アルパカに会いに、ペルーへ行く・最終章

さてさて、ちょっと更新が滞ってしまいました
ただいますでにニューメキシコでございます
後半ペルー戦がどたばたしてしまい、ブログ更新の時間が取れませんでした
ひーすみません
そんな言い訳はさておき、ペルー編最終章でございます!
古都クスコはインカ帝国の都でした。
インカ帝国の石積みの技術はとても高度で、その堅牢さに、入植したスペイン人を「インカの石積みはかみそり1枚入る隙もない」と驚嘆させたほどです。
そのため、スペインの植民都市として改造されたときも、基本の土台や道などは、そのままに使われました。
そんな歴史が、こんな散歩しがいのある小道をつくるんですねー
おっと、ちょっと画像がぶれていますが、ピスコサワーの精のしわざです
小道と見たら入りたい人間としては、この雰囲気のある石畳の道を歩いているだけで大満足!!
タモさんやちいさんが散歩したら、いい番組になりますねー
しかもサイドにはこんな雰囲気のある入り口が。いいですねー
タイル製で、スペイン語と、インカ語でもあったケチュア語で看板が書かれています
そぞろ歩いていると、地元のおじちゃんが「これ見てみ、見てみ」と手招きしてくれます
行ってみるとそこには・・・
おおお、かの有名な12角の石ではありませんか!
これはインカの石積み技術を今に残す、インカ技術の頂点とも言うべき石なんです。
こんなややこしい形に削ったのも、技術を見せ付けるためなんでしょうねー
おじちゃんありがとう!!あまりにも普通にあるから、見落とすところだったよ!!
ちなみに、そのミステリアスな遺跡と、文字を持たない文化から、インカ帝国は古代文明だと思われることが多いですが、実は日本で言うと、1192作ろう、くらいの時代に成立した国家なんだそうです。
ペルーの人たちは、今でも自分たちは「インカの末裔である」と言う意識を強く持っています。
その象徴が、これ
ペルーの国民飲料、インカコーラ!
ペルーでは本家コカコーラをしのぐ、まさに売り上げNo.1飲料でございます。
普通のコーラより、ちょっと甘くて、癖がない感じ。
なんとなーく、地元のお祭りの、かき氷(レモン)の味を思い出してじんときます。
街中ではインカコーラTシャツとか売ってます。
今回は夏には間に合わないので買えませんでしたが、来年の夏には・・・
とほんのりたくらみつつ。
さてさて、仕入れのこともかかないと、遊んでいるかと思われちゃいますね。
市場を歩いていて、たまに見かけるのがこれ。
二匹並んだ、素朴な牛のやきもの。
シーサーの牛バージョンみたいなかんじです。
これ、”トリト”とよばれる、ペルーのお守り牛なんです。
牛の夫婦だとか、どっちも雄牛だとか、いろんな話があってどれが本当かわかりませんでしたが、なんだかとっても癒される素朴さ!
と、いうことで、仕入れちゃいました
ミニお守り牛!!
素朴さそのまんまに、小さくなりました
手作りの商品は、皆様のお手元までお届けするのに、いろいろなハードルを越えなくてはいけないのですが、
なんとかお店までこの子達をたどり着かせたいと思います!!
そして、もうひとつ今回イチオシなのが・・・
クスコの手織りラグ!!
おや、よく見ると、足元にお守り牛が・・・。
手作業で糸をつむぎ、
天然染料で染め上げ、
手作業で織り上げた、
完全ハンドメイドのラグです。
ちなみにこれが、科学染料で染めた、安いバージョン。これも手織りで悪くはないですが、さっきのに比べると段違いです!!
トルコのキリムなどお好きな方には、かなりおすすめです。
一枚一枚色や柄が違うので、皆様のお目にかかるのがどの子かわかりませんが、
運命の一枚に出会えますように。
そのためにはまたいろいろハードルを越えないといけませんねー
皆様のお手元に素敵な子をお届けするために、
ペルー・アメリカを問わず、仕入れスタッフ一同がんばっておりますよ!!
・・・熱烈アピールしてみました
さて、そろそろ遠くからツッコミが聞こえますね
「で、アルパカどうなったのさ!!!」
そうです、アルパカです!!
アルパカに会いに着たんです私!
アルパカ、いましたよ!!ここに!!え、見えない?おかしいなー
ここですよここ
・・・・・・・・遠っ!!
遠いし、しかも、これはアルパカよりちいさい、ビクーニャ・・・
・・・いいんです、私、ビクーニャ、好きだし。
しかし遠い・・・・・・・・(泣)
キュートなアルパカの写真を期待されてた方、ごめんなさい!!!
こ、この、つぶらな瞳に免じてお許しくださいーーー
ゆるして☆
うん、許しちゃう。
その目なら、許しちゃう!
早くこの子もお店に並べたいですねー
・・・さて、長らくお付き合いいただきましたペルー編、
今回で最後になりました。
今回私はペルーは初めてでしたが、すっかり虜になってしまいました。
古い町並み、
ミクスチャーされた独自の文化、
どこか懐かしいにおい、
ラテン的陽気で、フレンドリーな人たち。
マチュピチュだけでなく、ペルーそのものを、ぜひ一度、味わってみてください!!
それではまた。
次回は再び、ニューメキシコからお会いしましょう。