鉱山への旅③ ローンマウンテン仕入れ

今日はとんでもない強風が吹き荒れているニューメキシコ。
砂嵐です・・・・。家の屋根が吹き飛ばないか、心配・・・。
ローンマウンテン鉱山では、ターコイズ、特にハイグレードのものがいかに採るのが大変か、身をもって感じてきました。
ローンマウンテンの鮮やかなブルー×ブラックウェブの細かく入ったものはランダーブルーに継ぐレア度、というのも納得できます。
最近のローンマウンテンは、空色のものや少しグリーンがかっているものが多いのですが、それでもブラックウェブが細かく入ると相当な価値が出ます。
これとか。数年前に手に入れたもの。
ウェブの入り方、ハイグレードです。

こちらは比較的お手頃な空色のものです。
ハイグレードの4分の1ぐらいのお値段。
お手ごろといっても、ターコイズ自体があまりとれない山から採れたものですので、それなりのお値段です。


こちら、最近手に入れたとーーーってもレアなローンマウンテン
1950年代のもの。今の鉱山主に変わる前のローンマウンテンです。

古めかしさが伝わるでしょうか~。

鮮やかな青、ブラックからレッドの細かいウェブ、昔のターコイズってなんとも表情があってたまりません。
こんな大きなものも・・・。

超レアです。
作品をご紹介すると・・・。



こんなに色の揃っているもの、今ではこの値段では出せないです・・・。
Raymond Yazzie,Lyndon Tsosie, Wes Willieは鮮やかなローンマウンテンをふんだんに使用してます。



高価な石を確実に美しい作品に仕上げられる信用のおけるトップアーティストだからこそ、そのアーティストにいい石がわたっていきます。
こちらは空色×スパイダーウェブ。

仕入れた石は少しずつ作品にしていきたいと思いますのでお楽しみに~★