今月の入荷はかなりピンポイント

お久しぶりになってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

こちらニューメキシコ州は感染者数は平行線ですが、外出する人がとても多くなったなという印象です。色々な規制がどんどんと緩和されていますが、それでもまだネイティブアメリカンの人たちはゆっくりと生活を戻しているという感じです。

それにしても、実は今過去15年ぐらいの中で一番ネイティブアメリカンジュエリーの在庫が少ない状況にあるというトレーディングポストが多くあります。

マライカではアーティスト個人と取引しているので安定して入荷できているものが多いのですが、「日銭を稼ぐためにジュエリーを作る人」というのがこのコロナで激減して、さらに銀価格も高騰したため手軽に手に入る小さいアイテムというものがとても入手しにくくなっています。

多分、今モノによってはマライカの方がたくさんジュエリーがあるのではないでしょうか。。。

今後はまだどうなるか分かりませんが、この状況はしばらく続くと思われるので、いつも店頭にあったようなインレイのピアスや小さい石のリングなど、そういうものがどんどんと姿を消していくかもしれません。

このコロナ禍になって少しずつマライカのジュエリーのラインナップが変わっていることにお気づきのかたも多いかもしれませんが、「ありそうでなかったもの」「昔はあったけど今はあまりないもの」を考えながらピンポイントで作品を作っています。

ターコイズが高騰してからあまり作られることのなくなったブレスレット。イミテーションのファッションターコイズは安価で手に入るかもしれませんが、「アメリカで作られたもの」というそのフレーズが重要です。

ビーズのデザイン、ナバホパールのデザインを任せたらいつも素晴らしく丁寧に仕上げてくれる、リバグッドラックの作品です。ネックレスも以前ご紹介しておりますが、色々なシリーズで入荷しています。

 

こちらはサンシャインリーブスのハートスタンプシリーズ。

6年ほど前、インディアンジュエリーのモチーフでハートや星を作ることが流行りました。その時はファッションとして流行ったこともあり、インディアンジュエリー、スタンプワークでハートなんて、、、と元祖インディアンジュエリーファンで合った方たちには少し拒絶反応があったのですが、流行ものとしてではなく一つの作品として継続し、ハンドメイドのインディアンジュエリーと何ら変わりはないと理解していただけるようになったような気がします。

こちらはリング、ピアス、コンチョの三点が入荷しています。

 

こちらは昔はあったけど今は見かけることがなくなってしまった作品。

シンプルで古い作りで、しっかりとした重さがあって、ハイグレードの石が付いているバングル。

古い雰囲気を出すために自分で敢えてスタンプを作って仕上げてくれたフレッドピーターに感謝。こちらは石を愛でて育てる人におすすめです。