たまには癒し、ABQ Bio Parkへ

昨日はニューメキシコ州の空港都市、アルバカーキで少しジュエリーショーをのぞいた後、
動物園に行ってみました。
なんとなく行ってみたものの、
警察も出動し何事かと思うほどの渋滞。

どうやら母の日のイベントが行われている様子で、クーラーボックスやイス持参で歩いている家族連れがたっくさん!
こちら、アルバカーキ Albuquerque 略してABQ Bio Park です。

一般は$15、他に水族館と庭園もあり、それの共通チケットは$20です!
以前も一回行ったことがあるのですが、テレビで見たことのある旭山動物園さながら?の感じですごくおススメなのでご紹介。
今回はジュエリー全く関係なしです・・・。

“たまには癒し、ABQ Bio Parkへ” の続きを読む

全ての物のルーツ、Liz Wallace

Liz Wallaceの商品が入荷しました。
日本でも、様々な雑誌にとりあげられているので名前は知っていたのですが、ショーなどで見かけても話す機会がなかったリズ。
なんとなく訪ねてきてくれたんですが、ロングヘアーで紹介されている雑誌を見ていたので、まさかのベリーショートカットになっていてびっくり!!
若手女性アーティストというのもあって、気になってはいたのですが、持ってきてくれた作品集を見て、彼女のアートの世界に触れ、ぜひスタジオに行ってみたい!と、おじゃましてきました。


まさに、「アーティストのスタジオ」という感じの場所。
一軒家に引っ越しする前ということもあり、ごちゃごちゃだからごめんねといいながらも、その中のリズのアート感に触れてきました。
たくさんのアートの本
たくさんの受賞リボンの中に飾られた、馬のくつわ。

アフリカのアンティークの馬のくつわだそう。
それをレースのリボンで飾っているところに、リズらしさが出ています。
古い古い、工具。

そして昆虫の標本。
カリフォルニア州で育ったリズの先祖が食べていたという、どんぐり。
金魚のスケッチ。
こだわりの、ナチュラルターコイズ。

様々なものが散りばめられているスタジオに、感激しっぱなしでした。
今は特に何も作っていないからといって、「じゃ外でお茶でも飲みながら話そう」とリズ。
話していると、彼女のジュエリーに使われるモチーフや生き方には、すべてに自分のルーツが刻まれているようでした。
彼女の日本好きは、おばあちゃんがよく日本庭園に連れて行ってくれたからだそうです。
オーダーでも気が向かないと作らない。
今自分の頭の中にある作りたいものを作る。
まさに、芸術肌のリズ。
少し、セレブな感じのアーティストなのかなと思っていたら、さっぱりとしたなんとも男らしいぐらいで、そのギャップにもびっくりしました。
髪を切った理由も、楽だから。とのこと。
寝起きだから写真はダメと言われたのが残念ですが、、、。
今はエナメルの加工を修業中だとか。

こうやってワックスで作ったバタフライの型にシルバーを流し込み、
その間にエナメルでいろいろな色を入れていくのだそうです。
あたりまえですが、アーティストそれぞれ、独特な感性や性格でジュエリーを作っていて、おもしろいなと改めて思ういい機会になりました。
新商品は、こちらから。
こんなリズらしい箱もついてます!

El Morro National Park

連休、いかがお過ごしでしたか??
日本はゴールデンウィークなのに、私もどこか行きたい!!!
と、フェイスブックなどで友達がいろいろなところで楽しんでいるのを見て思い、
ズニの近くにあるEl Morro という国立公園に行ってきました。



数々の有名なスペイン人たちが、ここにサインを刻んでいきました。


ものすごい上手なものもありまして、それが見ものです。
二つのトレイルがあり、1時間ぐらいで回れるのでお勧めです。
ペトログリフや頂上に上ると昔の住居跡なんかもあります。

今回は自然の中でぼーっとしてきました。
というわけで仕事、がんばりましょー!

アーニー新作、久々のIvan Howard,、初めてのズニのカチナジュエリー


ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか??
こちらは雪の予報にもかかわらず、レストランではエアコンをつけていて、私はダウンを着ていてと、アメリカ人との体感温度の違いを感じております。
さて、前回のHard Museum後に入荷した大物の紹介をしておきたいと思います。
まずはErnie Listerの新作。


キャンデラリア、モレンシときました。
実は昨日電話がかかってきて、コインシルバーの刻印はもう使えないかも・・・と言っていました。マニアの方には結構広まっていたようですが、去年、新しい法律ができて古いコインを使ってはいけないという情報が流れました。
私も色々調べたり聞いたりしましたが、どうやら銀、銅の値段が上がったために、昔のコインを溶かしてそのまま売ってしまう人が続々と出てきたようで、それの規正法ができたようだということでした。
その直後、アーニーもコインシルバーの刻印を使わず「90.0」という刻印を使っていたのですが、その規制法があいまいだったり、お客様もコインの刻印の方を求めているというのもあって、最近はまたコインの刻印を使っていました。が、やはり使えないというのが発覚し、電話がかかってきたというわけです。。。。
コイン、スターリングももちろんですが、何よりもアーニーの仕事にお金を払っているわけですからね。
やはりすばらしい!!!

↑こちらも新作ですが、コインシルバースタンプ入りです。
そしてこちら、久々の入荷、Ivan Howard
ものすごく久々の入荷です。エンジニアの仕事をしているアイバン。ジュエリーショーで名前が広まるにつれ、人気も高まり、もともと作る数が少ない作家なのでさらに競争率が高まっている最近。
ますます腕に磨きがかかり、ジュエラーとしての自信をみるみると身に着けています。

サイドのギザギザっとした木のようなスタンプは、この時に自分で作ったばかりと言っていましたよ。

アイバンのワイヤーワークと細かい作品への配慮は、本当に「生まれ持った才能」だと思います。

そして最後は、新商品、ズニのカチナ。

これ、スタンドがサーペンタイン出てきていて、
ピンペンダントがディスプレイできるようになっています。
カチナ好きにはたまらない!!!一品。
違う作家の物もあります。

私も買いましたよ。
飾っておいて、石の色やシルバーの色がいい感じに変わっていくのも楽しみたいと思います。
オンラインショップの新作は、こちらにあります。
では、残りの連休をおたのしみください!!

オービルジャック、カナネア

ゴールデンウィークまっただ中!ですね。
そんなことにも気づかずに黙々と発送準備をしていたら、いつの間にか5月・・・。
連休から、夏に向けての活気が出て一気にターコイズ物が売れるようになる例年。
今年も早速フレッドピーターのシンプルペンダント、オンラインショップにアップされました!
イサカピーク、ブロークンアロー、キャリコレイク、ナンバーエイトなどなど。

こちらはイサカピーク。
すでにビズビーは品切れとなっております。。。
やはりビズビー。ここのところ入手困難のうわさが広まっているのか、以前にもまして人気ですね。

先月入荷しているこちら、
Ovil Jack です。
鉱山を発見したオービルジャック氏から名がついた鮮やかな黄緑色のレアターコイズ。めったに市場に出回る事のない幻のターコイズとして愛好家に根強い人気があります。
この色合い、何とも言えない・・・・。
日本に帰った際に、何人かのお客様に、オービルジャックは入らないんですか?と言われ、探していました。
ようやくルースを手に入れましたので、他にも続々とジュエリーになっています。

ぜいたくにもDan Jacksonに使ってもらったら渋い仕上がりになりました。
他のオービルジャックの商品はこちらから。
そしてほんの少量だけ、カナネアというターコイズも入荷。

メキシコの大規模銅山からとれたターコイズ。メキシコのターコイズでこんなハイグレードの物、見たことがなく珍しいので仕入れてみました。
他4点ペンダント入荷しています。→→
そして、マライカのハイグレード店MITIうめきたもオープンしましたので、
お店に並んでいる商品がネットにも公開されています!
ぜひこちら、ご覧くださいね☆
連休、仕事の方も、時間を持て余してる方も、こちらで新商品をチェック!してみてください。
こちらは、今週雪かも。。。。なんて予報が出ています。

Mary Tafoya 工房訪問 つづき

更新が遅くなってしまいました。
Mary Tafoyaさんの工房訪問の前回ブログ
のつづき。
デザインを作っていくところからです。
こんな切り出しも、マリーさんならではのデザイン。

↓土台になるサーペンタインを置き、そこに机の周りに散りばめられた様々な石たちをピンセットでデザインしていきます。

↓こちらは、駐在員がデザインさせてもらったバタフライです。贅沢にも、やらせていただきました。

このデザインをいったん、すべて土台からはずしまして、
ここからは時間が命!のマリーさんの職人技。

下に見えるのは、卵の入れ物を一つ切り取ったもの。
これに、ジェットの粉と樹脂を混ぜ、サーペンタインの上に置きます。
早くしないとどんどん固まっていってしまうので、バランスをとりながらもすごい速さでどんどんのせていきます。
途中、気泡ができてしまうといけないので、細かい泡をすべてピンセットでつぶしていました。
デザインをのせて頂きました!!

このうえにさらに先ほどの樹脂を少しのせ、表面を平らに削ったらできあがりです。
デザインと、速さが命のマリーさんの制作風景は、なんだか図工の授業みたいですごく好奇心で心がかき立てられましたよ!
その日は、さらにマトンのレッドシチューの作り方まで教わりました。

“Mary Tafoya 工房訪問 つづき” の続きを読む

Mary Tafoya 工房訪問

さて、先日のブログでご紹介したMary L Tafoyaさんの工房にお邪魔した時のお話。
家に着くなり、離れにある工房へ。

まず圧巻!だったのが、このテーブルにある石の数!!!


すごい数!!
すべて、マリーさんのペンダントになる素材。
長~くなりそうなので、今日は素材のご紹介から。
例えばこのペンダント、

スポンジコーラル・赤
サーペンタイン・緑
ターコイズ・水色
ジェット・黒
アラバスターシェル・白
オリーブシェル・ぐるぐる
ラピス・青
レピドライト・紫
ジャスパー・ピンク
という素材が使われています。
なんだか色を教える授業にも使えそうなぐらいたくさんの色が使われていますね。

↑こちらはバックの土台になる、サーペンタイン。
ターコイズを使うこともあります。
作品になると、こうなります。


↑マリーさんの「オリジナル」シェルのぐるぐるデザインはこの「カーニーシェル」から生み出されます。
他に、中くらいの大きさのマーブルがかかっているぐるぐるは「アラバスターシェル」

ちいさめのぐるぐるは「オリーブシェル」を使います。

これはブラックコーラルと呼ばれる、サンゴの一種。

カットした石をこうやって重ねてつけて、これを薄くスライスすると、
商品の右上に使われているみたいなカラフルな段の色合いが出来上がります。
古くからスペイン人、メキシコ人とのつながりが強いサントドミンゴのプエブロでは、様々な人がこういったジュエリーにつかう素材を売りに来るんだそうです。
昔は、サントドミンゴが育てるコーンやジュエリーなどの工芸品とのトレードもよくされていたそうですよ。
というわけで、次回は図工の授業みたいなマリーさんの制作風景をお届けします。

今年の夏は!

リンドン&オーリンのイベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
二人はまだ日本に滞在中なので、帰国したらいろいろ話を聞きたいと思います!
週末から、毎日最大風速60~1000キロ!という強風が吹き荒れています。
昨日はボストンで悲しい事件が起きましたね。。。
地震、ミサイル、テロ・・・・、負けずに、平和に生きましょう!
さて今年の夏は、
カチナTシャツ!!

メンズ

レディス
キッズもあります★

バックはココペリです。
そして、昨日入荷したMary L Tafoyaさんの新商品。
こちら、マリーさんも初挑戦の★デザイン。

大人気のマリーさん、メンズにもぜひしてほしいと思い、メンズカラーを作ってもらいました。
「夏に向けて、ターコイズメイン。」

「シックにまとめた色合い。」

思った以上の出来栄えで、まだ発送は先になりそうですが、載せちゃいました。
アメリカでも、3つのギャラリーにしか置いていないマリーさんのジュエリー。
色合い、素朴なデザイン、でもマリーさんの作品だ!とすぐにわかる配色やデザインです。
インディアンジュエリーにしては奇抜なので、最初はどうかなと思って仕入れた商品でしたが、やっぱり魅力が伝わってくれてありがたい限りです。
なによりもマリーさん&マリーさんの旦那さん、ロレンゾさんの人柄が本当にいいんです。
マリーさんの商品はこちらから→→
先月末、マリーさんの工房にお邪魔したのでそのご報告を次回で!!!

日曜日はぜひ青山店に!!!

ついにこのイベントの週末がやってきました★★

元気に旅立っていったリンドン&オーリン。
でも前日の夜、エプロン姿で明日の朝までに仕上げる!!と大量のジュエリーと格闘していました。あの作品たちはきっと徹夜で完成させているはずです。
ぜひ完成した姿を店頭でごらんください!!
そして、この日の目玉はなんといってもリンドン氏のバグシリーズ。
ヘビーゲージのシルバー&トラディショナルのスタンプで、それぞれ限定25個のシリアルナンバーが入っています。




ちらっと。全貌はぜひ店頭で見てみてください。
重さを感じてください。
伝統が感じられると思います。
このバグシリーズの完成に至ったのには、長い長いストーリーがあります。
少しだけ、日曜日にお話しするバグシリーズのナバホ族編について。
—————————————————————–
ナバホ族の古いジュエリー(1920年代ごろまで)のジュエリーには、アリやバッタなどのバグ(昆虫)が登場する。
白人トレーダーの登場によって見られなくなったバグデザインは、現在ワシントン州などの博物館に飾られるほどとても貴重なものになっている。
ナバホ族の神話では、現在の世界は5つ目の世界となっている。その1番目の世界はなんと昆虫の住む世界だったというところからも、ナバホ族と昆虫とのつながりが見られる。
すべての生き物に意味があるように、昆虫にもすべて意味がある。
毒グモを食べる毛虫、家を守る虫など家の中にいる昆虫は昔から人々と近い存在だった。
——————————————————————————-
作品の裏にあるストーリーを直接作家から聞くと、本当に作品のありがたみを感じます。

今週は、びっくりの雪が降ったニューメキシコより。

定番入荷!

四月になったと思えば、もうすぐ母の日!という広告が至る所で見られるようになりました・・・。
家族のイベントを本当に大切にするこちらの人々。
母の日には、どんなに遠くに住んでいても、花を送ったりご飯を食べに行ったりするみたいですよ。
そういえば、ゴールデンウィークももうすぐですね~!!
たくさん書きたいことはたまってるんですが、書いておいた記事が消えてしまうという出来事が起こりまして、今日は新商品紹介で行きます。
欠品していた定番ものをたくさんオーダーかけてまして、
大量にオンラインショップの方にも入れる事が出来ました!
Donovan Cadmanのシンプルリング&バングル。



重ねづけにも、一本使いにも、初めてのインディアンジュエリーにも、ギフトにも人気の商品です。

Dan Jacksonのラグリング&バングル。

Dan Jacksonの商品は、ペアで買われる方がとても多いです。
サイズ7号~28号まで揃いました!

モデルで撮影してみたらこんな感じです。
バングルは、女性の要望に答えまして極小サイズを特注で作ってもらっています。
小さくなればなるほど、バングルの形を作るのが大変なのでかなり試行錯誤してくれたようです。

ジュエリーを自分たちの伝統、誇りとして身に着けるネイティブアメリカンの人々。
ちょっと高級ですが、、、初めてのベビーブレスレットにもいかがでしょうか?
赤ちゃんが着けなくても、お守りとして贈り物にする人が多いんですよ~。