今年2021年に、再びサントドミンゴ族のとても重要な役割を担うことになったカルヴィンロバト。
3,4年前にも一年間、儀式などの決定をしたりするとても重要な役割を担い、その一年間はほとんどジュエリーの仕事ができなかった時期がありましたが、今年は再びその役割をになうことになったそうです。
その前に、と仕上げてもらったオーダーがネットにアップされました!
ピアスの入荷はかなり久しぶりです。
ブレスレットも少し太めで一本でさらっと着けられるようなサイズになっています。
カルヴィンが、「ジュエリーができた後に家の中にある祭壇で作品をとおして人々に幸せが訪れるように祈りを捧げる」というのはご存知の方も多いと思います。
「祈り」をとても大事にするネイティブアメリカンの人々の中でも、カルヴィンロバトはいつも、世界の人々の平和と幸せを願いジュエリーを届けています。
カルヴィン自身も家族を何人かコロナで無くしていて、部族の中心として祈りを世界に届けることの重要性を私にも語ってくれました。「過去を振り返らず、前に向かっていつも笑顔でこれからの未来に向かって祈る」といつもカルヴィンは言っています。つれない顔をしていると、つれない未来しかやってこない。いつも楽しく笑顔でいれば楽しいことがやってくる、そう言っていつも冗談を言い笑わせてくれるカルヴィンのジュエリーは、本当にジュエリーを着けると心が落ち着くような、幸せがやってくるような気がします。
着けていると思わずずっと触っていたくなるヒシの滑らかさや、体温になじんで暖かくなってくる石の温度も理由かもしれません。