ハリソンジムの技術

久々の更新ですがこちらニューメキシコ州は相変わらず、日本と変わらずコロナとの共生の毎日です。

ニューメキシコ州ではマスクをしている人がほとんどですが、お隣アリゾナ州に入るとマスクが義務化されていないので、逆にマスクをしている人が少ないぐらいという、州や場所によってもコロナとの向き合い方が違うのがアメリカらしいです。

さてただいま極寒のニューメキシコ州。今日は1日中氷点下らしいですが、今回はあまり雪が降らなかったのでただ寒い今です。

そんな中もうご覧になった方もいるかと思いますが、久々のYoutubeアーティストの動画が出ています。

全てを惜しみなく見せてくれたハリソンジム。

伝統的スタイルを貫きながら、でもその労力をあまり語ろうとしない姿はまさに「漢気」と思い感動しました。

勿体無いのでほとんどカットなしで仕上げてみましたので、動画の長さは1時間近くあります。

一本のバングルに込められる時間と労力を、深夜お酒を飲みながら、うっとりとしながら味わって欲しい動画です。

 

 

この動画を見た後、このバングルたちはただのバングルではなく見えるはず。

 

2021年ありがとうございました

早くも年末、今日は積雪、激寒のニューメキシコ州です。

2021年もアメリカ駐在ブログ、インディアンジュエリーをご愛顧いただきありがとうございました。

コロナ禍でもジュエリーを通して海を越えてつながっていけることが何よりも嬉しいです。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

クリスマスが終わるとアメリカの年末は大晦日が半日営業ぐらいで、他は通常に戻ります。

年末も入荷ラッシュは続いています。

ウェブサイトのチェックはお忘れなく!

明日から始まるインディアンマーケット

早くも八月は半ばですね。こちらは連日雨が降ったり、カリフォルニアの火事で毎日煙かったり、例年にないような局地的洪水が起こったり、毎日天気の変化があります。

こちらニューメキシコ州では再び、店内ではマスク着用となりました。アメリカでも再び感染者数が増え始めていまして、以前はワクチン接種者はマスクはしてもしなくてもOKというアメリカらしい規則だったのですが、再び全員が店内ではマスク着用に。

そんなニュースを見るのが欠かせない毎日に戻ってしまいましたが、なんとか今週末のインディアンマーケットは無事開催できるようです。

サンタフェインディアンマーケット、去年は中止(オンラインのみでの開催)でしたが、今年は約半数のアーティストが参加して開催されます。

アーティストもお客様も誰もが、「行ってみなければどんな感じか分からない」という中で、作品をどれだけ作るか、どれぐらいの人が来場するのか、例年と違うインディアンマーケットはまた一味違ったものになりそうです。

ちなみに例年、この人がリングのカテゴリーの1位をとりました!などとブログで紹介しているのですが、今年は「各カテゴリーでの受賞」というものがなくて、「ジュエリー部門全体」と「ショー全体」の作品での受賞しかないそうです。なので、通常はたくさん紹介できる受賞者というのが今年はかなり難関。

準備時間や会場の人数制限など、例年と勝手が違うインディアンマーケットですが、とにかく再び作家たちの作品を拝めることが何よりです。

こちらは二年前のレポート。

 

インディアンマーケット2019

 

というわけで、いつもは雨がうれしいニューメキシコですが土日は雨が降らないことを祈って、サンタフェに行ってまいります!

 

トゥファキャスト作品

ナバホ族は完全復活!とまでは行きませんが、去年中止になったナバホネーションでのお祭りの一部は再開が決定しています。野外会場がたくさんあるのでイベント自体は日本よりもやりやすいかと思いますが、やはり屋内のイベントはまだ完全復活はしていない様子です。

さて、トゥファキャストの作品もたくさん入荷しているので今日はそちらをご紹介します。

アーロンアンダーソンに、日本のお客様向けで、小さく、細く作ってもらったこちらのリング。

受け取った時に、かわいい!と叫んでしまった作品たちです。

この小ささに、これだけのディテールを詰め込めるのはさすがアーロンのトゥファキャストの削りの技です。

 

そしてこちらはダリルビゲイのトゥファキャスト作品。

主題「ナジャ」サブタイトル「シンプルイズベスト」と言った感じの、言葉はいらない美しさ。

ダリルビゲイの仕上げってどのジュエリーを見ても本当にきれいです。

 

そしてこちらは久々の入荷になるあの人。

 

この作風だと少し分かりにくいかもしれませんが、フィランダービテイの作品です。なめらかなテクスチャーと、残されたラフ感のバランスが絶妙。

下の台形型のペンダントは、カトルフィッシュボーンで鋳造された銀板を使い、スギライトをセットした作品です。実はこのスギライトも近年非常に高価になった石の一つ。深い紫は日本でも高貴な色として昔から好まれていますよね。この色には魅了される人も多いですが、スギライトメインの作品はなかなか見ることができないと思います。

アーティスティックな一点物作品の入荷も久々です。

 

新着入荷中

今回の台風で被害に遭われている方、お亡くなりになられた方に心よりお見舞い申し上げます。

アーニーリスターをはじめ、たくさんのアーティストの方から電話をいただき、お見舞いを伝えてほしいと言われています。

一日も早く回復することをお祈り申し上げます。

Ernie Lister 日本のモチーフとターコイズでナジャを描いたペンダント。

 

オンラインショップには新入荷が入っています。

魅惑の黒「JET」(ジェット)

インディアンジュエリーでたびたび登場する「ジェット」と呼ばれる素材。

こちらは、研磨前のラフのジェットです。
一見すると、ただの黒い石に見えます。

しかし、ジェットは石ではなく地中に埋まって化石化した木なのです。

そう言われるとなんとなく木に見えるような…

研磨によって鈍く輝く漆黒のジェットは、魅力的な素材の一つです。

ジェットは、サントドミンゴ族のヒシネックレスやズニ族のインレイワークなどに代表されるように昔から使われている伝統的な素材です。

世界各地で発見されているジェットは、パワーストーンのように魔除けとして装飾されていた歴史もあるようです。

古来のネイティブアメリカンもターコイズと同じようにジェットをお守りのように身につけていたのかもしれません。

 

ロンベドニーの新作

ブログのバージョンアップをしたら、何だかついて行けないぐらい急にアップグレードされてます。

クリスマス一色!

早くもクリスマスまであと2週間を切りました!

そんな中、今日は2018年最終の出荷作業に追われていました。

12月仕入れ

商品パッキング、梱包中。ちらちらと見えるこの感じ。これはほんの一部ですが、今回も今までなかった商品が盛りだくさん。お楽しみに!!

今日はその中の大物、先に見せちゃいます。

美しすぎる。。。。。

ロンベドニーの自信作。左はキングマン、右はキャンデラリア。

ロンベドニーは、実はキングマンターコイズがとっても好きです。自分で選ぶときは絶対にキングマンターコイズを選びます。

そしてこちらはNEWアーティスト。

ヘビーで、しっかりとした細工で、ハイグレードの石。こういう一点ものは装飾品という枠を超えて思い出のこもったの宝物となることが多いです。

2019年はサンゴの年

今朝のニュース。パントン社によって毎年発表される来年のテーマカラー。

2019年の色は、「Living Coral」

生きているサンゴの色。

(ちなみに2018年はドラマチックな紫色「ウルトラヴァイオレット」だったそうです。)

確かに、サンゴ人気今年上がってますね。来年はますます上がっていくんですって!サンゴジュエリー、今後もチェックです。

 

創業30周年祭は今週末です!

週末にせまった30周年祭!!!

創業30周年スペシャルとして、これまで絶対にセール対象外だった幻のターコイズ【ランダーブルー】もセールになります!

下記アーティストの作品はセール対象外となります。
・ペリーショーティ
・ゲーリーリーブス
・アーニーリスター
・ジェイソンタカラ
・トーマスカーティス
・堀江純
(当日はオンラインショップには表示されませんのでご了承ください。)

※※オンラインショップでお買い物の方は店頭でもセールの為、行き違いで販売済みになった際はご容赦下さいますようお願い致します。

今のうちに店頭で、オンラインで、商品をチェックしておいてくださいね!!!

レスタージェームス

ナバホ族のレスタージェームスの新しいジュエリーが入荷しています。

アーロンアンダーソンとのコラボでインレイワークを施したレスタージェームス。そのインレイの技術の高さは現地トレーダーにも非常に評価されています。

こちらがそのコラボ作品↓


今回入荷したのは、レスタージェームスらしいインレイワークの、少し現代アート的ででもどこかクラシックな一点もの達。

 

ジュエリーショーなどに出店することはほとんどなく、隠れた名工の職人と言えるレスター。石の色味や配置がとても絶妙で、芸術的です。