Gary Reevesのクロスペンダントが入荷しています。
ゲーリーのクロスは一つ一つデザインやスタンプの配置が違い、とても魅力的。
大きさもちょうどよく、石の感じもすごくよく出来上がりました。
スタンプの感じが違うので、男性にも女性にも使っていただけますよ。
シルバーのチェーンと合わせてTシャツの上にでもいいですし、長めの皮ひもと合わせてみると、ワンピースなんかにも合わせられます!
スタンプの組み合わせが一つずつ違うのは、その時のゲーリーのセンスでスタンプを押しているから、そして同じものだと飽きるからと本人は言っていましたが、毎日ジュエリーを作り続けているゲーリーにとって、新しい組み合わせをどんどん生み出して使っていくのが楽しんでジュエリーを作っていける理由なのかもしれません。
そんなゲーリーの趣味は、ゴルフとカジノ。最近、近くにカジノができたのでしょっちゅう行っています。もうVIP会員なんだとか。インディアンは本当にカジノが好きです。
投稿者: アメリカ駐在
ハードミュージアムショー
アリゾナ州、フェニックスで年に一回、ハードミュージアムという美術館で大きなショーが開かれます。今日はその様子についてご報告。
リゾート地としても有名なフェニックス。
そのダウンタウンにある美術館の敷地にテントがはられ、ジュエリーはもちろん、ネイティブアメリカンたちの様々なアートに携わるトップアーティストたちがブースを出して自分の作品を販売します。
毎年600人近い出展者が集まり、世界中からバイヤーや顧客が集まります。開場は8時半ですが、初日は早朝6時前から人気アーティストの商品を目指して会場待ちの列ができます。
来場する人たちの気合がかなり感じられますね。
人気アーティストの商品はすぐ売り切れになり、午前中でブースをたたんで帰ってしまったり、初日で帰ってしまう人も多いです。
それだけ、トップアーティストが自慢の作品を披露する場所であるということでもあります。
ジュエリーの他にも、絵やバスケット、ラグ、壺、カチナなど様々なネイティブアメリカンのクラフト作家たちが集まり、その美しさを競います。
ショーに来場する人たちも、インパクト大のターコイズボロタイだったり、ナジャだったり、自慢のジュエリーを身につけていてとてもステキな人たちばかり。お年を召した方がアーティストの商品を購入し、身につけて笑顔になっている姿は本当に幸せな気分になります。
アメリカではネイティブアメリカンの作品がこんなに生活の身近にあるんだなと感じさせられます。
今オーダーしているアーティストたちもたくさん出展していました。彼らにもいい出会いがたくさんあったようで、このようなアートショーは彼らのジュエリーがもっともっと世界に広まる素晴らしい機会だなと改めて感じました。
こちら、ショーの一部。
今後もまたまたステキなジュエリーが入荷しますので、お見逃しなく。
Gary Custer作サンドキャストのバングル
ゲーリーカスター作、サンドキャスティングのバングルが入荷しています。
砂で型を取り、その中にシルバーを流し込んでつくるサンドキャスト。
このゲーリーカスターのバングルは完成して磨きをかけた後、さらにスタンプを押してもらい、ターコイズとドロップをデザインしてもらいました。
コーンのモチーフを使うことが多いゲーリーカスター、ペンダントやピアスも同じくサンドキャストです。非常に意欲的で色々なショーにも出展しています。彼の作品は仕上げの美しさと、モチーフの個性で白人のトレーダーにも人気です。
Bisbeeペンダント入荷してます☆
人気、入手困難度ともにトップクラスのビズビーターコイズ。
ここアメリカでも、普通に市場に出回っているものはほとんどなく、あってもグレードがかなり低いものばかり。どこの石屋さんも、ビズビーは入手困難だといっています。
お客様からのお問い合わせも多い人気ターコイズ。
そんなビズビーターコイズのペンダントが入荷しました!
シンプルなデザインで作ってもらいましたので、合わせやすいですよ。
シルバースミスの毎日
今日はジュエラーの毎日についてご紹介します。
オーダーしているインディアンたちはインディアンの居住区に住んでいるジュエラーがほとんど。そのほとんどが普通の一階建ての長屋のような建物に住んでいます。
家族と一緒に住んでいるか、近隣に家族や兄弟の家があって頻繁に行き来するような、そんな家がほとんどです。
ナバホの住居として有名なホーガンは、住居として使う家庭は今ではほとんど見かけません。
敷地内にホーガンがあっても、特別な儀式のときに使われたり、時にはガレージ代わりに使われていたり、それでもホーガンはナバホの人にとって特別な空間であることに変わりはありません。
電気もガスも通っていないリザベーションの中の、ホーガン↓
今オーダーしているジュエラーたちのほとんどが男性です。彼らはジュエリーを作って売ることで生計を立てています。
彼らの奥さんはほとんどの家庭が働いています。学校だったり、レストランだったり。
一日中家で仕事をしていることが多いジュエラーは、日本でいえば主夫のような感じで、小さい子供の面倒を見たり、ごはんを作ったりする人も多いです。
なので子供の具合が悪いと仕上がりが遅くなったり、そんなことも多々あります。
意外に生活感のあるジュエラーたち。
たまたまお昼時に行くと、サンドイッチやハンバーガーを作ってくれたりします。
そんな生活感のある家の中の作業場で、みんなジュエリーを作っているんです。
こちらはサンシャインリーブスの作業場の様子。
女性に合わせやすいターコイズ!
ターコイズジュエリーは男性を中心に人気がありますが、女性の方にもぜひハイグレードのターコイズを身につけていただきたい!という思いで、華奢なチェーンにも合わせやすい小さめのペンダントや細めのリングも作ってもらっています。
特にナンバーエイトやローンマウンテンを使用した、シンプルなペンダントヘッドはさりげなく本物を身につけられるサイズでオススメです。年齢問わず使っていただけて、石の美しさが分かるシンプルなデザインにしてもらいました。
ターコイズしてます!というアピールをしないので、普段でも使っていただけるハイグレードターコイズの作品です☆
結婚式の「Something blue」、何か青いものを身につけるといいという言い伝えもありますよね。
ゴールドのチェーンなんかに合わせてもステキです。
こちらはハイグレードローンマウンテンのペンダント。
新入荷!Delbert Gordonの作品。
オールドスタイルの巨匠、デルバートゴードンの作品が大量に入荷しました!
美しいハイグレードのキングマンターコイズと合わせてもらいました。
この美しい細部に注目。
特に石のサイドのベゼルは、デルバートならでは。
洋服などが引っかからないようにスムーズにベゼルをカットしていきます。この厚いベゼルで石を囲むのはかなりのテクニックを必要とします。
そして、こんなエンボス加工のバングルも入荷しています。
こちらもキングマンターコイズ。
オールドスタイルの特徴である裏から打ち出すエンボス加工が非常に美しいです。
リングやペンダントにも、エンボスの作品をたくさん入荷しています。
デルバートはワイヤーワークもすばらしいです。
こちらは、パイロットマウンテンを使ったペンダント。
シルバーの厚みが十分にあり、仕上げのオールド感も他のアーティストにはない風合いですね。
一生の財産になる作品です。
Donovan Cadman入荷しました。
ゲーリーリーブスやサンシャインリーブスの兄弟であるドノバンキャドマンのジュエリーが入荷しました!
非常に温厚で、笑顔がステキなドノバン。リーブス兄弟、キャドマン兄弟の作品は似ているようで一人一人得意分野や仕上げの風合いが違います。
ドノバンキャドマンの作品は、細かいスタンプを並べていき仕上げに美しく磨かれるのが特徴です。特に、エンボスやリポウズと呼ばれる裏から打ち出した細かいスタンプが非常に美しいと思います。バングルやリングのサイドに使われる星のような細かいスタンプは、スタンプをして、カットして、つけるという非常に手間のかかる作業で作られています。
ドノバンキャドマンの作品は男性はもちろん女性にも合うデザインが多いので、プレゼントなどにもオススメです!
今後も続々入荷予定です★
ブログ開始!
アメリカ、ニューメキシコ州よりインディアンジュエリーの新入荷情報や、現地のインディアンの生活についてお届けします!
さっそくですが、今日はニューメキシコ州の地形によく見られる、メサという大地についてのお話。
ニューメキシコ州、アリゾナ州にはグランドキャニオンをはじめ、自然の力で作り出された壮大な風景がたくさんあります。
ほとんど砂漠に近いような赤土の大地が、風や雨によって流されてできたというメサ。まっすぐな道一本しかない所に突然現れるメサは、本当に不思議な光景です。
ナバホの神話によると、このメサはナバホ族の創世のときに「チェンジングウーマン」が太陽と結婚してできた2人の子供たちが、悪魔が出現したときに悪魔と戦い、悪魔を岩に変え、メサが残ったと言われています。
何もない大地にある山のような、大地のようなメサを見ると、本当にそんな気がしてきます。
そんなメサは、物語風に作られたストーリーテラーと呼ばれるジュエリーにも登場します。
いつもはスタンプワークを得意とするゲーリーリーブスが、ストーリーテラーのブレスを作ってくれました。ここにも、メサがいます。星づかいなど、ゲーリーリーブスのかわいい一面が見られる作品ですよ!
これからも新入荷情報など、続々お届けしていきます!!