冬到来

先週末、ナバホ族のフェアと呼ばれるお祭りの中で一番古い、シップロックフェアが行われました。
ナバホ族の大きなリザベーションは東西南北4つのエリアに分けられそれぞれのエリアでフェアが毎年一回行われるのですが、その中でも一番歴史の古いシップロックフェア。
今年で103回目。
その中で、一週間かけて行われる「イェイビチェイ」の儀式。
この儀式が始まると、冬が来るとナバホ族の人々は信じています。
そのとおり、今朝の気温は36F(3度)でした。
しばらくは半そでに厚手ジャケットというスタイルが続きます。
さまざまなダンサーが登場して踊りますが、特に盛り上がるのがこのアパッチ族のアパッチダンサーたち。


さて、この季節からどんどん人気が出てくるシルバースタイルのジュエリー。
ハリソンジムのあまり見ることができないシンプルなシルバーものが揃いました。





Simple is the Best
の作品たちです。
Harrison Jimの作品はこちらから。

Aaron Anderson細身バングル

2013年日本でのデモンストレーションを終え、
アメリカに帰ってきてから日本人の勤勉さ、仕事熱心な姿に深く感銘を受けていたアーロンアンダーソン
インスピレーションFrom Japanの第一弾で作ったのがこのシリーズ。


今まではアーロンの得意なデザイン、カービングセンスがしっかりと浮き立つ幅広のバングルが多かったのですが、日本人の細い腕を考慮したのと重ねづけもできるようにとのことで、細身のバングルに挑戦してくれました。


サイズ展開も豊富に、小さめから大きめまであります。
ゴつっとしたインディアンジュエリーを逸脱し、ファッションジュエリーとしてどんな時にでも着けられるような作品になっています。
アーロンの作品のよさは、何といっても一点ものの価値があること。
この細身シリーズだけではなく、他にもアーロンのアート作品はたくさん入荷していますのでお早めにチェックしてみてください。こちらからご覧になれます。

フィランダービゲイ

今日は朝から大雨!
珍しくザーザーと降りましたがそれも一瞬、瞬く間に乾燥した土地に吸収されています。
さて、新入荷がたくさんありすぎてどれをブログに書こうか、フィランダーの新作について書いたかな?と見返してみると、結構書いているつもりだったフィランダー、あまりブログには登場していないことが分かりました。
フィランダービゲイの作品はこちらから。

ナバホ族が白人に迫害された暗い歴史、「ロングウォーク」を見つめるインディアンチーフが描かれた作品。遠くを見つめるチーフの表情が何とも言えず情景を物語っています。
現在33歳、インディアンジュエリー作家の中では若手に入ります。
何しろ気まぐれなので、あまり作る数は多くないんですが最近色々と要望を出して、精力的にジュエリーを作ってもらっています。

こういった歴史や文化のある作品を、頭の中のイメージからトゥファストーンに描き出す。
個人的に、彼の芸術的センスは群を抜いていると思います。

以前アーロンアンダーソンのスタジオでフィランダーが作品を作ったそうですが、彼の集中力、才能についてとても賞賛していました。
↑のようなペンダントを、なんと45分で仕上げたそうです。
45分ですよ。
デモンストレーションを観たことをある方はご存知だと思いますが、特に計測命のアーロンからしたら信じられないことだったようです。
頭の中に浮かんだイメージをすぐに描きこみ、仕上げる。浮かんだらその場で仕上げないではいられない、本当に芸術家のスピリットを持った人です。
フィランダーらしい凹凸やラフ感を残したワイルドな仕上がりも他の人にはないところ。
今までとは違った新しいフィランダーの作品が少しずつ集まってきていますので今後もご注目ください。

フィランダービゲイの作品はこちらから。

Edison Sandy Smith

アーニーリスター来日デモンストレーション、無事に終了いたしました。
参加していただいた皆様、本当にありがとうございました!
内容のとっても濃いショーになったと聞いて、私も一安心。
帰ってきて時差ボケが納まったころにまた、ゆっくりアーニーからの話を聞きたいと思います。
さて、紹介がずいぶん遅れてしまいましたが Edison Sandy Smith のオールドスタイルバングルを仕入れています。

エディソンと言えば、のこのバングル

実はこのアポロチョコみたいなバンプアウトスタンプがかなり擦り減ってしまって、この作品以降使えなくなってしまったという話を聞いていました。

これは新作。
同じように見えて、違うバンプアウトスタンプを使っています。
最近はスタンプワークでのオールドスタイルでも今までと少し違う作品を作りたいという意欲があるエディソン、

ザ、オールドスタイルの渋い作品です。
バングルを受け取るときは、いつもジャンパーの下に自分の腕に何個も着けてきます。
ESSの手あかつき。。。とプレミアをつけているようです。
他のエディソンの作品は、こちらから。

ラストデイ with Ernie

ファンの方と、とてもいいデモンストレーションが行われていると良い知らせを受けていますこのイベントも、本日で最終日となりました。

最終日は、東京。
東京会場、MITI青山店にて13時~開催です。
インディアンジュエリーの真髄にせまる、伝統を継ぐアーニーリスター。
二度とないチャンス、ぜひ足をお運びください。

魂のこもったアーニーのデモンストレーション。

ついにこの時がやってきた、
Ernie In Japan
ついに日本に到着です。
スレンダーメーカーオブシルバーと呼ばれる、ナバホ族で初めてジュエリーを作ったとされる人物の流れを受け継ぐ、アーニーリスター
1989年に出版されたナバホ族シルバースミスに関する書籍にはすでに、スレンダーメーカーオブシルバー、ペシュラカイなどと並びアーニーリスターの師匠が紹介されています。
歴史をつなぐ、シルバースミス。
そんな話もたくさん聞ける、二度とないチャンスです。
20日(土) 大阪会場 MITI うめきた店
21日(日)名古屋会場 MALAIKA 大須店
23日 (火/祝)東京会場 MITI 青山店


ぜひ足をお運びください。

Perry Shorty バングル

3連休、皆様どんなふうにお過ごしでしたでしょうか?
こちらは一段と寒くなり、薪の用意を始める方もちらほら。
大好きな夏が遠ざかっていきます。アメリカでは今年の冬はかなり極寒になるのではと予想されていますが、、、雪がたくさん降ってくれればいいです。
さて最近、より一層手に入りにくくなってきているトップアーティスト、Perry Shorty
コインシルバーのバングルを2点、仕入れることが出来ました。


ペリーにシルバーワークを教えた巨匠、アーニーリスターのイベント。

ついに今週末に迫ってきました。
先ほど電話で最終確認。
初の海外とあって少々緊張しているようですが、それよりもお客様と会える楽しみの方が大きいようです。
Ernie Lister In Japan
ついに実現の時です。お楽しみに。

アーランドベン

今年のインディアンマーケットは、半日で売り切れたというアーランドベン
そんなアーランドを象徴する豪華な作品が入荷しています。

石を熟知し、ハイグレードのターコイズを集めることが楽しみでもあるアーランドのコレクションからのキャンデラリア。
14金とアーランドならではのハンドメイドベゼルに、しっかりとした皮ひもが合わされています。
通常14金を使うと少し高級できれいな現代的な作品になりがちなのですが、アーランドのペトログリフ(岩絵)モチーフの14金と、その周りのいぶしやスタンプ加減が絶妙なバランスでしっかりとしたインディアンジュエリーの渋みを保った高級感になっています。
これぞアーランドの作品!という豪華な仕上がり。
オールドスタイルからコンテンポラリーまでそつなくこなす技術をもち、しっかりとした千里眼を持ったターコイズのスペシャリストであり、カウボーイハットをかぶり写真にこだわるアートの感覚に長けたクールな人柄のアーランド。
人気が上昇していく理由がわかるような気がします。
他にも、コインシルバーの作品など10点ほどオンラインショップに掲載されています。
作る作品数はとても少なく、作るたびにいろいろな表情の作風を見ることができます。

インディアンマーケット

夏の終わりのこの時期に毎年開かれるサンタフェインディアンマーケット。
一年に一回の世界でも最大規模のネイティブアートのショー、またこの季節がやってきました。

今年もたくさんの人が訪れていました。
さて、受賞作品です。

ジェラルドロマベンテマ
カテゴリー、ジュエリーの一位を獲得しました!

すごいリボンの数です。


スティーブアルビソトラディショナルリング部門一位。

サンシャインリーブス今回はカテゴリーが間違ってエントリーされてしまったようですが、たくさんの思いのこもったフラスコセットで一位を獲得しました。

最近思い切って仕入れたこのフラスコ、キャンティーンとトップの部分が似てます。

Joe and Angie Reanoのナチュラルシェルを使ったモザイクバングルも一位を獲得。

速攻で売れてしまったということで写真はありませんが、サントドミンゴの巨匠マルティンロバトのモザイクシェルネックレスが、ネックレス部門一位、カテゴリー一位を獲得しています。
他、リンドンツォーシー、カルビンロバトなど今年も取り扱いをさせてもらっている作家が数々と受賞していて、自分のことのようにうれしくなりました。