ラスベガスとフーバーダム

今日はジュエリーとは全く関係ない話。
先日、ニューメキシコ~ラスベガスまで車で行ってきました。

鉱山の街、キングマンを通り越し、
ラスベガスは言わずと知れた観光地なので置いといて、、、、。
ラスベガスから1時間程アリゾナ方面へ走った所に、Hoover Damという大きなダムがあります。
ずっと前にここを通った時はまだハイウェイがなく、ラスベガスに行くにはこのダムの側道をくねくねとずっと登って行かなければいけなかったのですが、3年前に新しいバイパスができ、行き来がとても便利になりました~。
そのフーバーダム、今回は寄らなかったのですが、いったい何者なのか調べてみると、、。

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グランドキャニオンから流れるコロラド川の氾濫をおさえるの為のダム。
ダムの水流を利用して、発電も行われその多くがネバダ州(ラスベガス)へと送られる。
ダムの建設は、なんと1942年。
ルーズベルト大統領の時の、世界恐慌の際(なんか歴史で勉強しましたよね・・・。)に、公共事業を増やすための一事業として建てられたダムなんだそうです。
そのダムでできた池は、Mead Lakeミード湖と呼ばれ、世界最大の人造湖なんですよ。

ネバダ州側の街、ボルダ―シティーから見たミード湖。
ラスベガスからのツアーなどもあるので、興味があったらぜひ行ってみてください!
車を借りてグランドキャニオンまで行く!っていう人にはぜひ寄って頂きたい場所です。
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ちなみに、ラスベガスがなぜこんなに大都市に変化したのかも不思議に思って調べてみたら、やはりラスベガスは昔はニューメキシコの一都市のように、西部劇に出てくる一つの街だったそうです。
フーバーダムの建設で人が増え、ラスベガスに鉄道の駅ができて、第二次世界大戦のマンハッタン計画の研究チームが滞在したりして徐々に大きくなり、
現在の典型的ラスベガスのカジノは1945年創業の今でもストリップ通りのメインにある「Framingo」で、マフィア経営によるホテルだったそうです。
60年代のエルヴィスプレスリーの映画やSteve Wynnによるあたらしいエンターテイメントホテルの建設で、今のラスベガスの形になっていきます。
このSteve Wynnという人、
シーザーズパレス、ミラージュ、ラクソア、トレジャーアイランド、べラジオ、マンダレイベイ、ヴェネチア、Wynn・・・と現在ストリップ通り沿いにある人気ホテルをほとんど手がけた人で、現在たくさん行われているラスベガスでのシルクドソレイユのショーを初めてやった人なんです。
典型的なカジノだけのホテルから、様々なショーを取り入れた娯楽のあるホテルを作っている、現在72歳の現役ビリオネアです。
すごい!!
ラスベガスに行く際は、この最古のカジノFlamingo(と言っても総改築されてます!)、スティーブウェインの作り出した様々なアトラクション堪能してください☆

有名な、べラジオの噴水は、べラジオのメイン入り口から見るととっても素敵!