ペリーショーティ

ナバホのトラディショナルスタイルで誰もが一度は作品を見てみたい人と言えば、真っ先に「ペリーショーティ」の名前が出ると思います。

アメリカのギャラリーでも置いているお店は2.3店舗。

年間2回出るショーでは、だいたい一日目の午前中ですべて売り切れてしまう。作品自体を拝める機会が絶対的に少ないです。

マライカにこんなにたくさん作品がそろったことが、我ながら、奇跡!!と思いながら今日はコレクションを見ていました。

 

昨日作品を受け取り久々に少し深く話しました。

最近は、伝統的でありながらも「色々なスタイルや素材を使うようになった」と本人も言っている通り、今までにはなかった新しいスタイルを見ることができるようになっています。実は長年そうしたかったのだけど、時間がなかったのだそうです。

石との組み合わせを作ることも増えてスターリングシルバーも使うようになってきていますが、コインシルバーの時はいつもバーバーコインを使います。なぜ、バーバーにこだわるの?とふと聞いてみたところ、一番初めに作った作品をバーバーコインで作ったから、、、との答え。

ずっと昔一回色々な銀貨を混ぜてコインシルバーの地金を作ったこともあるそうですが、その一回以外はすべてバーバーコインを使用しているのだそうです。

さわやかな笑顔と優しい口調、話すたびにいつも言葉では表せない人気の秘密を感じるような気がします。なんというか、祈りや魂がジュエリーに込められている、それが作りににじみ出ている、そんな感じです。

あまり有名になることは避けたいという本人の気持ちとはうらはらに、どうしても人気が出てしまう、その圧倒的で優しいオーラはスピリチュアルな世界とは遠い私でも神がかっているという言葉が頭に浮かんでしまうぐらいです。

 

買う買わないは別として、とにかく一回、作品を生で見て、触って、着けてみてください。あ、これがそういうことかと思う方もいるのではないでしょうか。

アーニーリスターを、「力強い、ずっしりとくる魂」としたら、ペリーショーティは「柔らかくも芯がある深い魂」という感じでしょうか。

ショーの準備で大忙し&ハーマンスミス

つるっつるの凍結道路!これは3日前の雪でしたが、今朝も雪がちらつくまだまだ寒い日です。しかし、明日からは3月です!もう春に向けて身支度をしなきゃいけませんね。

今週末、アリゾナ州フェニックスで行われる全米で第二位に大きなショー。(第一位は夏のサンタフェインディアンマーケットです。)名だたるアーティストたちが出展するのですが、みなさんその製作に、、大忙しです!

材料を買うために在庫を少し売らなければいけない人も多々、連日アーティストたちから電話が来てこちらも毎日大忙しの一週間です。

さて、ネットには久々に色々なスタイルで入荷することができたハーマンスミス

数年前は日本ではあまり知られていなかったハーマンスミスですが、ここのところスタンプの正確さやそのキレイな仕上げで瞬く間に人気のアーティストとなっています。こうやってマライカで取り扱い始めたアーティストが大きくなっていくと、感慨深いものがあります。当の本人はあまり実感していないようですが、アーティストは結構みんなそんなもんです。日本で自分の名前が知れてきていてもいなくても、スタイルは変わらず、ただただ作り続ける。

ハーマンスミスのストーンワークも大好きです。こういうスタイルができるアーティストは限られていますし、細かい石を時間をかけてセットしていくその手間暇を惜しまないハーマンのきっちりした性格が表れている作品です。

全部でどーんと23点一気にネットショップにアップです。

この機会にハーマンスミスワールドを覗いてみてください。

おとといは、バレンタインデーでしたね!

バレンタインだから・・・というわけではないのですが、このスパイニ―オイスターでサンシャインにリングとペンダントを作ってもらっています。

ハッピーバレンタイン!と言ってアーノルドグッドラック夫妻にもらった朝ごはん。手作りトルティーヤの中にひき肉とハッシュポテト!

 

さて、ネットにはデルバートゴードンの作品が続々と公開されています。

一つ一つ、丁寧に、細かい細工で時間をかけて作られた究極の一品ともいえる彼のデザイン。

季節、シーン、年代を問わずに幅広くジュエリーとして親しまれ、高級感もあり、インディアンジュエリーの武骨さもあり、本当に言葉では語りつくせないデルバートの仕事です。

 

紹介しきれていない新入荷たち

先日の満月の夜。ケータイの写真ではこれが限界でしたが、太陽みたいにきれいな月でした!

オンラインショップに足りなくなったもの、新入荷のアーティストもの、見逃していたものを一挙に紹介します。

ルーションコインバの新作。ハーフサンフェイス。下の部分の水のデザインは、上からさらにエングレービングを施して質感をあります。

ハリソンジムのペンダント。このミニサイズは、ハリソン自身も「あまり作ったことがない」というサイズ。ハリソンにとっては「ミニサイズ」、さすが大男ハリソンジムと逆に感心してしまいました。

ライルセカテロのマイクロスタンプバングル。ライルの情熱には毎回本当に感心させられます。若手アーティストで、たくさんの作品を作って毎回ショーで売り切れるというのはライルぐらいではないでしょうか。

デザインの着けやすさ、重ねやすさなどもありますが、やはりそこにこもる情熱というものを、買う側も感じるんだと思います。

常に新しい技術を探し、細かいところでの進化を模索しようとしているライル。今後どんな新しい方向に進んでいくかも期待したいところです。

ダレルキャドマンのクラスター石バングル。細かい細工を得意とするダレルならではの作品。ピンクシェル、もう一本はオニキス、アーティストものではあまりなかったターコイズ以外の石ものです。

なかなかこんなに色や種類がそろうことがないロンパーカーの新作ピアス。細身のバングルやリングも今色々な石でそろっています。

デリックゴードンのシルバーリング。何年かぶりに入荷。スターデザイン。3個入荷してます。

ダリルビセンティのナジャ、そしてオニキスのバングル。ターコイズ以外の石をあまり見なくなったのは、銀価格がどーんと跳ね上がってから。金にはそれなりの価格の宝石を合わせるのと同じで、高くなった銀に比較的お手頃なオニキスやシェルなどの石を合わせたジュエリーをどんどん見なくなりました。

エディソンサンディスミスの新作リング。

アーニーリスターの新作リング。シンプルな割に、非常に手間がかかっているこのシリーズ。一本すごく頑張って買ってももう一本欲しくなるのがアーニーリスターの魅力。

 

ヨヨキ夫妻の作品

ツーソンからニューメキシコへ片道7時間のドライブ、だいぶサボテンが普通の木のような感覚になってきました。

ちょうど夕暮れの時間に夕日に向かって走ってきました。

さて、アリゾナと言えば、ホピ。ホピ族のジュエリーは本当に「継承危機」にあります。この美を芸術として、伝統として残していかなければいけません。

 

ゲーリー&エルシーヨヨキ夫妻の作品、入荷してます。

 

雪と言えば・・・。

3日前久々に雪が積もりました。

日本も大雪で大変だったと聞きました、雪景色はとてもきれいなのですが生活に支障が出るとやっかいです。

インディアンジュエリーで、雪と言えば・・・。

ジェイソンタカラです。なぜかわかる人はマニア確定!

スノークラン、雪氏族であるジェイソンタカラ。刻印は雪雲と雪を表したものです。

工房訪問、Jason Takala編

 

トミージャクソンの一点もの

今日のおやつ。クラッカージャック!

ナバホ族の儀式に集まるとお菓子でよく配られるこのポップコーン。キャラメル+ナッツのキャラメルコーンのコーン部分がポップコーンみたいな味です。リザベーション内のスーパーには必ず巨大なパックになって売っています。

さてさて、オンラインショップに入荷したのはものすごく久々の気がするトミージャクソンの作品。

 

インレイ、オールドスタイル、ハイグレードストーン、トゥファキャスト、様々なスタイルのジュエリーを作る彼のジュエリーは何年経っても人気があせないのですが、やはり日本のお客様に圧倒的な人気なのはトミージャクソンの厚みのあるシルバーで作ったオールドスタイルの作品。特にビズビーを使った作品は石のセレクトに定評があり、コレクターも多いです。

 

今回は、その他に今までになかった一点ものを多く仕入れています。

これは、キャリコレイクのカフスボタン。

こういった一点ものは本当にいつの間にか売れてしまい、そしてなかなか仕入れる機会がない、出会える機会が少ない作品です。

カウボーイのトミージャクソン。普段はカウボーイハットにブーツ、さらにブーツにはスパー(拍車)をつけたスタイルで来ることが多いです。それでいて、キリスト教の牧師でもある何足ものわらじをはいたアーティストです!

 

ハーヴィーメイスの石もの

この冬は、雪が全然降っていないのですが、今朝は久々に少しだけ積もりました。

さて、オンラインショップの新入荷はこちら。

 

 

まだまだ人気のハーヴィーメイスのフェザーもの、石付きが入荷しています。

アパッチブルー、バリーブルー、ダマリ、などなど色々な色味のターコイズを使用している一点ものです。

作る数が多いので誤解されがちなのですが、ハーヴィーのジュエリーは最初から最後までハーヴィー夫婦だけで製作されています。(最終的な磨きは時々奥さんがやることもあるそうです)あまりに仕上げがきれいなので、機械の大量生産じゃないかと言われることもあるのですが、ぜーんぶハンドメイドです。

そう考えてみるとこの一つを作るのに、何本のラインを入れるのだろうとか考えてしまいます。ハンドメイドでこのキレイさ、人気なのがよく分かりますよね。

 

 

今年一年ありがとうございました!

いやいや、まさかのクリスマスイブにインフルエンザにかかるという大失態!

ようやくパソコンに向かえたのは29日(日本ではもう仕事納め後・・・チーン)という、今年最後に大きな毒出しをしたアメリカ駐在です。

時すでに遅し・・・ですが、クリスマス前の最後の買付け日。

あるアーティストから手渡されたもの。

何?プレゼント??わくわく。

年季の入ったエムアンドエムに入った・・・・

バングルでした!このスタイル、いいですねぇ。

なんかネイティブらしくてかわいかったので写真撮らせてもらいました。相変わらず顔撮影はどうしても嫌がるエディソンサンディスミスの作品です。

最近、エディソンはものすごく耳が遠くなりました。「Ha!?」って聞き返されることが二回に一回ぐらい。もう目が見えない、もうこういうのは作らないよ、と言い続けて早3年。まだまだエディソンには頑張ってもらいたいです。

個人的にとてもうれしかった入荷、ピアス。やっとやっと(たぶんこれも3年ぐらい言い続けた)入荷しました。

高額の一点ものピアス、無くすのがこわい!っていうかたはフックの先、キャッチの後にプラスチックの留めをつけることを強くお勧めします。私も何回もピアスなくしてますが、これをつけ始めてからなくすことが激減しました。

そしてそして、ペンダントも!(ペンダント自体あまり作りませんからね。)

こういった新しいスタイルを作り出すのが実は本当は一番楽しいというエディソン。「日本のボスや仲間たちに感謝を伝えてほしい」と数多いアーティストの中で唯一、そういってくれたそんな優しいエディソン。チワワ愛好家のエディソン。日本ファンの中でエディソンはどんな存在なんだろうかと想像するのもまた楽しいです。

唯一数年前に撮った写真、ロンベドニーと。

さて、2017年ももうおしまいですね。

今年も皆様に支えられながら、(相変わらずあまり更新はできませんでしたが)ジュエリーを仕入れるという立場だけではなくて、作る立場、着ける立場になりながらブログを書いてきたような気がします。

来年は、ますます更新の数を増やして(毎年言ってる気もしますが・・・・。)もっともっとインディアンジュエリーの希少価値というものに迫っていきたいと思います!

皆様、よいお年をお迎えください!

ちなみにアメリカでは31日に寒波が来るということでいろいろなカウントダウンイベントがキャンセルになっているそうですよ。皆様も、体調には本当にお気を付け下さいませ。

クリスマス直前です!

今週は発送用のクリスマスギフトのオーダーをたくさんいただいています!繁忙期なのでアメリカは発送がかなり遅れている様子。カリフォルニアの火事も影響しているようで、日本では考えられないような遅れが出ているようです。

ギフトにとても人気のブルースモーガン、ネットショップに追加されてます!お見逃しなく。

今朝の車の気温、14F=マイナス10度

そんな中朝からこの作業。

やわらかそうに感じられるのですが以外と硬いこの石灰石。

このアーロンアンダーソンが使用しているトゥファストーン、ハーマンスミスが住むところのすぐ近くの山の中で取れたもの。

石を取って、そこにデザインを刻み込み、溶かした銀を流す。

ただそれだけのシンプルな作業でできるトゥファキャストのジュエリー。それでもデザイン力と技術だけでこんなに現代的な作品になっていく、まさに伝統と現代アートを融合させている、アーロンアンダーソン。シンプルなように見えるのですが、毎回毎回よくよくつくりを見てみると本当に「職人」という言葉が似合うなぁと思います。

語ることが多いのでよく登場してます、アーロンアンダーソン

↓来日レポートには作り方が記録されてます。