アルパカに会いにペルーへ行く4

タイトル飽きたので変えました。(勝手)
やはりあのふかふかの生き物に会わずには帰れませんからね!!
と言うことで、今日はクスコの街へ。
こんな雲より高い山の上に街があるなんて、そんなわけないじゃなーい
と、思ったら、クスコ以外にも普通に街がある・・・
人間の可能性をすごく感じますねーーー
さて、クスコクスコと言っていますが、クスコって何??と言う方のために、簡単に解説。
ペルーのあった辺りには、その昔インカ帝国というのが栄えておりました。
大航海時代真っ只中の1500年代、昨日も触れました、ピサロ提督がスペインからやってきます。
そして、インカ帝国内にあった、帝位をめぐる対立を利用して、ピサロはインカ帝国を滅ぼしたのでありました・・・

という、インカ帝国の都だったのが、ここクスコの町なんですねー
さてさてこのクスコ、標高3600メートル、富士山のてっぺん近くの高さにあります。
酸素濃度が4分の3くらいになるので、ちょっと慣らさないと、高山病になってしまいます。
高山病予防になる、といって、ホテルですすめられたのがこのお茶。

緑茶みたいでさっぱりしているこのお茶、おいしかったので3杯も飲んでしまいましたが、
このお茶、コカ茶といって、コカの葉、
いわゆるコカインの原材料なのでございます・・・
こちらではコカ茶は普通に常飲されていますし、違法でもなければ、もちろんトリップしたりすることもありません。
が、このコカ茶、日本やアメリカに持ち込むと、つかまっちゃいますので気をつけてくださいねーー
残念、おいしいのに・・・
ここで、今回ペルーでお世話になっている、Mさんが高熱&高山病でダウンし、スペイン語ができないまま街をさまようことに。
さいわい、クスコ出身のおにいさんと知り合っていたので、その人に街を案内してもらいました。
(またこれがイケメンで!!そのうち写真で紹介したいとこですわ)

クスコはリマに比べて、ぐっとローカルな田舎町といった感じ。
山に囲まれた盆地です。
インカ帝国が滅びたときに、クスコの街自体は徹底的に破壊され、その土台の上に、スペイン風の都市が立てられました。
今でも、インカ帝国の精緻な石組みの土台と、スパニッシュコロニアルの見事な融和を目にすることができます。
石畳の通りの入り口で、伝統衣装を着たおばちゃんを発見!!
にっこり手招きしているので、写真を撮ったところ、
すごい勢いで、「写真撮ったんならお金払いなさい」と要求されてしまった・・・
し、しまった、罠だった・・・恐るべし年の功・・・
しかし、おばちゃんの手元にたまらない誘惑を感じ、つい2ソル(70円くらい)払ってしまう私。
ユキちゃん;「小銭じゃなく紙幣よこせメー」
きゃー小脇からユキちゃん!!
たまらんです
布の袋に入ってるこのシチュエーションがまた・・・。
2ソル分のSMILE、頂きました!!
さてさて、ホテルに戻って熱の下がったMさんと合流し、再び仕入れの旅へ。
クスコといえば、名産品はやはりクスコの古布。
ウールを精緻に織り上げ、年月を経て古びた味わいがなんともいえない布で、
インカ文明の名残を今に伝える、南米を代表する古布です。
つむぎから全て人の手で織られたもので、同じものがひとつとしてないのも魅力。
今回の収穫をちょっとだけ紹介しちゃいます。
定番使えるショルダーバッグ旅をしたくなるバックパック旅をしたくなるたっぷりボストン
どこのお店にどんな形のどんな柄のものが行くのかは、まだまだ先のお楽しみとなりますが、
もしもこの子達をお店で見かけたら、地球の裏側から時空を超えてやってきた、彼らの旅に思いを馳せていただけると幸いです。
そして・・・
ビクーニャやアルパカには会えませんでしたが、
アルパカっ毛でできたような、キュート野良を発見!!
つい仕事を忘れ、抱っこして歩いてると、ラグ屋さんのセニョリータがよってきました。
抱っこさせて撮影。
え、絵になりすぎちゃうよ!!
このセニョリータ、なんと13歳だそう。
顔、出来上がりすぎですーーー!!
さてさて、明日はクスコ最終日。
アルパカ・ビクーニャ・リャマ・・・に、会えるのでしょうか?!
乞うご期待!!