バイヤーをしていて、ぞわぞわっと来るような興奮するジュエリーに出会える時が、一番幸せだったりします。
そんな、ぞわぞわもののコレクターズアイテム。
マッキープラテロ、そしてプレストンモノンギー。
こういう作品をお届けすることができて、ついに巡り会えたのねとうれしくなります。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
カテゴリー: ☆アーティスト新着情報
素晴らしいクリーンワーク、Fred Peters
今日は、鉱山もののターコイズをメインに作ってもらっている、Fred Petersの新作のご紹介です。
ジュエリーショーに行ったり自らの作品を作るアーティストではないので、作家としての名前はあまり知られていないのですが、マライカでは本当にお世話になっているアーティストです。
何を作ってもらっても、本当にきれい!
細かいところまで手を抜かない綺麗な仕事、「クリーンワーク」をするアーティストです。
そんなフレッドピーターの一番人気のスタイルが、この「カッティングワーク」
実はこういったシンプルな石メインのペンダントやリングは、ジュエリーを作る地元の工房から売られることが多いんです。フレッドピーターも、そういった工房に勤めていた経験があります。
いいか悪いかは別として、そういった工房から売られるものは、土台がキャスト(大量生産)で作られていたりすることもあります。
でも現在はこういう石メインで作ったシンプルなスタイル自体が2年程前シルバーが高騰した時から激減しています。
というわけで、すべてハンドメイドで作り、どんなスタイルでもこのクリーンワークをすべて一人で施してくれるFred Petersは、とても貴重な存在だったりするわけです。
最近は孫の子守りで大忙しですが、フレッドのカッティング技術を活かした、トリプルトライアングルペンダントとか
ダブルトライアングルのリングとかを作ってもらっています。
毎日毎日寒い中外でジュエリーを磨いてくれているそうです。ちなみに昨日はマイナス20度を記録しています~!!
ホームページには載せていない物が多く、お店で作品をよく見ると、これも!それも!Fred Petersだ!という宝探しができると思います。
こんな刻印ですよ。
ビズビー、キャリコレイク、ニューランダーを使ったシンプルなペンダントの新作はこちらです。
最近ますます入手困難度がUPしているビズビー、ぜひご覧くださいね!
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12/13(金)17:30頃~12/25(水)17:00の期間中、
対象のインディアンジュエリー、天然石が20%OFF!
※インディアンジュエリーは一部除外品ありです。
今週金曜から!!!この機会をお見逃しなく!
Perry Shorty、Ernie Lister
Perry Shortyの新作が3点入荷しています。
以前写真をブログに載せた新作がオンラインショップに掲載されています。
Ernie Listerの新作。
流石、の仕事です。
他のアーニーリスターの作品はこちらから。
これには感激しました。Dan Jackson
最近自分の父のようにいろいろと心配してくれ、明るく元気をもらっているDan Jackson氏。
何も用がないのに顔を見に来てくれるというのは、本当にうれしいものですね。
ラグデザインの作り方をいつ見に来るのか・・・と言われ続けてなかなか行けてないのですが。
今日も何も用がないのかと思っていたら、ポケットの中からオーダー用のシルバーを見せてくれて、
一瞬動きが止まりました。
これはやばいです。久々の本気「ワオー!」を連発しました。
こちらはこれからリングになるもの。
オーバーレイの部分のシルバーを買い、ラグデザインを方眼を埋めるようにスケッチした段階です。
伝わりますか?とりあえずいろいろな方向から撮影。
これを一つ一つカットして、
こんなリングたちが出来上がりました。
クロスワードパズル?みたいな数字で駒を黒く塗っていくとなにかの動物が浮かび上がります・・・・というものを思い出させます。
この細かさ、71歳になった今でもこの細工。
あらためて、尊敬いたします。
この後に作品を見るとまた、その手間に感謝の気持ちです。
Dan Jacksonの作品はこちらから。
早くもクリスマスの季節!
今日は朝かなりの霜が降りていて、車の氷を解かすのに必死でした。
ショッピングセンターはだんだん「ホリデー色」、赤と緑に彩られてきています。
もう今年も終わりなんて・・・・信じられない。
これからのアメリカは、
今月末にサンクスギビングデー(家族が集まりみんなで七面鳥などをひたすら食べる日)、
クリスマス(日本のお正月のように豪華)、と久々に実家に帰ってのんびりする休日のシーズンです。
去年はかなり大きな七面鳥を焼き、ちょっとトラウマになったのでサンクスギビングが怖かったりしますが、なんとなく国全体がお休みムードに近くなって浮かれてきますね。
そんなクリスマス用!
なかなか新商品をアップできていなかったこのシリーズたちが掲載されましたよ。
クリスマス用のギフトとして、誕生日や記念日のギフトとして、お正月に日頃の感謝をこめて、などなどちょっとしたさりげない贈り物にも最適です。
中でも、時計、マネークリップは人気があるアイテムですのでぜひお早めにチェックしてくださいね!!!
サントドミンゴの巨匠Martin Lovato
今日はニューメキシコ州にあるプエブロの一つ、サントドミンゴ族の大御所、Martin Lovatoについてご紹介します。
マルティンロバトは1948年生まれ、現在65歳のベテランジュエラーです。
90年代から、ジュエリーショーでは様々な賞を受賞しています。
風格も、まさに大御所と言った感じ。
米軍兵士としてのキャリアの後、自分のルーツであるサントドミンゴに戻ってきて、ジュエリー製作を開始、翌年にはすでに賞を受賞するという才能の持ち主です。
今では材料が限られていて高額なため、本当に作る人がいなくなったサントドミンゴで伝統的に作られているジャックラススタイルのネックレス。
宗教儀式の時の正装には欠かせないものです。
実は、伝統的なジャックラスはこの下の部分(この部分を本当はジャックラスと呼ぶんだそう)は、ナイロンコードで結ぶようになっているので取り外しができるようになっていて、
それをチョーカースタイルのネックレスとして作りはじめたのが、マルティンなんだそうです。
それを見て、ジャックラスをバラし、ネックレスとチョーカーとして販売するトレーダーが増えたんだとか。
チョーカースタイルのデザインはもちろんですが、ヒシ部分の細かさにも非常に頭が下がります。個人的にも、合わせやすく大好きなスタイルです。
そしてマルティンお得意のこのスタイル、これも彼のオリジナルデザイン。
「ファン」と呼ぶこのデザインは、まさに日本の扇子を思い出させます。
均一なシェルのカットはもちろん、素材選び、磨きにもこだわりが感じられる非常に繊細なジュエリーです。
繊細な仕事から作られるアートな作品の中にも、伝統的な素朴感が見られるのが、さすが巨匠の職人技だと思います。
ターコイズの細かいカット、コードの美しい編み方、全てにおいて手を抜かないところにうっとりする作品ばかり。
そんな巨匠の風格を漂わせながらも、話すとすぐに家に案内してくれる気さくさがまた素敵なアーティストです。
11月です!
もう11月!早いですね。
これから年始に向かうのもまた早そうですねー。
しばらく更新をさぼっていた間、
レッドソックス優勝!とかハロウィン!とかで盛り上がっていましたよ。
ニューメキシコは昨日からサマータイムが解除され、夕方6時になるともう真っ暗です。
地元紙に上原!思わず写真撮っちゃいました。
さてさてこれからのクリスマスのギフト、ボーナスでの大物ゲットのためにも新入荷はぜひチェックしてくださいね!
ではさっそくご紹介しきれていない新作達を。
まずは久々の入荷、「チャールストンルイス」
とても人気の若手作家ではありますが、最近ホピの儀式での重要な役割を果たすことが多く、そのために1か月のうちの半分ぐらいを費やしたり、キヴァの中にこもったり、そして自分のメタルバンドもやっていたり・・・・でなかなかジュエリーの入手が困難なアーティストでもあります。
しっかりした厚みのある地金を切り出し重ね合わせることで、彼特有のジュエリーの高級感が人気の秘密。
火や水ヘビ、スカルや熊などの彼独自のデザインとが組み合わさり、彼ならではの作品が完成されます。
幅広でごつっとした印象の作品が多いですが、
今回は少し小さめのペンダントもオーダー。レディース向けでもイケるシンプルなペンダントです。
ロードランナー、ユニバース【宇宙】、カメ、熊と初めて見るデザインもまだ揃っていますよ。
そしてこちら、再入荷はゲーリーリーブスのフェザーチャーム付チェーン。
前回は入荷して本当にすぐに旅立ってしまった作品たちです。
一本でつけても、バチカン大きめのペンダントと合わせても。
長さ違いで、全部で7本入荷してます!
ボウガードとウォレッとチェーンというレアなアイテムも入荷してます。ファンの方はぜひ。
こちらにあります!
いつでも明るいカウボーイ、Leonard Nezのアイテムも、リング、ペンダント、バングル、ボロタイ、バックルとようやくたくさん揃いました。
ハイグレードストーンと合わせた立体カットのペンダントは中でも見ものです。
何層ものシルバーを重ねても、重たくならないようにボックス型になっています。
彼の作風は渋い青みのあるターコイズと最高に合います。
ロデオバックルなんかに使われるカービングを施したカウボーイならではのデザインも隠れた人気です。
秋の傑作まつり
もう秋ですね~。
もうすぐ10月も終わってしまいます!
残り2か月、今年もがんばりましょう!
というわけで、そんな心を奮い立たせてくれる「ため息」ものの傑作をご紹介。
まずはこちら。
これ、なんとコインシルバーです。
ビーズもすべてハンドメイドです。
このディテール、オールド感、ステキすぎます。
Vernon Tracy、アーティストとしてどんどんグレードアップしています。
この前はEddison Smithと鉢合わせして、「チワワをもらってくれないか~。」なんて話をしていてなんだかかわいくて思わず笑ってしまいました。。。
さてこちらもすごい人、Martin Lovatoの作品。
Martin Lovatoについてはまた後日詳しく説明したいのですが、サントドミンゴのヒシ、モザイクインレイの重鎮であります。
今では本当に見られなくなった、この伝統的な形のどっしりとしたジャックラス。
まさに「コレクション」としてタカラにしてほしい最高傑作です。
そしてこちら、ホピ族の儀式の中でも神聖な儀式とされる「スネークダンス」をモチーフにした、Gerald Lomaventemaのボロタイ。
スネークダンスの儀式に出てくるブロードフェイスカチナのモチーフ。カチナが着用しているドレスにもスネークが描かれ、忠実に躍動感ある再現になっています。
トゥーファキャストで描かれた土台の蛇が型どった、すばらしいデザイン。
重みのある長めのハンドメイドチップがとてもジェラルド作らしく、作品に高級感を与えています。
そしてこちらは、ランダーブルーの豪華絢爛ネックレス。
一つ一つの大きさをトゥファキャストしたペンダントです。
ランダーブルーは、14金で止められています。
こちらはペンダントバージョン、すべて14金になります。
うっとり。実物をぜひ肉眼で見てみてくださいね。
久々です&New アーティスト
ご無沙汰してしまいました。
ちょっと日本に帰国していまして、かなりリフレッシュしてきました。
やっぱり直接話さなければ分からない新鮮な動向などなどで、また一段とやる気にみなぎって帰ってきました!
リニューアルしてきれいになっていたアメリカン航空でした!
が、気温差がすごいです。
久々の湿気に真夏のような服ばかりで過ごしていた日本から帰ると、こちらは一転してヒーターを使ってジャケットを羽織るような気候になっていました。。。
その上時差ボケも重なりなんだか体がぼんやりとしてますが、たくさんのアーティストにお帰り!と言ってもらいうれしい限りです。
相変わらず政府機関がシャットダウンされてますね。観光客の人たちが本当にかわいそうです。なんか毎年このニュースやっている気がするんですが、それがどうにもならないのがアメリカらしくもあります。
さて、ちょっと留守にしている間にオンラインショップに入荷している新アイテムをご紹介します。
新アーティストで、贈り物にも喜ばれそうなシンプルなアイテムを追加しました。
まずはHarvey Mace
シンプルなフェザーは、まさにインディアンジュエリーの王道。
真面目な性格がジュエリーにも表れています。
そしてNatasha Peshlakai
父はご存じ、Norbert Peshlakai。
ナターシャの良さは、若手女性アーティストならではの感性が感じられるところ。
モチーフや作品の形、仕上げなど細かいところが父の作品とはまた違ってかわいらしさがあります。
新入荷、カルビンマルチネス
カルビンマルチネスの新作がたくさん入荷しています。
シルバーの質感が一風変わっているのがわかりますでしょうか?
「銀は、塊から伸ばし、ワイヤーは自分で伸ばして作る。
すべて昔のスタイルにこだわって作るカルビンの作品は、完璧な中にも昔の味がある非常に伝統的なスタイル。」
銀板をそのまま買ってきてスタンプしただけでは出ないこの質感。
自分でローラーをかけたシルバーは所々厚みや密度が微妙に違い、そのためにスタンプの入り方が違ってきて、よりオールド感がでます。
ビーズやワイヤーも、すべて自分で作っているので、ハンドメイド感がでています。
個人的にもかなり好きなアーティストです。
カルビンマルチネス、実はナバホ族の「カウンセラー」もしていまして、夏の間時間ができると、毎年アリゾナやニューメキシコで行われるカウンセリングに参加しています。
一回のカウンセリングは1か月程かかるそうで、その間すべてボランティア&自費で、ホテルに宿泊しカウンセリングを行うのだそうです。
「自分は幸運にもナバホのアーティストとして生計を立てることができているけど、不運にもやることがなく、ドラッグやアルコールにはまってしまうナバホの仲間の力に少しでもなりたい」と語っていました。
カウンセリングに行く前のカルビンはなんだかキラキラしていて、「1ヶ月通して少しずつ人の心がハッピーになっていくのを見るのは楽しいものだよ。」とワクワクしながら出かけていきましたよ。
彼のデザインにも、そういった繊細さ、優しさ、心配りが見られるような気がします。
なんといっても、一つ一つ石やその時の気分でスタイルを変えるので本当にいろいろなデザインを作り出すのが彼の特徴。
こちらに新作あります!
こちらのナバホの仲間、アーロンアンダーソンのデモンストレーションもまだまだ開催中です!!今日アーロンのお母さんに会いまして、私のベイビーがいなくてさみしいわ!!と嘆いていました笑