どーん!
ターコイズディーラーのブースで、イサカピークの最高に美しいナゲットを初めてお目にかかりました。
この大きさ、そしてこの青さ、すごいです。
こういうのに出会ったら、カットするのももったいないんですよねーきっと。
さて、週末のインディアンマーケット。
Sunshine Reevesがキャンティーン(水筒)で部門一位。
Joe and Angie Reanoがシェルのモザイクバングルで部門一位。
Calvin Lovatoがヒシネックレスで部門二位。
受賞会の時には写真NGなので、会いに行って撮ろう!と思ったんですが会いに行った時には時すでに現品なし。。。
今回は「アート」なコンテンポラリージュエリーが圧倒的に多くて、かなり驚きました。
ホピやナバホの典型的なオールドスタイルのジュエリーがとても少なかった。
だからこそ、私たちが支えていかなければ!という気持ちにさせてくれるショーでもありました。
いろいろなジュエリーの形がありますが、やはりストーリーや伝統などその作品に込められたバックグラウンドがある手の込んだ一点ものを作る作家というのは限られていますね。
そしてターコイズも、、、本当にいい石に出会うのに苦労する時代になってきました。
あっても、ものすごい高い!!
そのうち株と一緒で下落するのではなんて言い続けられていますが、上がる一方です。
5年前、10年前に比べ、ジュエリー自体の価値、石自体の価値が確実に上がっています。
まだ手に入るうちに、もっともっといいものを見つけていかなくてはとちょっと危機感をも感じながら、改めて私たちの扱うジュエリーがいかに価値のあるものかと再確認しました。
なんか感想文みたいになってしまいましたが・・・、
こういった手の込んだ伝統的なもの。全然なかったなぁ。
月別: 2015年8月
早くもこの季節がやってきました。
気がつけば、今週末は早くも「インディアンマーケット」です。
最大の、ネイティブアメリカンショーであるインディアンマーケット。
昨日、このインディアンマーケットへの作品エントリーに行ったアーティストは、ものすごい長い行列だった・・・と言っていました。
今年は前々から推していたアーティスたちが参加できるとかできないとか・・・・
またご報告しますね!
去年のレポートはこちら。
http://www.malaika.co.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=468
オールドスタイルが流行ったり、コンテンポラリーが流行ったり、変化のないように見えるインディアンジュエリーにも多少トレンドがあり、そんなトレンドも垣間見えます。
今年はどんなジュエリーが受賞するか、楽しみです!
細かいカットのベラ
今日は朝からこんな風景が見られました。
ニューメキシコ州ならではの、バルーン!!
一回乗ってみたいとは思いながらも、高所恐怖症なので勇気が出ずにいます・・・。
さて、オンラインショップにはBerra Tawahongvaの新作が掲載されてます。
細身のバングル、ベラのカッティングの活きたリング、小さめペンダント、などをコヨーテやココぺリなどの人気のデザインでオーダーしたものです。
こうやってみると、やはりべラの糸のこの技術はすごいですね。
シャープペンの芯よりも細い糸のこの刃で、銀板を切っていく。
素人がやると、糸のこの刃がぽきぽき折れて全く進みません。
それでこのデザインを描き出す技術。根気と集中力が必要な職人技です。
全然関係ないんですが、最近、アメリカの「何でも大きい」というのに慣れすぎていたなと友達が遊びにきて思いました。
レストランの食器の大きさとか、道路の広さとか、車の大きさとか、やっぱり土地が大きいアメリカは何でも大きいのですが、これでもかって何でも大きすぎるのでだんだん感覚が麻痺してきます。
日本っぽいものがほしいとリクエストされたときには日本の陶器のビアマグがお勧めです。
コーヒーカップにちょうどいいサイズなので、喜ばれます。
スーパーで売っているお肉。たしかこれで4000円ぐらいでした。
美術館クラス、コンチョベルト
亡き巨匠の作品がまさかこんな所で出会えるなんて!という感動は現地でバイヤーをしていてもなかなか味わえなくなってきましたが、久々にそんな胸がドキドキするような作品を見つけました。
たまたま、古いジュエリー屋で見つけたベルト。
こんな大きなベルトを作れるのは、やはりそれなりの人なのかなとケースから出してもらってみると、まさかのJoe Quintanaの作品でした。
そしてよくよくJoe Quintanaの本をみてみると、
ま、まさかのこのベルトが載っている!!!!
巡り巡って日本に渡った、そんなベルト、一見の価値ありです。
青山店に展示していますので、ぜひ実物をご覧になってみてください。
Joe Quintana, Mckee Platero他コレクションアイテムはこちらから。
Bo Reeves
連日暑い日が続いているようですね。
こちらも日差しがじりじりと暑いです。湿度がないので日本の夏には負けます。。。
皆様本当に体調にはお気をつけください!
さて、Bo Reevesのジュエリーがオンラインショップに新登場しています。
「ボー」と読みます。去年逝去したGary Reevesの一人息子です。
Garyの仕事を一番近くで手伝っていたBo Reeves。
磨きや細かいパーツ作りはBoがよく手伝っていました。
Gary亡き後、一番最初に作ったのはダブルクロスをたくさん使用したハンドメイドビーズのネックレスでした。
現在33歳。
若いですが、なんだろうこの貫禄!!
非常にシャイで無口なBo。Garyとのコミュニケーションの中で、Bo本人と話すことって本当にほとんどなかったのですが、最近はようやく冗談が言える仲になりました。
ちょうど一年が過ぎた今、こうやってGaryの仕事がBoの味と混ざって市場に出ていくことをきっといつものはにかみ笑顔で見守っているんだろうななんて思ったのでした。
同じようなデザインでも、スタンプの選び方などで、やっぱりBoらしさが出ているのが、インディアンジュエリーの一点ものを感じさせます。