カルビンロバトのヒシ

今年2021年に、再びサントドミンゴ族のとても重要な役割を担うことになったカルヴィンロバト。

3,4年前にも一年間、儀式などの決定をしたりするとても重要な役割を担い、その一年間はほとんどジュエリーの仕事ができなかった時期がありましたが、今年は再びその役割をになうことになったそうです。

その前に、と仕上げてもらったオーダーがネットにアップされました!

 

ピアスの入荷はかなり久しぶりです。

ブレスレットも少し太めで一本でさらっと着けられるようなサイズになっています。

カルヴィンが、「ジュエリーができた後に家の中にある祭壇で作品をとおして人々に幸せが訪れるように祈りを捧げる」というのはご存知の方も多いと思います。

「祈り」をとても大事にするネイティブアメリカンの人々の中でも、カルヴィンロバトはいつも、世界の人々の平和と幸せを願いジュエリーを届けています。

カルヴィン自身も家族を何人かコロナで無くしていて、部族の中心として祈りを世界に届けることの重要性を私にも語ってくれました。「過去を振り返らず、前に向かっていつも笑顔でこれからの未来に向かって祈る」といつもカルヴィンは言っています。つれない顔をしていると、つれない未来しかやってこない。いつも楽しく笑顔でいれば楽しいことがやってくる、そう言っていつも冗談を言い笑わせてくれるカルヴィンのジュエリーは、本当にジュエリーを着けると心が落ち着くような、幸せがやってくるような気がします。

着けていると思わずずっと触っていたくなるヒシの滑らかさや、体温になじんで暖かくなってくる石の温度も理由かもしれません。

 

ド迫力の3点新入荷

新しい大統領となったアメリカ。ワクチンを受ける人が周りにどんどん増えてきて、できるだけ早くコロナ禍から抜け出せる日を心待ちにしていますがまだ時間はかかりそうですね。

こちらニューメキシコ州は寒波が到来し、昨日、本日と道が凍結しています。本来であればアリゾナ州で行われるツーソンのジェムショーに参加している1月末ですが、今年は4月末まで延期されています。

さて、そんな中気持ちを上げてくれるような3点がネットショップに入荷しています。

細身の物や着けやすいものの需要が非常に多かった2020年。そんなオーダーを繰り返している中、ダレルキャドマンが「最近こういう大きいの作っていないよね」といってブレスレットのシャンクを持ってきてくれたのがきっかけで完成しました。

この大ぶりモレンシはよく見るとグラデーションがかかっていて、さらに天の川が流れているようなロマンを感じる大粒のターコイズ。

まずはこのモレンシでバングルを作ってもらってから、あまりにも美しかったのでもう一点作ってもらいました。

 

 

デザインと仕上げを、あえて2点全く違う感じに仕上げてくるダレルの粋を感じます。

そして同じ時にアンディキャドマンもこんなバングルを仕上げてくれました。

大きい石の存在感のあるバングルは、いいターコイズが見つかりにくいのと、材料代が高くつくので最近は積極的に作る人がとても少なくなりました。

細身のバングルをさらっとするのもいいですが、個人的には幅広で存在感のあるバングルを一本すると一気に雰囲気が変わって気が引き締まる思いがします。

緊急事態宣言下でまだ開放感のない時間が続くと思いますが、美しいものを見たり、それに思いを馳せるだけで少し気分が変わるかも。

皆さんくれぐれもお気をつけて!

 

ズニの個性派ジュエリー

アメリカのニュースは連日すごいことになっていますが、ネイティブアメリカンランドでは相変わらずVSコロナの戦いが続いています。

ここに住んでいてまだコロナに感染していないことが奇跡に思えてくるぐらいです。

皆様、本当に気を付けてくださいね。

さて2021年、新着で出ていますズニのジュエリー。

こちらはヴァージニアクアムさんというズニの作家。

70歳を超えるおばあちゃん、少しずつ少しずつ作品を作っているヴァージニア。実はアメリカではレディースではなくメンズの人気が圧倒的です。

日本だとズニ族のカラフルな作風と言えばレディース人気が高い感じがしますが、アメリカのコレクターやインディアンジュエリー好きはこのトラディショナルなカラー(ジェット、コーラル、ターコイズ、シェル)のインレイを普段使いする人も多いです。

四色のトラディショナルインレイと言えば Don Dewa

厚みと高級感のある作風に丁寧なインレイ。見ているだけでもパワーを頂けそうです。

レディースにも人気のドンデワ。

デザインが特徴的で、アーティストとしてのプライドを感じるドンデワの作品は一つ一つが個性があります。

 

こちらはズニの新年をつげる「シャラコ」のモチーフ。

12月に行われるシャラコ、例年たくさんの人が訪れるこのシャラコのイベントは今年は近しい家族のみでの開催となっていました。

 

カラフルで元気が出るという以上に、これを手作りで作り続けているズニの人々に感謝をしたい気持ちになります。

 

 

 

Happy New Year from NM USA

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

こちらはクリスマス、新年と様々なイベントが中止の中、少人数の家族で過ごす人たちが多かったように思います。

とても厳しい状況ではありますが、その中でも去年を振り返ってみるとネイティブアメリカンジュエリーの需要は例年よりも増していたというのが実感です。

身を守ってくれるもの、自分の士気を高めてくれるもの、身に着けると気分が上がるモノ、外見だけではなくネイティブアメリカンジュエリーの歴史的、精神的な意味が一層強くなったような感じがします。

そんなジュエリーを毎日身に着けて、アメリカの大きな大地で同じコロナと戦っているネイティブアメリカンの人々に身を馳せていると2021年も前向きに頑張れる、そんな気すらしてきます。

本年もマライカ並びに駐在ブログから少しずつ喜びを届けられるように頑張っていきます。

皆様、お気をつけてお過ごしください。

こちらはニューメキシコ州からの2021年元旦の朝日です。

 

 

ツイッターの方も宜しくお願い致します!

2020年お世話になりました

2020年も終わりますね。

たくさんのお客様にブログを見ていただき、そしてインディアンジュエリーとマライカをご愛顧いただき、本当にありがとうございました。

まだまだ厳しい状況は続きそうですが、ジュエリーを見ることで少し息抜きになっていたり、少し現実から意識を放してくれるような存在になれるように今後も発信していきます!

新年を迎えるときはアメリカではどちらかというと派手な場所に集まるというアメリカですが、今年はクリスマス同様にさらっと過ぎていきそうな感じがします。

今年最後のインディアンジュエリーの更新はこちら。

大きなサンシャインリーブスのコンチョスタンプの付いたハンドメイドバッグ。

ネイティブアメリカンであるキャリア40年以上のスティーブ&ブレンダ ランプマン夫妻がすべてハンドメイドで作っている鹿革のバッグ。

フリンジ部分が特に細かく、それを一つ一つ手作業でツイストしているのでこの「ツイストフリンジ」部分がランプマン夫妻のバッグの特徴です。

この作業にサンシャインリーブスのシルバーコンチョがついて98000又は12万円、これはシルバーの価格が上がる前に仕入れた商品なので、この値段はかなりお買い得です。

中も仕切りがついています。

何よりも鹿革は本当に手触りが滑らかで、使っていくうちにさらに柔らかく使っているときには触らずにはいられないようなスムーズさになります。

時間をかけて愛でていくのはジュエリーも同じですね。

 

皆様、良いお年をお迎えください。

アメリカではクリスマス前から、Happy New Year!と言いあいます。

あけましておめでとうの意味と、良いお年を の意味があるということですね。

Happy New Year!

 

ギフトにまだ間に合うオーガニックデザイン

クリスマスや年末までまだ少し時間がありますが、こちらアメリカでは今年はすべてがオンライン商戦のため荷物が殺到し、現在郵便局の配達が大幅に遅れています。

お世話になっている人たちへのギフトを満足に選んだり、一年の感謝を伝えるクリスマス会を開催したりことができないというのは何とも寂しい話ですが、今年はとにかく我慢の年。コロナ禍が終わり気兼ねなく集まれる日を待つのみです。

ギフトでこちらアメリカでもとても人気なのがこのアーティスト、スティーブイエローホース。

スティーブの作品は「オーガニック」という言葉がとてもしっくりきます。

アートというよりも、自然をそのままモチーフにして、余計な装飾をそぎ落としながらクリーンで合わせやすいスタイルを貫いたオーガニックデザイン。

こちらはすべて新入荷のものです。

さらっと身に着けやすく、とても自然に着けることができます。

エスニックやオーガニックな洋服にもとても合わせやすい作品です。

 

 

Jennifer Curtis x High Grade Stone

こちらニューメキシコ州は只今午後3時で気温二度。今日はすごく寒くて週末は雪が降る模様です。

まだコロナは落ち着く気配が全然ありませんが、少しずつ春に向けてオーダー準備などできるようになってきてようやく少し先を見ながら進められているような気がします。

さて、首をながーくながーくして待っていたジェニファーカーティスの石ものが、二年の歳月をかけて(笑)ようやく到着しました!

スタンプワークの定番が人気のジェニファーカーティス。石ものを作るのは自分の気分がよっぽどのっているときなので、ターコイズをのせた作品というのは非常に貴重。ましてや小さいペンダントなんて本当に本当によっぽど気分が乗らないと作ってもらえないのですが、すべてが首を長くして待っていた甲斐があったと思う傑作が出来上がっています。

見ていただいてわかるように、すべてがハイグレードかつ、1970年代から80年代のレアでハイグレードなターコイズを使用しています。

それをシンプルに飾るにふさわしいジェニファーカーティスのシンプルで重厚感のあるシルバーワーク。

ペンダントながらしっかりとした重さもあり、それでいてゴツすぎない仕上がりは本当にさすがの一言です。

もう二度と出会うことができないあろうハイグレードターコイズは70年代から80年代の一点ものなので、価格は安くありません。すべてが一生ものの作品です。

全部で8点。

キングオブターコイズ、ランダーブルーも一点入っています。

 

 

敢えて今ターコイズ。

寒い日が続いています。

冷たい肌に冷たいバングルを着けるあの感じ、個人的には大好きです。そのうちに体温で温かくなってきたそのバングルがなんだかいとおしくも感じるような気がします。

さて今日は、再び紹介できていない新入荷をピックアップします。

冬になるとシルバーものに目が行きがちですが、みんながシンプルなシルバーものを着けているときに敢えてターコイズものを着けたいのがインディアンジュエリーファンの皆様ではないかと。

去年からのシルバージュエリー人気でシンプルなシルバーものを多く入荷していましたが、ちゃんとしたターコイズ物も石を選んでアーティストに作ってもらっています。特にハイグレードターコイズのシンプルなものは近年本当に手に入りにくくなりました。ピンときた一点もののターコイズを愛でながら育てていくのは本当に至福ですよね。

シンプルながら、しっかりと石を活かした作りにするのがフレッドピータースの仕事。ハニーウェブの入ったナンバーエイトターコイズ。小さすぎず、大きすぎず、とてもバランスよく仕上げてもらいました。

間にツイストワイヤーを挟み、ビズビーの渋みをさらに引き立たせたリング。四隅のカットは、ニューメキシコ州のシンボル、太陽でもあり、4つの方向を表す4dぃレクションでもあります。

 

こちらはウォーターウェブのナンバーエイト。四角型の四隅に半円のスタンプを施すことで雰囲気を柔らかく仕上げています。

 

こちらはサンシャインリーブスの作品。サンシャインリーブスの石ものは本当に人気で、未だに入荷が追い付いていませんのでピンときたらとにかく買っておいて損はないと思います。

 

石が大きすぎるのは苦手という方に、アーノルドグッドラックに細めかつ少しリーズナブルな価格帯でリングを作ってもらっています。

私の一番のおすすめは、このフレッドピータースのバングルシリーズ。

このグレードのキングマンのバングルで、38000円。

めちゃくちゃお得。

写真のリンクをクリックして着用写真をぜひ見ていただきたいのですが、このデザインのバングルはとにかく着けたときに素敵。

手を美しく魅せてくれて、主張しながらも主張しすぎず、でもしっかりと石を魅せてくれていて、一本は持っていたいスタイルです。

あえての冬のターコイズ使い、いつもは選ばないような色味を選ぶのも楽しいと思います。

 

 

 

定番ジュエリーなんとかクリスマス前に間に合いました。

こちらニューメキシコ州、ロックダウンは解除されましたが感染者数は減らず、またいつロックダウンが再開するか分からないという師走。

でも!クリスマス一色になるアメリカはやはり少しだけ華やかで年末に向けて気分も上げて頑張っていきたいところです。

さて、なんとかクリスマス間に間に合った「ド定番」のジュエリーの再入荷をご紹介します。

インディアンジュエリーと言えばゴツイとか重いという印象をお持ちの方もまだいらっしゃいますが、そのイメージを一気に覆しながら、でも安っぽくない。

ハーヴィーメイスのイーグルフェザーバングルです。

6MM、9MM、13MMと幅が3つあるので、細身の好きな方や重ね付けしたい方には細め、一本でさらっと着けたい方はミドル幅、しっかりと主張したい方には13mmと、幅によって印象が変わる、とにかく万能なバングルです。

それぞれの幅で、シルバーのみ又は12金ゴールドコンビがあるので、スタイルの違う日本を重ねたり、左右に着けたりするのもいいですね。

 

そしてジェニファーカーティスのプチペンダント。

ジェニファーカーティスは実は最近ようやくコロナから復帰したのですが入院には至らなかったものの回復までに一か月半もかかったそうです。何よりも良かった。

そして、ブルースモーガンのバングルもようやく再入荷いたしました!

シンプルなラインも人気ですが、やはりこのダイヤモンドが入ったデザインは不動に人気。今年はバングルの需要が多そうですので、クリスマスギフトというテイで、ぜひ一年間頑張った自分にご褒美を。

 

ピアス一挙紹介

アメリカは11月後半からクリスマス一色になるところですが、今はショッピングモールもロックダウンでクローズ中。感謝祭もステイホームの雰囲気の中でなかなかクリスマス気分は味わえませんがネットショッピングでクリスマス気分を味わっています。。。

今日はあまり光を浴びることがないけれど、在庫があまり揃うことがなかったピアスを一挙公開します。

クリスマスギフトには最適なピアスたち。すべてハンドメイドのピアスです。

価格も様々なバリエーションがあります。

ちなみに、ピアスの穴が開いていない人もあきらめないでくださいね!

↓下のような「ペンダント型に丸フックが付いているタイプ」は、イヤリング金具に付け替えることができます。

ナチュラルキングマンピアス 12000円

ハンドメイドビーズピアス 38000円

ハンドメイドビーズのシンプルで味のあるピアス、個人的にも愛用しています。

サントドミンゴ、モザイクインレイピアス 8900円

細かい仕事ですがシルバー使いが少なめでほとんどシェルや石を使っているのでこのお値段。

ダレルキャドマンピアス 29000円

こちらも個人的に愛用している大きめのコンチョピアス。

スタンプワークピアス 38000円

最近人気のロングピアス。スタンプワークがほどほどで合わせやすいです。

 

アメリカでも即売するベネットのピアス 45000円

残り二点。

シルバー×ターコイズピアス 27000円

最近はあまり見ることができなくなった大ぶりの石のハンドメイドスタンプワークのピアス。

ロングスタイルのモザイクピアス 20000円

写真をクリックするとピアスの一覧に飛ぶようになっています。こんなピアスもあったんだーと思っていただける、かなりバラエティ豊かな品ぞろえになっています。