このマーク、マライカでは幸運のモチーフ「スワスティカ」としておなじみです。
今日Gary Reevesが、卍は「スワスティカ」というけど、反対の卍は「ローリングログ」と言うんだと衝撃の事実を教えてくれました。
ローリングログ:転がる丸太。
反対の卍は、幸運の4つのL(Love,Luck,Life,Live)が交わったマークとも言われています。
そんな「ローリングログ」、ナバホ族だけでなく様々なインディアンが昔からモチーフに使っていたことが分かっています。
右向きか、左向きかを気にして作っていたかは謎ですが、1900年代とかの非常に古いバスケットやラグにもこのモチーフが使われています。
スワスティカが第二次世界大戦でナチスのシンボルとして使われる以前は、ジュエリーにもたくさん使われていました。
マニアの方は、Fred Harveyスタイルの逆卍をコレクションしている方もいます。
さてよくよく調べてみると、右向きでも左向きでも、「スワスティカ」と呼ぶ人もいるそうな。
スワスティカの別名「ローリングロック」「ホィーリングロック」などと書かれているところもあったりして、詳細はよくわかりません。
ナバホ族の人たちが「ローリングロック」と呼んだという記事も。
そんなスワスティカ、ギリシャ・ローマ時代やインドのインダス文明など世界中様々な古代文明の中で使用されているモチーフだそうです。
特にヒンズー教、仏教などインドの宗教の中で好運の神聖なシンボルとして、使われてきたそうです。
サンスクリットでは、「swastik」は「健康」を意味し、チベット仏教では「幸運」と関係があるモチーフだとか。安定と安泰のモチーフだとか、東アジアの中では永遠を表すとか。
日本でも「まんじ」として知られているし、本当にワールドワイドなモチーフです。