レア作品シリーズ

オーダーしても、常に手に入るとは限らないのがインディアンジュエリーの醍醐味でもあります。アーティストの感性に任せたその幅を楽しむ、特に石とのバランスはアーティストに任せることが多いのですが、そんな中でできた至極の作品たちが続々と仕上がっています。

まずは、フィリスコーンシスビズビーターコイズを使ったクラスターシリーズ。

ラフのビズビーが手に入ったけど??と聞かれ、ぜひぜひクラスターのジュエリーにしてください!とお願いしたこのシリーズ。これはナチュラルの素材しか使わないフィリスの仕事だからできる作品たち。ピアスやリングでも、ビズビーの渋みとしっかりしたシルバー使いの高級感あふれる作品になりました。レディースのファッションとしてクラスターのジュエリーが人気ですが、こういった一点ものアーティストクラスターもぜひおすすめしたいです。


こちらはハワードネルソン。信頼できるハワードネルソンには今回、ただただお任せで石からイメージを湧かせて作ってもらいましたが、言葉を失うほどの素晴らしい作品に仕上がりました。


ペリーショーティのシンプルバングルもようやく入荷しました。前回この3ラインが入荷したのは7年以上は前のような。

そして新アーティスト、マークアンティアのヘヴィーヘヴィーゲージバングル。とにかくヘビーゲージにこだわるマークは、ガタイがとてもよいケンカが強そうな、でもフレンドリーなアパッチ族。あらゆるスタンプが曲がってしまうという凄腕。

これはぜひ触って感じていただきたい「過去最高のヘビーゲージ」です。

 

デルバートゴードンのバングル

季節の変わり目になりましたね、これから秋冬に向けて使えるシルバー物が新着にどんどんと入荷してます!!

とりあえず、見ていただきたいこの作品たち。

その時にちょっと予算が足りなくても、買わずにはいられないデルバートゴードンの作品。この細工だけに作品を作るのにはとても時間がかかり、でも手を抜くことは絶対にしないまさにシルバースミス、「ザ・職人」

一目見るだけですぐにデルバートゴードンの作品だと分かる、豪華ながらきれいに仕上げられたオールドスタイルです。

裏面は、こんな風にスタンプが施されてます。

デルバートゴードンの作品、店舗にも少しずつ増えていますのでぜひ生でご覧になってみてください。

 

ハリケーン被害とセルフガススタンドの話

テキサスのハリケーン「ハーヴィー」の甚大な被害に胸が痛い毎日です。自然には逆らえないですが、それとは違って北朝鮮のニュースはまた心配です。

アリゲーターやサメが洪水の中に侵入してしまっている地域もあるそうです。駐在日本人の方で避難をしているご家族もいらっしゃると聞きました。被害がこれ以上大きくならないことを祈ります。

ヒューストンという大都市のハリケーン被害で、郵送関係や日常品などにも少しずつ影響が及んでいます。昨日から、ガソリン代が跳ね上がる!とうわさされていましたので一応今朝ガソリンを満タンにしておきました。

そう、アメリカのガソリンスタンドのセルフで日本のクレジットカードを使おうとすると、ZIP(郵便番号)を入力する画面になり、日本の郵便番号を入れても使えない。。。どうしたらいいのですかという質問を時々受けます。

国際カードはセルフのガソリンスタンドではどうやら使えないようです。駐車してガソリン台の番号を覚えて、満タン=「Number 3 Full if Up」と店員さんに、伝えてカードを通してもらい、入れ終わったらまた中へ、「レシートプリーズ」

せっかくのセルフで外で終わらせたい所ですが、現金でも中に入らなくてはいけないのでどちらにしても店員さんとの会話をしなくてはならないようです。使えるところもあるのかもしれませんが、ニューメキシコでは今のところ聞いたことはありません。そんな豆情報でした。

ロンベドニーの新作、入荷してます。

いつもの表情とは少し違った一点ものとなってます。

インディアンマーケット

昨日、年に一回の全米最大のネイティブアメリカンショー、インディアンマーケットが開催されました!

今年も多くの人が訪れていた週末。

さて、受賞作品は。

ジェニファーカーティス、ベルト部門一位!

このコンチョベルトに時間をかけすぎて、他のものが全然作れなかったーと言っていたので、受賞して本人はとてもホッとしていました。

ハリソンジムはオールドスタイルのプレートで2位を受賞。受賞作品の展示の時にはハリソンの作品だと気づきませんでした!こぶし大ぐらいのインゴッドシルバーをひたすら叩き、打ち出して作ったのだそうです。

こちらはブライアントム。マライカではアーティストとして扱いは今ないのですがモザイクインレイを作っています。感性が素晴らしくとてもセンスがあって大好きな若手アーティスト。シェルにモザイクインレイを施したストーリーネックレスで受賞しました。こういった才能がある若手がどんどん出てきてくれるのがとてもうれしいです。

そして、これらのジュエリー部門トップを飾ったのがウェズウィリーのボロタイ&バングルセットでした!!

ハイグレードモレンシを使った美しいインレイ。

 

そして、BEST of SHOW、ラグやジュエリー、バスケットなどすべて含めたこのインディアンマーケットの一番の作品に選ばれたのは、こちらの作品。

ラグナのPat Pruit、ショー中は常に人だかり。

この作品はチタンで作られた作品。760時間かかったそうです。アートですね!

今年感じたのは、まじめにこだわりを持ってきっちりと作品を作り続けている人は必ず成功しているなということです。人柄が作品にも反映してくるし、もっともっと作家の背景も踏まえて作品を紹介していきたいなと思いました。

そして昨日は、皆既日食、99年ぶり北米横断!

ニューメキシコでは75%の日食。ちょうど曇っていたので肉眼でもしっかり見えました。

ナバホ族、ズニ族では日食は非常に不吉とされ、その日は出かけてはいけないと言われています。日食中、食事や睡眠はしてはいけず、家で静かにしているのだそうです。町にはとても人が少なく、半分ぐらいの生徒が学校に来なかったりと、また文化の違いを学びました!

ベラ新作

お盆ですね。

ニューメキシコ州も連日暑く、サマーフェスティバルやセレモニアルなども行われ夏という感じです。が、この時期に新学期!しかも学校によって始まる時期が最大一か月ぐらい違う・・・。なかなかの文化の違いです。

さて、再熱しているホピジュエリー。人気のベラタワホングバのいつもと少し違うスタイルの作品が入荷しています。

プチペンダント。ベラとしては非常に珍しいこのサイズのペンダント。チャームや重ね付けにぜひ持っておきたい作品です。

10年ほど前にはよく見かけたチョーカータイプ。実はどんなスタイルにも合わせやすく、一点でとても豪華に見えるので隠れた人気のアイテムです。

ベラの繊細なカットがこのサイズで女性でも味わえるという素敵な作品。

さらに、石付きリング。これはすべてターコイズとデザインの出会いですのでまさに一点もの。幅広でもサイドがカットされたデザインになっているので、着け心地がとてもいいです。

ホピの作品、魂がこもっていていいですね。

アレックスバンプアウトシリーズ

日本は連日暑いと聞きました、みなさま熱中症にはくれぐれもお気を付けください!!

タイトルとは全く関係ないですが、マライカで売っているこのシャスタの水筒をアメリカの友達にお土産で買っていったら、「氷が全然解けなくて手放せない!」と大絶賛してます。種類がいっぱいあって入れ物もかわいいんです。猛暑には最適、と思ったのでちょっと宣伝でした。

少し前にはなりますが、アレックスサンチェスの新しいスタイルのシリーズがぞろーっとオンラインショップにも掲載されてます。

ペトログリフデザインでおなじみのアレックスですが、スタンプワークも非常にうまいです。

シンプルでインパクトのある出来栄え。すべて一つ一つ違うデザインです。

そういえばアレックス、先日お孫さんの保育園で子供たちと一緒に銅の板にスタンプをして、出来上がったバングルをその子供たちからお母さんへ、母の日のギフトにしてあげるというなんとも優しい演出をしていました。

ファッションとも合いそうな。

暑くて肌の露出が多くなるこれからの季節、ジュエリーは欠かせません!

ニューメキシコは相変わらず

先週からアメリカに帰ってきています。ブログ更新が久々になってしまいました!

6月の日本はとても過ごしやすく、帰ってきてこちらの乾燥した暑さにやられました。帰ってきて、久々にロデオのイベントに行ってきました!

 

何年ぶりだろう、ってぐらいに久々のロデオ観戦。会場は超満員でした!

花火も打ちあがり、夏~って感じです。ウエスタン×花火、なんだか日本人としては不思議な組み合わせです。

帰国時は色々とばたばたしていましたが、日本庭園の近くでおそばを食べたり、ニューメキシコでは味わえない水との触れ合いを楽しみました!

ちょうど七夕に入荷になりましたこのスターシリーズ。

アーロンアンダーソンのシャープなエッジと豊かなデザインを堪能できるシリーズです。

 

ダリルディーン

今日はものすごい強風が吹き荒れております。

外を歩いていると砂が目に入って痛い痛い!!!

ダリルディーンビゲイの新作、入ってます。

 

このクリーンな仕事、どんなスタイルになってもぬぐい切れない高級感というかセレブ感というか、まさにダリルの職人技。

ただシンプルな細いバングルもダリルのスタイルではこんなにスタイリッシュに仕上がります。

 

通常はもっと「アート」に近い豪華な作品を作ることが多いダリル。日本人の好みとスタイルに落とし込んで作ってもらっているこのシリーズは、価格もダリル価格としてはリーズナブル、実はレアなものなのです。

 

コンテンポラリーからトラディショナルまで様々なスタイルを経てきたダリルにだからこそできる仕上がりです。

↓サンシャインリーブス、これからフライトで日本へ向かいます。

サンシャインリーブスin 青山店 6/21(水)

私も明日から一時帰国!お寿司、お蕎麦、おいしいお米、湧いてくる欲望は食べることばかり!

 

サンシャインリーブスin 青山店 6/21(水)

サンシャインリーブスが来店します!

インディアンジュエリーの人気アーティスト、ナバホ族 Sunshine Reeves(サンシャインリーブス)が、来日にあたり、マライカMITI青山店へ来店します!
あの、サンシャインリーブスに会えるかも??この機会にどうぞ、青山店へお立ち寄りください。

 

予定

2017年6月21日(水)(14:00頃~)※時間は前後する場合がございます。

マライカMITI青山店

住所 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-1-11 郁文堂ビル 1F
TEL: 03-3797-6679

::::::::::::::::::::::::::::::

観光がてら来日にあたりマライカにも行こうかと提案してもらいました。

平日なのですが、皆様少しでもお時間があればぜひ会いに行ってくださいね!!!

ジェラルドお宅訪問

昨夜は雷雨で、作物たちが喜んでおります。

先週末、ホピの村でダンスが行われるとのことで久々にホピの村へ。

ホピコーンボーイズというダンスを見てきました。

ジェラルドロマベンテマのスタジオにも久々にお邪魔。ジェラルドのおうちはホピの他アーティストの人たちの家よりもとても分かりやすいのですが、久々すぎて迷いました。というか探すのをあきらめ、カルチャーセンターにいるから迎えに来て~!とヘルプ。こうやって甘えられるのもジェラルドの優しい性格ならではです。

カルチャーセンターの中のショップ。他にもレストラン、ホテルがあります。この日はダンスとは関係がなかったみたいですが多数のツアー客の人たちがいらっしゃいました。

現在作っているものなどを見せてもらいました。やはり作家のスタジオを訪ねると色々アイディアも湧いてきて楽しいです。

ジェラルドは世界中の美術館などのプロジェクトも手伝っていて、日本のミュージアムのお手伝いなどもしています。歴史を後々の世代に正確に伝えていく手伝いができると言っていました。

ホピのシチュー。このトウモロコシはジェラルドの畑からとれたもの。

歴史の話や色々夢中になって、結局ダンスは30分も見られませんでしたが、広いホピの大地を拝めて貴重な話を聞けたなかなかない機会。

不毛の地と思われるところで、天頼みのドライファーミング。灌漑施設もまったくないところでトウモロコシが育つ、儀式の力を信じずにはいられませんね。