本場のインディアンジュエリー製作が見れます!!

来月、マライカでもお馴染みのナバホのシルバースミス、スティーブ・アルビソ氏が来日する事になりました。
そこで、マライカの一部店舗でシルバージュエリーメーキングのデモストレーションが実現しました!!
当初は2箇所での予定でしたが、おかげ様でかなりの反響頂きましたので、三箇所での開催が決定しました。
11月21日 横浜中華街店
11月22日 青山店
11月23日 心斎橋店

参加費は無料です。
本場のシルバーメーキングと実際にネイティブアメリカンに会うチャンスです!

当日はオールドスタイルのリング、またはブレスレットのデモストレーションを予定しています。ハンドメイドならではの道具や技術が見物です!
カッティングからスタンピングに至るまで、ジュエリーが出来上がるまでの一通りの工程を披露いたしますので、ご期待ください。
私もここニューメキシコにきて初めてメーキングを見たときには
『こんなにも手間ひまかかって、ひとつのジュエリーはできているんだ。』
とかなり感心したものです。
インディアンジュエリーファンは勿論、そうでない方も是非この機会にお越しください。
きっと今まで以上にインディアンジュエリーへの興味が沸くでしょうし、好きになってもらえると思います。
本日はそのデモストレーションに向け、スティーブ宅で最終打ち合わせをしてきました。
スティーブの家は赤土の大きな山のふもとにあり、あたりには広い空、そしてセージ茂る乾いた大地が広がっています。
もう乾いてしまった川の後から地層がみえたり、先代の足跡ともいえるポタリーの破片が落ちていたりします。
このある種、贅沢な環境がアーティストを育てそれがジュエリーに表現されるんだな、と感じました。
こちらがスティーブの家から見える景色です。

スティーブは朝コーヒーを飲みながらカウチから日の出るのを静かに眺めるのが好きなんだそうです。
スティーブのデモストレーションの詳しい情報はこちらから→クリック
まだ間に合います!
お申し込みは10月31日までとなっております。

コンチョベルトに挑戦しよう!

ジュエリーショーやセレモニーの時、必ずと言っていい程ネイティブアメリカンが身につけているコンチョベルト。ここニューメキシコでは普段からよく目にする日常的なアイテムです。
コンチョベルトはナヴァホズ二によく見られるネイティブアメリカン特有の迫力あるジュエリーです。
スペイン人やメキシコ人、または中米地域に住んでいた他の部族の彫金の技術に大きな影響を受けたナヴァホは、早くからコンチョ造りに取り組み、現在のような大変素晴らしいバックルや装飾的なコンチョベルトにまで発展しました。
私たちのオフィスに来るシルバースミスたちからも、自分の娘や息子にお手製のコンチョベルトを造ってあげた、という話をよく耳にします。今度娘の為に造るコンチョベルトに使うターコイスはこんな色がいいんだと、出来上がったバングルの上に収まっているキングマンを指さしながら語ってくれたりします。
インディアンジュエリーと言えばペンダント、リング、ブレスレット。この三つがまず頭に浮かんでしまいますが、ナヴァホのシルバースミスにとってはコンチョベルトやバックルもそれらと同様、非常に身近でかつ特別な思い入れのあるものなのです。
正直、私自身バックルならまだしもコンチョベルトはやり過ぎなんじゃないか?と思っていましたが、ネイティブ達や、ジュエリーサプライで見かける白人達の上手な着こなしを見ると、欲しくて欲しくて堪らなくなりました。

写真の様にシンプルなワンピーススタイルのアクセントとしてコーディネートすると、とっても素敵です!メタルの存在感がボディラインの最もボリュームある部分をカバーしてくれ、結果シルエットも美しく決まります。
マライカスタッフの様なヒッピースタイルがお好きな方はワンピースやチュニックにあわせて良し、カッコよくデニムスタイルともあわせてもさらに良し。インディアンジュエリーを、こだわりと愛情を持って身につけてくれている人には、いつか実際手にとってお試しいただきたいです。

オンラインショップでもご覧いただけますが、先日オープンいたしましたマライカ心斎橋店では、多数のコンチョベルトを始め、バックルも豊富なバリエーションをもってご用意させていただいております。
アーティストそれぞれの魅力が見てとれるバックルは、ベルトアイテムの入門、そして王道として長くお付き合いただけるはずです。コンチョベルト同様、その時どきの装いにあわせてご自身だけのこだわりのスタイルをお楽しみください!
コンチョベルトのページにはこちら→クリック
バックルのページにはこちら→クリック

遂に!ゲーリーリーブスの…

コンチョが入荷しました!!
先日のサンシャインに引き続き、本日は兄のゲーリーリーブスのご紹介です!

革物好き、インディアンジュエリー好きの方必見です。
大きさは500円玉程の扱いやすいものをご用意しました。

写真のように、お手持ちの革バックのワンポイントに遊び感覚でつけてみてください!不思議とバックの表情も変わってきます。
また、髪の長い方でしたらゴムに通してヘアゴムにしてもいいですよ!可愛い過ぎないので、髪の長い男性にもオススメです。
力強く、ハンドメイド感のある風合いはゲーリーのスタンプならではです。光過ぎないシルバーもまた他の素材と嫌味なく溶け込みます。
あまり馴染みのないコンチョですが、気軽に楽しんでみてください☆
おじさんになっても遊び心を忘れない彼の性格は作品にもよく出ています。
『かっこいい姿を撮らせてほしい』といった所…
わざとらしいポーズをとったゲーリーのおちゃめショットです↓
 

Sunshineの新作入荷しました!!

朝晩がだいぶ冷え込むようになってきたニューメキシコです。
昼間の日差しは相変わらず強いものの、朝晩はすっかり暖房のお世話になっております。
ネイティブ達はそんな中半袖で頑張っています。
さて、本日ご紹介しますのは、こちら!

サンシャイン・リーブスのリバーシブルペンダントです!

気分に合わせて石の面を表にしてつけたり、逆にスタンプ面を表にして頂けます。
ゴロっとしたフォルムがなんともにくい雰囲気です。
こちら使用している石は“一生もの”として長くご愛顧頂ける希少ターコイズ、『ローンマウンテン』です。石は小さめながら、存在感があります。他には、人気のナンバーエイトでもご用意しております。
ペンダントの大きさも、500円玉程の大きめなものから、5円玉程の小ぶりまでありますので、お好みでどうぞ!男女問わないデザインになっておりますので、カップルで持つのもお勧めです。
チェーンに通すのもいいですが、形が面白いので革紐なんかに通すのもかっこいいです!是非お試しください、カジュアルでつけやすいですよ☆
また、こちらもチラッとご紹介!

さりげないお洒落キーホルダーとマネークリップも入荷しています。
さて、あちこちのオーダーに追われて忙しそうなサンシャインですが、最近ではインディアンマーケットに夫婦揃って参加していました。
あまりオールドスタイルの受けない白人の方向けのマーケットでしたが、彼のブースには人が集まっていました。サンシャインの迫力のあるスタンプのせいでしょう!
そんな彼の普段の生活はというと、まだ小さい息子とテレビゲームのwinで遊ぶ良きパパでもあります。息子とお揃いのマリオのTシャツを着ている姿をみると、思わず微笑んでしまいます。
友達も多く、誰にでもまっすぐで大らかな彼の性格は“サンシャイン”という名前がよく似合います。
数々のショーの受賞歴もある、凄腕スタンプワークを是非ご覧ください!
サンシャインのページはこちらから→クッリク

クラシックな品格を持つジュエリー

本日ご紹介するのはこちらの作品のアーティスト…

スティーブ・アルビソです!
日本ではまだまだ無名なスティーブですが、彼の人気に火がつくのも時間の問題でしょう。
今後、彼自身もシルバースミスとして精力的に活動していく予定で、来年はあちこちのショーに出没するそうです。
社交的で気遣いのできる彼の周りには多くの人望があり、石のコレクターが彼の人柄とジュエリーに魅せられて個人のジュエリーを注文する事も多々あります。
スティーブのジュエリーは最小限の装飾で石を最大限に引きたたせるところが魅力です。日本の禅の美意識に似ているかもしれませんね。足し算ではなく、引き算の美なのです。
“クラシック”という言葉にこだわるスティーブ。
ジュエリー然り、シャツはお決まりのカーボーイブランド、コーラはぺ○シ、厳選した自分スタイルというのを大切にしています。何に対しても誠実である、彼から受けるのはそんな印象です。
そんなスティーブですが、ジュエリー製作は1987年から始めました。
若い頃はカーボーイの新聞の編集長をしていたそうです。仕事でアメリカ、カナダ、あちこちを渡り歩きましたが、行き着いたところは自分のルーツであるナバホのホームでした。
そこでジュエリー製作を始めたわけです。
やるなら一流に、言わずと知れたオールスタイルの巨匠Harry Morgan氏に習いました。
といっても簡単には教えない職人気質のハリー氏。
口説いた末、『作り方は教えないけど、見て覚えなさい。』と言われたそうです。
そこで学んだ事を元にハリー氏のスタイルと自分のスタイルを融合させた現在のジュエリーが出来上がったわけです。結果、スティーブはハリーモーガン、唯一の継承者になりました。
いろんなアーティストの作品に触れる機会がありますが、彼ほど無名であっても自信を持って薦められるアーティストはいません。確かな価値がそこにはあるからです。
シルバーの重厚感と質感、色までもがすべて計算され、美しいです。
是非お手にとってご覧ください!マライカ一押しアーティストです。
余談ですが、スティーブはペリーショーティと同じ地元であり、高校が一緒だったそうです。
またサンシャイン・リーブスとも大変仲がいいです。類は友を呼ぶといいますが、通じるところがあるんですね。
普段は馬が大好きなカーボーイ、その彼が『巨匠』と呼ばれる日は遠くないでしょう。

マライカでは今後グレードの高い石で彼の作品を続々展開していきます!どうぞお楽しみに☆
当店で扱うスティーブアルビソジュエリーはマライカの為だけにデザインしてくれた限定品になります!!

ボロのNEWスタイル☆

本日は『Pueblo Revolt Day』といって、1600年代にホピがスペイン・カトリックから独立した記念日になります。Geraldホピに住む人々はお祝いの為忙しそうです。
ここニューメキシコにいると、スペインの入植された歴史を意識する事が多々あります。
例えば、その頃の名残で地名にスパニッシュネームが残っていたり、インディアンの伝統的な儀式にカトリックの要素が含まれていたり(このお話はまたのち程ご紹介いたします)。インディアン達の定番カウボーイスタイルも実はスペインの文化なんです。
カウボーイといえば、カウボーイハットにブーツ、そして首元にはボロタイですね。
このボロタイ、元の起源はスカーフにあります。
戦いに向かう男達に、妻や恋人が無事の帰還を願って贈ったそうです。
そのスカーフが時代と共にファッション化して、ネクタイやボロタイなどに変化しました。
日本のサラリーマンも社会という戦場でネクタイ締めてますね!
さて、ボロタイというと、カウボーイのいない日本では、ほぼ年配のおじさん達が独占していますが、本日はカジュアルにもつけられるんだ!というご紹介です。

このように、Tシャツの時にチョーカーの様につけてもかっこいいんです。
もちろん男性の方がスーツスタイルの時にYシャツに締めるのも、遊びがあってかっこいいですが!
ボロタイもお好みに合わせてタイプを選んでいただけます。
石メインのものから、

インレイのもの、

オーバーレイもの、

と、いろいろあります。
最近はベストもだいぶ一般的になってカジュアルに取り入れる人も増えてきました。
Tシャツにベストにボロタイなんて組み合わせもオススメです。
ちょっと人とは違ったおしゃれを楽しみたい方はボロタイを新しいワードローブとしてお試しください。

ZUNIもの入荷しました。

半袖にジュエリーの映える季節になりました。
迫力あるターコイズのアイテムといえば、やはり男性のお客様が多いですが、本日は女性でも着けやすいズニ族のアイテムを紹介したいと思います。

こちらはズニファンには言わずと知れたSammy & Esther Guardianサミー&イスター・ガーディアンの作品になります。
ハチドリと花のコンビネーションは乙女心をくすぐる一品です。
サミー&イスターの作品はインディアンジュエリー好きではない方でも気軽に合わせられるのがいいところです。ハチドリ以外にもロードランナーなど、様々な鳥が使用されています。
鳥の周りの花と葉の表情によって、鳥に動きをつけているのがニクイ!ですね。
ここでちょっと技法の説明です!
シルバーの枠にカットし研磨した石をはめ込む技法を『インレイ技法』を言い、これはズニ族が得意とする手法です。最近ではナバホ族やホピ族でもインレイ技法をコンビネーションで取り入れる人が増えてきました。
そして、サミー&イスターのように、はめた石を周りの銀板と同じく表面を滑らかに研磨した物を特に『フラットインレイ技法』と呼びます。
これは銀板の上に切り込み(模様)を入れた銀板をさらに重ね、そして表面を磨き上げたものです。とても手の込んだ作業になります。
さてさて、『私は可愛い雰囲気のは苦手だわ』というあなたに、ちょっと面白ダネのズニ族のアイテムをご紹介いたします。こちらはカチナに扮したダンサーをモチーフとしたジュエリーです。
こちらが雨を祈るレインボーマン↓

そしてこちらがナイフウィングダンサー↓

もともと自分もズニ族の愛らしいアイテムに魅了され、インディアンジュエリー入門しました。
1個ずつの表情の違いなど、ハマリだすと面白いです。
こういったモチーフは古いもので1930年代から既に作り出されていました。
一見おふざけなアイテムですが、ネイティブアメリカンからしたら祈りのこもったものだったんですね。
いつもの服のワンポイントとして、インディアンジュエリーを始めてみませんか?

Donovan Cadmanアイテム増えました!

連日刺すような日差しの続いているニューメキシコです。
それでも野生の植物は、この時期青々としていて、そのたくましさに感心します。
ところで、先日石のディーラーから美しいキングマン・ターコイズを仕入れました。
早速、何人かの腕に確かなシルバースミス達にオーダーをかけたところ、素敵なジュエリーが出来上がりました。
こちらはDonovan Cadman(ドノバン・キャドマン)の作品です。

そんなにごつくもなく、普段に時計と一緒に身につけて頂く、ちょっとしたジュエリーにぴったりだと思います。
ドノバンのジュエリーの特徴は、兄弟に比べて若干線の太いスタンプと、細部まで丁寧に磨き上げられ、シャイニーも馴染む美しい仕上がりにあります。
そして男性的なデザインから女性的なデザインまで作りますが、いずれも程よく力が抜けた感じが他のジュエリーの邪魔をせず合わせやすいです。
ドノバンはあまり日本ではポピュラーなアーティストではありませんが、Sunshine reevesDarrell Cadman,Andy Cadmannoの兄弟にあたり、現地では割と知られたシルバースミスです。
兄弟の中でも温和な性格で、ドノバンにしたオーダーを他の兄弟に横取りされても笑って許してしまうというエピソードもありました。
ナバホのリザベーションはあちこちに点在しますが、ドノバン兄弟は同じリザベーションに住んでいます。一緒に育った兄弟は大人になった今も大変仲がよく、一人に話した事はなぜか皆に伝わっています。お互いに助け合っていて、ファミリー行事も大切にしています。
彼らの子供たちもまた同い年で仲良く、将来ドノバン達のような繋がりの強い大人になるんだろうな、と勝手に想像してしまいます。

バージョンアップしてます!

ここ最近、続々と新商品が入荷してホームページが大改造されています☆★
今までも扱ってきたアーティストの新商品に加え、新しいアーティストも続々増えてますのでお見逃しなく!!
また、本格的なプレミアムターコイズを使用した、お求めやすい価格のラインをスタートさせました。

オススメはこの二人→Arnold GoodLuckFred Peters
この夏からインディアンジュエリーを始めてみたいな…と思っているお客様!より入りやすく、普段のスタイルに合わせやすいデザインを展開していきます。乞うご期待ください。
現地にはインディアンジュエリー以外にもラグ、ポタリー(壺)、絵画などなど、素晴らしいインディアンのアートがあります。そんなインディアンアートを少しでも紹介できればと、絵画のオンラインショップもスタートさせました。
こちらはズニ族のDuane Dishtaの作品になります。

神話から出てきたようなカチナの絵は、インディアンならではの独特の世界観が表現されています。アーティストの家に遊びに行くとこうした絵がさりげなくインテリアとして飾ってあります。
今後もマライカでは、いつでもお客様にわくわくしてもらえる商品をご提案できるようにと思っております。お楽しみに! 

Hopiもの入荷しています。

マライカでは最近Hopiものが多数入荷しております。
これらの商品はいずれもHopiのメサに直接いって買い付けたものになります。
手頃な一万円前後からご用意しておりますので、ちょっとしたプレゼントやご自分へのご褒美にどうぞ!
さて今日はHopiにちなんでHopiの事を紹介したいと思います。

前にナバホの伝統的なパン、『フライブレッド』を紹介しましたが、こちらはHopiの伝統的なパン、その名は『Piki(ピキ)』になります。
パンというより、オブラードのような薄いペーパーのようなものです。
ブルーコーンを元に生地をのばした物で、味は淡白な感じですが、海草類に馴染みのある日本人には馴染みやすい味だと思います。
Pikiは一般的に売られておらず、セレモニーやショーなどの機会に頂く事が出来ます。
このPiki、今では作れる人がだいぶ減ったようです。
なぜなら熱い鉄板に手で生地を伸ばすので、それに最近の若い人達は耐えられないそうです。
作っている人に聞くと、
『マインドをコントロールしてるから熱くないわよ。』との事。凄い!ほんとに?!
これが作ってるところです↓

話は変わって、私達はインディアンから度々中国人に間違えられます。
自分達アジア人からしたら、日本人も中国人も韓国人も何となく一目で見分けがつきますが、インディアンからしたら一緒なのでしょう。
なので、逆に聞いてみました。ナバホホピズニ、それぞれ一目でわかる特徴はあるのだろうか?
答え、ナバホ=デカイ
   ズニ=小さい
   ホピ=日本人のような顔立ちである。
うーん。。そう言われてみるとReeves兄弟(Andy,Sunshine,Donovan達)はデカイな。
Jason Takalaは初めて会った時、親戚にいそうな人だなって思ったな。。
まぁ、一意見としてご参考ください。
日本人に似てるかわかりませんが、こちらは今年のミス・ホピの女の子です。
雰囲気もとても可愛い方でした。