり、チリを入れたりして好みの味にしてから食べます。
家族の集まりや儀式のときに作られるものなので、食べたい!と思ってもレストランなんかで食べることができない、特別な味ですね。
が、何か儀式や集まりなどがあるときの作る量といったら、すごいです。
羊を5頭、とか、8頭とか・・・・。給食なみの下ごしらえです。
羊を一匹頂くときは、こんな豪華なバーベキューにもなります。

といいながらも、今週はサンクスギビング、七面鳥の日です!