ブログの更新が遅れています、すみません!
インディアンマーケットを挟みましたが、ジェシーの工房訪問続きです。
とにもかくにも、この作風の味をどうやって出しているのか知りたかったのでお願いしてバングルを製作してもらうことに。
インゴットのコインシルバーの塊を、ひたすら叩いてなめし、作りたい作品の形にしていく。
なめしながらひたすらハンマーでたたいていく。
音がすごいから気を付けてというジェシー。
チゼルワークであっという間に出来上がっていくデザイン。
若手ながら多くのアーティストと交流があり、この日も一人のアーティストが訪ねてきていました。
こうやってアーティスト仲間でつくり方などの情報を交換し合うのはあまり見ることがない光景で、ジェシーの人柄ならではだと感じました。
1/4クリーク族のジェシー、インディアンの血が4分の1入っていれば法律的にはネイティブアメリカンとして認められますが、他のネイティブと違い見た目は白人さん、そのジェシーが南西部のネイティブアメリカンのジュエリーを作るということに100パーセントネイティブのアーティストからすると色々な意見があるようです。
が、本人からしたら昔からなじんできたジュエリーであり、シルバースミスとなるのは至って自然なことだったようです。
家族から受け継がれて自然となるシルバースミスとはまた違い、ちょっとオタク気質ともいえるターコイズへの愛とインディアンジュエリーに対する熱意が現在のスタイルを築いてきたことが分かります。