今年の夏は!

リンドン&オーリンのイベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
二人はまだ日本に滞在中なので、帰国したらいろいろ話を聞きたいと思います!
週末から、毎日最大風速60~1000キロ!という強風が吹き荒れています。
昨日はボストンで悲しい事件が起きましたね。。。
地震、ミサイル、テロ・・・・、負けずに、平和に生きましょう!
さて今年の夏は、
カチナTシャツ!!

メンズ

レディス
キッズもあります★

バックはココペリです。
そして、昨日入荷したMary L Tafoyaさんの新商品。
こちら、マリーさんも初挑戦の★デザイン。

大人気のマリーさん、メンズにもぜひしてほしいと思い、メンズカラーを作ってもらいました。
「夏に向けて、ターコイズメイン。」

「シックにまとめた色合い。」

思った以上の出来栄えで、まだ発送は先になりそうですが、載せちゃいました。
アメリカでも、3つのギャラリーにしか置いていないマリーさんのジュエリー。
色合い、素朴なデザイン、でもマリーさんの作品だ!とすぐにわかる配色やデザインです。
インディアンジュエリーにしては奇抜なので、最初はどうかなと思って仕入れた商品でしたが、やっぱり魅力が伝わってくれてありがたい限りです。
なによりもマリーさん&マリーさんの旦那さん、ロレンゾさんの人柄が本当にいいんです。
マリーさんの商品はこちらから→→
先月末、マリーさんの工房にお邪魔したのでそのご報告を次回で!!!

日曜日はぜひ青山店に!!!

ついにこのイベントの週末がやってきました★★

元気に旅立っていったリンドン&オーリン。
でも前日の夜、エプロン姿で明日の朝までに仕上げる!!と大量のジュエリーと格闘していました。あの作品たちはきっと徹夜で完成させているはずです。
ぜひ完成した姿を店頭でごらんください!!
そして、この日の目玉はなんといってもリンドン氏のバグシリーズ。
ヘビーゲージのシルバー&トラディショナルのスタンプで、それぞれ限定25個のシリアルナンバーが入っています。




ちらっと。全貌はぜひ店頭で見てみてください。
重さを感じてください。
伝統が感じられると思います。
このバグシリーズの完成に至ったのには、長い長いストーリーがあります。
少しだけ、日曜日にお話しするバグシリーズのナバホ族編について。
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ナバホ族の古いジュエリー(1920年代ごろまで)のジュエリーには、アリやバッタなどのバグ(昆虫)が登場する。
白人トレーダーの登場によって見られなくなったバグデザインは、現在ワシントン州などの博物館に飾られるほどとても貴重なものになっている。
ナバホ族の神話では、現在の世界は5つ目の世界となっている。その1番目の世界はなんと昆虫の住む世界だったというところからも、ナバホ族と昆虫とのつながりが見られる。
すべての生き物に意味があるように、昆虫にもすべて意味がある。
毒グモを食べる毛虫、家を守る虫など家の中にいる昆虫は昔から人々と近い存在だった。
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作品の裏にあるストーリーを直接作家から聞くと、本当に作品のありがたみを感じます。

今週は、びっくりの雪が降ったニューメキシコより。

定番入荷!

四月になったと思えば、もうすぐ母の日!という広告が至る所で見られるようになりました・・・。
家族のイベントを本当に大切にするこちらの人々。
母の日には、どんなに遠くに住んでいても、花を送ったりご飯を食べに行ったりするみたいですよ。
そういえば、ゴールデンウィークももうすぐですね~!!
たくさん書きたいことはたまってるんですが、書いておいた記事が消えてしまうという出来事が起こりまして、今日は新商品紹介で行きます。
欠品していた定番ものをたくさんオーダーかけてまして、
大量にオンラインショップの方にも入れる事が出来ました!
Donovan Cadmanのシンプルリング&バングル。



重ねづけにも、一本使いにも、初めてのインディアンジュエリーにも、ギフトにも人気の商品です。

Dan Jacksonのラグリング&バングル。

Dan Jacksonの商品は、ペアで買われる方がとても多いです。
サイズ7号~28号まで揃いました!

モデルで撮影してみたらこんな感じです。
バングルは、女性の要望に答えまして極小サイズを特注で作ってもらっています。
小さくなればなるほど、バングルの形を作るのが大変なのでかなり試行錯誤してくれたようです。

ジュエリーを自分たちの伝統、誇りとして身に着けるネイティブアメリカンの人々。
ちょっと高級ですが、、、初めてのベビーブレスレットにもいかがでしょうか?
赤ちゃんが着けなくても、お守りとして贈り物にする人が多いんですよ~。

春ですねー。

3月はバタバタととても忙しくて、早くも4月になってしまってちょっと焦っています・・・。
友達の桜報告を見ては、花見~!!!と妄想してますが、ニューメキシコにも花と緑が少し見られるようになりましたよ★やっぱりカラフルな彩は心を潤してくれますね~。
が、花粉症に悩まされる日々・・・・。
春と言えば!!!
Phyllis Coonsis

「今週はフロリダへ行くの~。」
最近海や湖に飢えている私は、
「いーなー!水着もって海で泳いでこないとね」
ハッとしたフィリス。
「水着、入らないかも….」
おなかのあたりを押さえながら少し照れるフィリス。
なんだか可愛かったです~★
心が落ち着くお母さんのような、でもみんなでおしゃべりするのが好きな無邪気な子供のような、時にはズニの伝統を語ってくれる先生のような、素敵な魅力のあるアーティストです。

↓近日オンライン公開予定の新作です。

他フィリスの作品はこちらから→→
さて、4月14日、13時からのイベントはご存知でしょうか??
さっきまでこの打ち合わせをリンドンとしていました。

マライカ限定でリンドンと試行錯誤してきました、バグシリーズが大量に解禁される日でもあります。
ぜひぜひ店頭に足をお運びくださいませー!

やっぱりホピの話はつきません…②

前回はRubenのジュエリーの特徴についてお話しましたが、
今日はホピのジュエリーによく見られる〝メイズ〟についてのお話です!

Jason Takala作 260000円
メイズ(迷路)はホピの人生哲学を表しています。
上部に描かれているのは〝ヒューマン〟であり、中央の〝グッドライフ〟を目指し人はチャレンジし人生を歩んで行くというもの。そして一つずつの選択にはちゃんと答えが用意されていて、メイズの中央はその選択よってたどり着いた結果を表しているというものです。
これもなかなか〝おぉー!〟という話なのですが、Ruben Saufkie曰く、実はメイズには裏ストーリーがあるんだとか。
これからお話しするのはピマ族に伝わるメイズの解釈らしいです。
上部に描かれているのは〝Itoi(イトーイ)〟というメディスンマンで、この人がメイズを創造したのだとか。
このメディスンマンはとても力があった為、悪魔たちはこのメディスンマンを殺そうとしたそうです。
ですが一度この迷路に入ってしまうと迷い、イトーイのいる中央には辿りつけず、外に出る事も出来ず、その内に我を失った悪魔は自滅してしまうそうです。
どんな時にも我を失ってはいけないという事ですね。。
そしてこの裏ストーリーが実はメイズのオリジナルストーリーらしいのです。
日常の中で怒ったりネガティブに感じてしまう出来事はどうしてもありますが、
〝いい事も悪い事もすべてに感謝すればネガティブな感情は消える〟とルーベンはいいます。例え嫌な事をした人にも『ありがとう反面教師になってくれて…』と発想の転換をするんだとか。なんて仏のような人、ルーベン!!!!!
なかなかルーベンの様にはできないですが、このルーベン式ホピの信仰、結構習得したらHopi(Happy)になれるかもです。
メイズの作品はこちらから→★★★

やっぱりホピの話はつきません…①

しばらくぶりです、ご無沙汰です!
最近パタパタとあちこち仕入れをしてまして…
〝あちこち〟の一つ…HOPI★

Hってところが梯子なのが可愛い!と思わずパチリ。
この梯子、儀式を行うキバという建物に立て掛けられている梯子をイメージしたもの。
久々のHOPI村訪問なのでRuben Saufkieの工房にお邪魔しました。
作ってる姿は真剣そのもの、まさに職人の顔です。

ルーベンのジュエリーには一つ一つに彼の哲学や、祈りが込められています。
また、ホピの教えが表現されており、ストーリーに沿って伝統的なモチーフが組み合わされているので、ホピのジュエリーでよく使われるモチーフですがどこかユニークです。
↓ロングヘアとコーンが合わさったデザイン。ロングヘアが雨をもたらし、コーンが実るというストーリーです。
45000円
さらに…
彼の作品と言えば上面のシルバーがトゥーファキャストで作ったシルバープレートを使っているという事!
※トゥーファキャスト…石の型に溶かしたシルバーを流して作る製法
39000円

通常こうした質感はキャトルフィッシュ(巨大コウイカ)の甲のざらざらした面を使って作るのですが、
ルーベンのはすべて手掘りなんです!!!
これはホピのトップアーティストRoy Talahaftewaに習ったのだとか!

さらにさらに…
この〝マデリング〟と呼ばれる下面のシルバーに入れる線にもこだわりが!
この線入れはスタンプするのが通常ですが、ルーベンの場合は彫刻刀のような工具を使って一線一線刻み込んでいます。
スタンプを使うとスタンプの幅の入るところまでしか模様を入れられないので、この彫刻刀を使うのだとか。
左が通常使われるスタンプ、右がルーベンの彫刻刀

なんとなしに感じる重厚感、こうしたちょっとしたこだわりで全然見栄えが違ってくるんですね。
彼の作品はジュエリーというより、まさにアート!
シルバーだけで魅せるホピのジュエリーはシンプルにみえて実は奥が深い!
ルーベンの作品をもっとご覧になりたい方はこちらから→★★★
つづく…

やっぱり話題はHeard Museum Show!

ハードミュージアムも終わってひと段落…
といかないアーティスト達。ショーでのオーダーや家へバイヤー訪問が続いたりと、それぞれまだ急がしそうです。
『一個も売れなかった!』なんてアーティストが20人近くいたようですが、マライカ御馴染みのアーティストさん達はぼちぼち売れたようです。
いろんなブログで既にショーの様子載ってますが、一応マライカでもみんなのいい顔が撮れたのでご紹介!(乗り遅れた…!)
今回のニュースと言えば、Cadmanブラザーズの真ん中Donovanがショーデビューしました★*
最近トンボのBoxやら、新しい挑戦しているなー、なんて思っていたのですが、Gary,Sunshineに続いて!
やはり昨年のGallupの祭典セレモニアルで受賞したのもあって今ノッているのかもしれませんね。

そして。若手新鋭作家、Philander Begayもナバホ族に伝わるストーリーを元にしたベルトで見事受賞!!
もう買い手は決まっているようなんですが、まさにMaster pieceと言える作品です。ため息。。

そしてエスニック好きのマライカのお客様に一押しのMary L Tafoyaも受賞しました!!
マリーさんは写真を見ての通りの“ほんわか”した雰囲気がステキ。癒されます。受賞作品がふくろうってところも彼女らしい!

あとは…ダダッとご紹介
現金を落とすというハプニングに見舞われシュンとしていたSunshine

きれいな奥さんと娘さんと来ていたErnie Lister!

一球入魂!!ネックレス一個にすべてつぎ込んだLyndon Tsosie.
ぎりぎりまで細かいところを修正していたらしく、コンテストにエントリーしなかったのが非常にもったいない大作でした!!

相変わらず仲良しJoe&Angie Reano夫妻。
『孫がかわいくて…』ご近所のおばちゃんのような会話。

他にもCalvin Lovato夫妻、Norbert PeshlakaiSteve Arvisoなどたくさんのアーティストが参加していました。
会場ではジュエリー以外にインディアンアートと呼ばれる壷、絵画、ラグ、カチナなどいろんなアートが並んでいます。
中にはそのデモンストレーションを披露しているブースもあったりして。
サンドペイント作成中

若い男の子には珍しくラグ作家。通常は中高年の女性が織る事がほとんどです。

そんなこんなでハードミュージアムを満喫しました。
お天気もよく、屋外の開放的な空間の中で気持ちのいい出張でした。
戦利品も一部ご紹介。

新たな作家も何人か発掘しましたので楽しみに待っていてください!!

人気上昇中、ハリソンジム

ハリソンジムの伝統的なスタイルの商品が入荷しています。

常に新しいデザインの作品を作り上げてきてくれるので、彼に会うときはいつも、わくわく!するのですが、今回は原点に戻ったこの感じ。
あえて皮ひもをセットして持ってきてくれたところとか、さすがハリソン、分かってるなーと思いました。
ザ、ナバホのトラディショナル(伝統)!というデザインです。
でも彼の手にかかると、昔の古く荒い感じのするものとは違い、どこかきれいで現代的な作品に仕上がります。

このシリーズは、トゥファキャストの技が試される、ものすごく細かいデザイン。
深く、正確な削りでしかできない美しい作品です。
最近、少しインレイにも挑戦中で、こんな作品を昨日入手いたしました!

シルバーの厚み、仕上げの正確さ、デザインの多様性、、、、などなど魅力たっぷり。
注目の、ハリソンジムです。
ちなみに余談ですが、ジムハリソンというジュエリーアーティストもいて、よく間違えられるそうですが、ジムが苗字なんですよー。

この季節といえば…

さて、この時期のアーティスト達はというと…
すっかりハードミュージアムショーのモードに入っています!!!
ハードミュージアムショーはネイティヴアートショーの中でもトップ3に入る格式の高いショーで、まずは半年前から写真によって厳選され出場者がふるいにかけられます。
なので集まるバイヤーもコレクターもそれなりのものが見られると期待していくわけです。規模は小さいですが、夏のインディアンマーケット、冬のハードミュージアムといった感じですね。
中にはマイペースなアーティストもいますが…
30歳の誕生日という事で、30個のドーナッツで祝ってくれた
ゲーリーおじさんこと、GARY REEVES氏。

初孫もできたという事で最近仕事にも熱入ってます。
(仕入れほやほやのバングルです。。)

キングマンターコイズ 15万円
Gary Reeves氏の作品はこちらから→★★★

ペアリングー!

またもや寒気がおしよせているニューメキシコ。
ここのところ、週末ばかり雪が降るんですけど、なぜでしょうか!?
さて、最近ペアリングのカスタムのお問い合わせが多く、何か新しいデザインができないかなー?とずーっと前から思っていたのですが、実現に至らず。
普段使いできて、女性でも抵抗なくつけられる、そんな定番のペアリングがリーズナブルな値段でできたらと思い、
ようやく実現に至ったのがこちら。

Gary Reevesの裏スタンプリング。


磨き方がシャイニー(キラキラ)かそうでないかによって、だいぶ表情が変わります。


こちらはライン入り。これもシャイニーかオールド仕上げかができます。
こちら、少し細いタイプ。


仕事も、プライベートでも、家事でも、じゃましないシンプルなデザインです。
こちらは BY サンシャインリーブスのタイプ。


デザインの関係上、裏にイニシャルの刻印とかは難しいですが、
すべて一個15,000円!かなりリーズナブルな普段使いペアリングになりました★
気になる方はお問い合わせくださいね!
本日の仕入れの一部、Andy Cadman