久々の入荷、Lee Begay

お正月が明け、皆様お仕事に戻られましたでしょうか。
こちらはあまり正月気分というのも味わえず、家の水道管が凍った!とか、道が凍結で出られない!とかそんな寒波のニュースが多い最近です。
が、新年から続々と商品のお問い合わせなどが来ていますのでありがたい限りです。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。
さて、オンラインショップに久々に新商品が並んだのはLee Begay
リービゲイの作品を見ていると、あ、そうだ、アーティストはみんな「インディアンなんだった」と改めて感じる、ナバホ族の言葉では表せない不思議な世界を芸術で表している、気分が少し神聖な気持ちになる、そんな作品ばかりです。
こうやってずらっとそろうとまた一段と、インディアンという文化の奥深さを感じさせます。



2015年、皆様にとってよい年になりますように。

あけましておめでとうございます!

アメリカはまだ大みそか!ですが日本はもう年が明けましたね。
こちら、クリスマス後は特別なことは特になく年越しを迎えます。
去年もたくさんのお客様にインディアンジュエリーを届けることができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
新しいアーティストとの出会い、別れなど変化の一年でしたが、10年、20年と変わらない価値を持ち続けるのがインディアンジュエリーの素晴らしいところだなと改めて感じています。
今年もたくさん新しいジュエリーを仕入れていきますので、ブログ、オンラインショップ共々ご愛顧よろしくお願いします。
オンラインショップではお年玉キャンペーン、ポイント5倍!です。
年末年始にはぜひお近くのマライカで新しいジュエリーをご覧になってください!
オンラインショップには、まだブログで紹介しきれていない新入荷がたくさん掲載されています。
明日は大寒波!のニューメキシコより。
よいお正月をお過ごしください★

ホピ・フロイドのジュエリー


久々の雪景色!
今日は朝から雪かきでしたが、太陽が昇るとこの通り。
雪が降るとハイウェイも閉鎖することがあるので、冬のアメリカ横断には気をつけてくださいね。
さて、今日は冬にもぴったり、ホピの新アーティストのジュエリーのご紹介。
Floyd Lomakyvayaです。
ホピの人の名字はみんな長くて覚えるのが大変ですが、フロイドロマキュヴァヤと読みます。
以前から少しだけ彼のジュエリーは扱っていましたが、今回はペンダント、リング、ネックレス、バングルとずらっと揃いました。
しっかりとした厚みがあるのと、モチーフがキュートなのが彼の特徴です。



いぶしを施したブラックとのコントラストが絶妙なバランスです。
他にも全部で28点が勢ぞろい!!
ぜひ一度見て、さわってみてください。
こちらから。
冬の朝、ひんやりとしたシルバーを肌につける感覚は結構病みつきになるものですよ!

Rickyとターコイズカフス


たまにはこんな写真を。
今回の飛行機、初めて経験する異常な揺れで機内食はそこらへんでちらばり、何回か悲鳴に近い声があがっていてドキドキ。
でも何事も気の持ちようです!無事帰還したからいいとしよう。
日本から帰国して、極度の乾燥と時差ボケでやられています。
やっぱりニューメキシコ、南西部の乾燥地帯の乾燥度をあなどってはいけません。
本日の湿度5%!
観光に来る人たちはしばらくの間、リップクリームとお水が手放せない方がとても多いです。
でもでも、そんな地帯だからこそ採掘されるのがターコイズ。
最近は様々なスタイルでインディアンジュエリーが取り入れてもらえるようになったなぁと日本に帰って改めて実感しました、本当にうれしい限り。
ここのところフォーマルとの組み合わせでカフスのリクエストが多かったので、珍しいターコイズメインのシンプルなカフスをオーダーしました。


表の部分はシルバーの場合が多いんですが、カフスの裏の部分はニッケルのものが非常に多く出回っています。
今回はしっかりといい石を組み合わせてあるので、すべて「スターリングシルバー」で制作してもらってあります。
こんな感じにカフス用のシャツに使ってください。

おシャレ!!
他9点入荷してます。こちらから。
そして、Ricky Coocywytewaのスターブロワーペンダントも6点入荷。

こちらも早いもの勝ちのレア作品。
彼の父はホピ族の人間国宝となった、故Victor Cootywytewaです。
しっかりとした厚みのあるシルバー使いに、人気のスターブロワーはファミリーならではのデザイン、何とも言葉では表現しがたい「味」があります。
こちらから。

冬到来

少しの間日本に帰っていたら、ニューメキシコはすっかり冬到来で雪も降ったそうです。

今週はアメリカの大きなイベント、サンクスギビングデーがあるので新聞広告はこんな感じの七面鳥ディナー特集です。
さて、クリスマスも近くなってきたのでクリスマス特集もオンラインショップにアップ!

Norbert Peshlakaiも久々に入荷しています。
オリジナルで作ったリングが新しく入荷してますのでぜひチェックしてみてください。 

ESS☆

人気のESSことエディソンスミスの作品がようやく揃いました!
リング、石つきバングル、シンプルなスタンプワークバングル、などなど。
新デザインもちらほら。



目が悪くなってきたから作るのにすごく時間がかかる・・・と嘆いていますが、この仕事。
そんな職人かたぎのエディソンにはいつもナバホ語を教わっています。
といっても難しすぎて次会う時にはすっかり忘れ、また一から・・・。
チワワをこよなく愛する実はお茶目な一面のあるシルバースミスですが、仕事は一見して分かる、「ザ、トラディショナル ナバホ」。

この前は車が壊れたからヒッチハイクしてきたと言ってました、私生活も、「ザ、トラディショナル ナバホ」です。

Jason&Sparks

ますます冬を感じる寒さになってきました。
この時期はさまざまな部族で色々な儀式が行われます。
ホピのある村では、今週はバスケットダンスと呼ばれるダンスが行われます。
その準備に大忙しのJason Takala氏。
久々の、メイズペンダントがオンラインショップに登場です。

初めて作ったという、ダブルメイズのペンダント。

こんな珍しいデザインも。
他人気のウォーターデザインも含めて9点入荷(2個SOLD)してます。こちらから。
そしてホピ族の人気アーティスト、スパークスの新作品も入荷。

何年かぶりに作ったという、リバーシブルタイプ2点。モチーフがスパークスらしくて他の人とは全く違ったリバーシブルペンダントに仕上がりました。

こちらはスパークスらしいデザイン、3Dボックスタイプの2面に描かれた絵画のようなペンダント。
他スパークスの作品はこちら
ナバホ族が特別な儀式(ピヨーテ)を行う、このティピー。
平原部族の文化がこんな風に取り入れられています。

冬到来

先週末、ナバホ族のフェアと呼ばれるお祭りの中で一番古い、シップロックフェアが行われました。
ナバホ族の大きなリザベーションは東西南北4つのエリアに分けられそれぞれのエリアでフェアが毎年一回行われるのですが、その中でも一番歴史の古いシップロックフェア。
今年で103回目。
その中で、一週間かけて行われる「イェイビチェイ」の儀式。
この儀式が始まると、冬が来るとナバホ族の人々は信じています。
そのとおり、今朝の気温は36F(3度)でした。
しばらくは半そでに厚手ジャケットというスタイルが続きます。
さまざまなダンサーが登場して踊りますが、特に盛り上がるのがこのアパッチ族のアパッチダンサーたち。


さて、この季節からどんどん人気が出てくるシルバースタイルのジュエリー。
ハリソンジムのあまり見ることができないシンプルなシルバーものが揃いました。





Simple is the Best
の作品たちです。
Harrison Jimの作品はこちらから。

Aaron Anderson細身バングル

2013年日本でのデモンストレーションを終え、
アメリカに帰ってきてから日本人の勤勉さ、仕事熱心な姿に深く感銘を受けていたアーロンアンダーソン
インスピレーションFrom Japanの第一弾で作ったのがこのシリーズ。


今まではアーロンの得意なデザイン、カービングセンスがしっかりと浮き立つ幅広のバングルが多かったのですが、日本人の細い腕を考慮したのと重ねづけもできるようにとのことで、細身のバングルに挑戦してくれました。


サイズ展開も豊富に、小さめから大きめまであります。
ゴつっとしたインディアンジュエリーを逸脱し、ファッションジュエリーとしてどんな時にでも着けられるような作品になっています。
アーロンの作品のよさは、何といっても一点ものの価値があること。
この細身シリーズだけではなく、他にもアーロンのアート作品はたくさん入荷していますのでお早めにチェックしてみてください。こちらからご覧になれます。

フィランダービゲイ

今日は朝から大雨!
珍しくザーザーと降りましたがそれも一瞬、瞬く間に乾燥した土地に吸収されています。
さて、新入荷がたくさんありすぎてどれをブログに書こうか、フィランダーの新作について書いたかな?と見返してみると、結構書いているつもりだったフィランダー、あまりブログには登場していないことが分かりました。
フィランダービゲイの作品はこちらから。

ナバホ族が白人に迫害された暗い歴史、「ロングウォーク」を見つめるインディアンチーフが描かれた作品。遠くを見つめるチーフの表情が何とも言えず情景を物語っています。
現在33歳、インディアンジュエリー作家の中では若手に入ります。
何しろ気まぐれなので、あまり作る数は多くないんですが最近色々と要望を出して、精力的にジュエリーを作ってもらっています。

こういった歴史や文化のある作品を、頭の中のイメージからトゥファストーンに描き出す。
個人的に、彼の芸術的センスは群を抜いていると思います。

以前アーロンアンダーソンのスタジオでフィランダーが作品を作ったそうですが、彼の集中力、才能についてとても賞賛していました。
↑のようなペンダントを、なんと45分で仕上げたそうです。
45分ですよ。
デモンストレーションを観たことをある方はご存知だと思いますが、特に計測命のアーロンからしたら信じられないことだったようです。
頭の中に浮かんだイメージをすぐに描きこみ、仕上げる。浮かんだらその場で仕上げないではいられない、本当に芸術家のスピリットを持った人です。
フィランダーらしい凹凸やラフ感を残したワイルドな仕上がりも他の人にはないところ。
今までとは違った新しいフィランダーの作品が少しずつ集まってきていますので今後もご注目ください。

フィランダービゲイの作品はこちらから。