伝統的なものは繋がっている

久々の更新です。

しばらく日本に帰国していました。長年アメリカにいると、完全にアメリカの感覚に慣れ、日本に帰るとすべてがぜーんぶ小さく、自分が巨人になったようなミニチュアの世界にいるみたいな感覚になります。

それにしても今回は日本にいる外国人旅行者の多さに本当に驚きました。観光スポットみたいなところは、本当に外国人観光客がいっぱいでした。

観光スポットの定番、箱根に行ってきたのですが、今までずっと行きたかった寄せ木細工のお店でいろいろお話を聞かせていただき、ネイティブアメリカンジュエリーと重なる所が多々あってとても感動しました。

これが寄木細工の作品。

すべて木でできていて、組み合わせて形を作りボンドで接着したら、それを上から特大のカンナで削ります。

こんな風に紙のような薄さに。

細かい線も、ぜーんぶ自然の木でできていて光で透かして見るとその間に光が差し込みます。

「身近にある材料で、工芸品を作る」

それが伝統工芸品として今も脈々と受け継がれているその本質に立ち返らせてくれました!

マライカの商品では、インドなどのアジアやアフリカなどでもその本質に触れることができて、出来上がりの見た目は違えど伝統的なものはやっぱり繋がっているんだなぁと感じます。

そのものがどこで、どうやって、誰が作っているかという背景を知りながらする買い物は特別ですね。