ぜひ実物をご覧ください!

ようやく夏らしくなってきたニューメキシコです。
先月からバケーションシーズンに入り、観光地には全米から家族連れが多く見られるようになって来ました。夏になると観光客が訪れたり、ショーが増えたりでジュエラーたちも大忙しになります。
そんな今日は、入荷している数々のジュエリーが、マライカ各店でご覧になれる!というお知らせです。
オンラインショップの商品が、お近くのマライカでご覧になれるようになりました。
デザインやターコイズの色味など、実物をご覧になりたい商品がありましたら、注文画面にご希望の店舗名をご記入いただき、ご注文ください。(※店舗からもご注文できます。スタッフにお伝えください。)
写真では伝わらない細かいところの美しさを、ぜひ実物でご覧になってください!
重みや着用した時の感じなどもお確かめください。
オンラインショップには、クラスタージュエリーも入荷しています。

クラスターは、写真のような細かい石を花のようにデザインしたジュエリーのことで、ナバホ族の人たちが普段よく身につけています。スーパーやフリーマーケット、マクドナルドなどでもよくクラスターのバングルやナジャをつけたナバホの人々を見かけます。クラスターは代々受け継がれることが多く、質屋には多くの古いクラスターがずらりと並べられています。
こちらはある質屋ジュエリーショップでの一枚。

特に儀式の時や記念写真を撮る時は、リング、バングル、ナジャ、コンチョベルトなどすべてクラスターでそろえて着飾るのが伝統的なナバホ族のスタイルです。ナジャは女性が着用することが多いですが、バングル、バックルなどは男性もよくつけています。

写りが悪いですが、インディアンのお祭りでの写真。若い人たちも普通につけています。
シンプルな黒や白のTシャツにナジャを合わせている女性が、コマーシャルに出ていたりもしました。日本でも桃井かおりさんがテレビでナジャをつけていたという話も聞きましたよ。
一つでインパクト大で大活躍のクラスター、ぜひご覧ください。

特別な食事

先日ナバホの友人宅にお邪魔して羊のブッチャーを見学させてもらいました。
日本人が魚を普通に捌くように、インディアンも食料として羊などの家畜を捌く事があります。インディアンの街ギャラップでもスーパーで普通に肉類は手に入れることはできますが、食べ物の大切さを学ぶ意味でもブッチャーは大事な行事なのです。
 ブッチャーは家の裏庭などで、大人5人がかりで行う結構大変な作業です。
捌いた羊はというと、肉は勿論のこと、内蔵はソーセージにしたり、羊毛は乾かしてラグにしたりと、余すことなくなく大切にいただきます。一家族だとだいたいい一週間かけて、バーベキューにしたり、伝統的なスープにしたりして食べるそうです。
 私にとっては初めての経験であり、正直気分のいいものではありませんでした。
ですが、今まで何気なく食していた物のありがたみを痛切に感じさせられました。
自分は命をもらって生きている、ということ。
 ここで、ブッチャーに関してのインディアンの興味深い話を紹介します。
ナバホには今もリザベーションごとに一人はメディスンマンがいるのですが、そのメディスンマンは様々なお告げをします。ブッチャーに関しても、『あなたは内臓を食べてはいけない』というユニークなお告げをするそうです。もし破ったら病気になるらしく、特別なお告げを受けた人はそれに従うそうです。
また、羊をいかに上手に捌けるかで決まるミス・ナバホ選手権もあるそうです。
インディアンのお宅に食事に招待してもらうと、こんな面白いインディアンの話が聞けるのが楽しみの一つでもあります。

隠れた凄腕アーティストSteve Wikviya LaRanceの商品入荷!

意外と日本に出回っていないSteve Wikviya LaRanceの作品ですが、現地ではショーの常連でもあり、数々の受賞歴もあります。私達が最初に出会ったのもサンタフェのショーでした。
“伝統的なトゥーファキャストという製法とコンテンポラリーなデザイのミックス”
彼の頭の中で絶妙な融合をとげた作品は、もはやアートと言っても過言ではありません。
最近では白人のコレクターの需要のせいか、だいぶショーもコンテンポラリーの作品に偏ってきていますが、彼の作品はその中でも抵抗なく日本人が取り入れやすいコンテンポラリーなのではないでしょうか。


表面は勿論の事、是非見ていただきたいのが裏面のこだわりです。

全ての作品の裏面に、自身のサインの他、彼の氏族であるサンフェイス、伝説の羊ビッグホーンシープなどが刻まれています。そして表面の燻した表情とは違って、裏面はサンフェイスやサインから放たれているかのような光沢があります。裏面にまで気を遣う、ここにスティーブの作品への気持ちが込められているように思います。
モチーフはシンプルながらも洗練されたデザインと愛らしさは、つけた人を虜にして事でしょう。
是非、店舗で直接質感を確かめて頂きたいスティーブの作品です。
余談ですが、あのGerald Lomaventemaにトゥーファキャストを教えたのも彼になります。

マライカ一押しDarrell Cadman!

今回はナバホのシルバースミス、ダレル キャドマンをご紹介します。
現在40歳のダレルですが、シルバースミスになったのは割かし最近の事であり、92’から本格的に製作を始めました。
ですが、彼の製作意欲は兄弟の中でも1,2を争うほど積極的であり、毎回なんかしらの新しい試みが見られ、私達駐在員も楽しみにしています。
一言でダレルを表すなら”進化し続けるシルバースミス”ではないでしょうか。
数年前の作品をみてみると、今では見られないサンフェイスなどカチナのモチーフなどがあしらわれていたりします。
最近はこのベル(チェーンを通す穴)に使われている小さなスタンプがお気に入りのようで、いろんなアイテムに登場しています。

勿論!彼の手作りのスタンプになります。
同じようで、他ではマネできない風合いがダレルのセンスの良さです。
スタンプは現地で$5位からの値段で、シルバーサプライと呼ばれるシルバーなど材料を取り扱うお店で購入できますが、こだわり派のアーティストは自分でお気に入りを作ります。
そしてこのダレルの刻印の羊の角のようなワイヤーワークをご覧ください。

このタイプのワイヤーワークはなかなか手間のかかる作業らしく、他のシルバースミスはしたがりません。そしてこのワイヤーワークはなかなか腕の差が出るところでもあるです。
ダレルのジュエリーはボリューム感もありつつ、細部まで丁寧に作られています。なので見栄えだけでなく、御着用頂いてる方自身も眺めてうっとりしてしまうジュエリーなのではないかと思います。
最近ではトレーディングポストにコーナーが設けられたりと、売れっ子のダレルですが、天狗になる事なく、日々自分の作品の市場での反応のチェックをしたり、新しい挑戦しています。
“どうだい、これ?”
そういって持ってくる次回作が楽しみです。

ユッカ

先週まで続いていた初夏のような気候とは打って変わって、ニューメキシコでも今週は肌寒い雨の日が続いています。
おとといは珍しく雷雨になり(一年に一度あるかないか!)インディアンの人達はなにやら嬉しそうです。
インディアンのモチーフに度々でてくるように、こちらの人にとっての雨は“恵み”を表します。
ちょうど畑の種まきもすんだ頃なので、暖かな気候とこの恵みの雨で一気に作物は伸びることでしょう。私達も知り合いのブルーコーン畑が楽しみです。
さて、今回は砂漠にたくましく根をはる“ユッカ”についてご紹介します。
ユッカには現在40~50の種類があると言われています。
最近では手入れの簡単な観葉植物としても親しまれているようです。
ここニューメキシコのユッカはそれよりももうちょっと野性味溢れる感じですが…。
乾燥した大地におよそ30センチ程のとがった葉をのばします。

インディアンたちは実から葉までを“薬”“食物”“シャンプー”として利用してきました。
今回私達はインディアン宅にお邪魔し、この“ユッカシャンプー”を昔ながらのやり方で体験してきました。
まず、ユッカを採取しに行くところから始まります。
祈りをささげてから、ユッカの根を傷つけないように取ります。
直径8センチ、長さ20センチくらいの結構立派な根が取れます。
根は太いごぼうの様な感じなので、それを石で叩いて皮をむきます。
↓むいた根

後はタライ(昔はツボを使っていたようです)に水をはり、ひたすら揉み込むと不思議と泡だってくるのです。
匂いはジャガイモの様なでんぷん質の匂いがします。
出来た泡を濡らした髪に付け、洗い流すのみ!

うーん。。現代のシャンプーに慣れた私達にとっては少し物足りない感じはしますが、リンスなしにこの手触りはなかなかなものだと感心もしました。
インディアン曰く、ユッカシャンプーによって
『“Beautyful&Glossy”』
になるんだとか!

可愛い!Alvin Talor入荷しました!

どこのSHOPでも売り切れが目立つ、大人気Alvin Talorの商品がマライカにも並びました。
HOPIのアイテムは普段使いでもいやみがなく取り入れて頂けるのが魅力ですが、現実問題“お高い”のが悩み…
ですがAlvinの商品は、可愛いのにもかかわらずこのお値段!
HOPI入門にはもってこいです。入門といっても、作りは大変丁寧であり長くご愛顧いただけます。
彼の作品はマッドヘッドからココペリ、そして動物などの自然のモチーフが織り込まれています。そしてなんといっても穏やかなこのサンフェイス!

ステキですね、彼自身の性格が現れているかのような穏やかな表情です。
いずれも可愛い雰囲気のアイテムなので、マライカでは贈り物にもできるように小さめの女性サイズも取り揃えております。ぜひ大切な人にどうぞ!
一つ一つ丁寧に作っている為、早い回転ではありませんが、マライカでは今後も彼の作品を取り扱っていきたいと思います。乞う期待ください!

ZUNI村の不思議

先日ズニ村に住む友人宅を訪ねました。
そこでのズニのシークレットを今回はご紹介します。
ズニ村はニューメキシコ州に位置します。
ナバホのリザベーションと違って、小さくこじんまりとしており、村に入ると独特の匂いがしてきます。それは随所にある釜からの薪の匂いです。
赤土の乾燥した風の吹く村ですが、カルシウムが空気や水に非常に多く含まれているらしく、自然と家具には白い粉がつもります。
ズニの友人が言いました、
『今週は一週間近く毎日のように伝統的な行事があるんだよ。』
運良く私達は夜中のカチナダンスの日に訪問していました。
ほぼ夜中の12時くらいでしょうか、私達は村の集会所に向かいました。
あたりにはもう村人が沢山集まっていました。
しかし誰一人として音を発しません。
聞こえるのはカチナに扮した村人の大地を踏み鳴らす音と歌声のみ。
ここには暗黙のルールがあるのです。
『静かにその光景を見守る』
という事。なので、話し声、笑い声は勿論、指差したり、撮影も厳禁なのです。
私達よそ者は特に参加させてもらうという気持ちが大切であり、ズニの人達よりもその距離を多くとらなければなりません。
何十人というカチナが月明かりの下、村を練り歩き、集まってはダンスをする
その光景はなんとも不思議な雰囲気をかもし出していました。
まるで神話の中の世界に自分達が紛れ込んだかのような錯覚すらしてきます。
日本にも幾つかの伝統的な習わしがありますが、ここまで人々が楽しむというより真面目に取り組む様子はやはり異様なように思います。
口には出しませんが、おのずと“リスペクト”の精神がそこにはあるのです。
彼らは自分達がズニであることに誇り持ち、変わることなく引き継ぎ続けるのだなぁと確信しました。
残念ながら、その光景を御見せする事は出来ません。
なので、今回はカチナに扮した姿を想像頂けるよう、カチナの写真を付けたいと思います。

インディアンの街

今回はニューメキシコ州のギャラップについてご紹介したいと思います!
ギャラップは一言でいうとインディアンの街です。
ルート66沿いには、インディアンジュエリーやラグやカチナなどを扱うトレーディングポストが軒を連ねています。
残念ながら最近では閉めてしまってるお店も多いですが、今でも看板や道路のオブジェにはカチナ(インディアンの精霊)をモチーフとしたものが多く、インディアンジュエリー好きの心をくすぐる光景が残っています。

住人もインディアンが圧倒的に多く、その他白人やアラブ系の方も見かけますが、私達アジア人を見かけるのはごく稀です。
『インディアンって羽つけて槍持っているひとでしょ?』
日本人=サムライと同じで、誤解です。
儀式の際には伝統的な格好をしますが、普段はカジュアルな服装をしており、大きなトラックを乗り回しています。確かに男の人で長い三つ編みをしていたりと、名残が感じられますが。
現地でのインディアンジュエリーの浸透度はというと…
Tシャツにジーパンというラフな格好が主流ですが、さりげなく耳元にクラスターのピアスをしていたり、バックルをつけていたりと、結構生活の中に溶け込んでいる感が感じとれます。
一部のレストランでは、インディアンジュエリーを売る事を許可しているお店もあり、自慢の商品を片手にテーブルを周る光景を目にしたりもします。日本じゃ考えられない光景です。
現地の人の娯楽といえば酒飲みでしょうか。(確かにアル中の人が多い!)
しかしダウンタウンにはBarが5件程しかありません…。
日本での生活に比べたら娯楽の少ない街の様に感じたりもしますが、圧倒的な大自然を目の前にすると、こんな生活もアリかな~っと思ったりもするのでした。
最後にイージーライダー気分をお楽しみください。

ネイティブアメリカンにとっての馬。

最近晴れ渡っていて非常に気持ちがよいニューメキシコです。
さて、今日はネイティブアメリカンの生活とかかわりの深い馬についてご紹介。
カウボーイが代名詞のアメリカ南西部。
馬は昔から移動手段として使われてきました。
今では移動手段は車に変わったものの、現在も馬は大切にされ、飼育している家庭も非常に多いです。
特にナバホ族は、羊や牛の畜産業で生計を立てる人も多く、居住区では羊が牛がうろうろしている光景をよく見かけます。居住区内での車の運転は、色々な動物が出てきます。そんな羊や牛を集める為の移動手段として、馬が使われることもよくあります。
今ではペットとしてといいますか、休日に馬に乗ってのんびり遊びに行くために馬を飼っている家庭も多いです。そんな家庭の子供達は、みんな馬の乗り方を知っています。
3.4歳の子供が馬を操る姿は、本当に感動します。
先週末、クラスタージュエリーをオーダーしているZeita Begayの家にお邪魔し、そんな光景を見てきました。

こんな生活、ステキですね。
色々な動物が放し飼いにされていて、野性なのかどうか私達にはよく見分けがつきませんが、たくさんの動物に会いました。
Zeitaの家族は、昔200頭以上の羊を買っていたそうです。でも管理費が高いので、今は30頭位に減らしたそうです。残念ながらその羊達は放牧中でどこか分からないということで見られませんでしたが、生まれたばかりの羊に会えました。

現代化しつつあるネイティブアメリカンも多い中、こういった生活をしているネイティブアメリカンの人たちも思ったより多いのに驚きました。
先週末は母の日だったので、家族でテントをはってバーベキューや釣りをする人たちがたくさんいました。
Zeitaの家の近くには水の少ないニューメキシコには珍しい大きな湖があり、そこにたくさんの人がつめかけてました。そうやってみなさん余暇を楽しんでいます。

冬の寒さから開放され緑も増えてきたので、農業や放牧、バーベキューや釣りにとネイティブアメリカンにとって忙しい季節です。

美しい!Ivan Howard入荷です。

マライカ一押しアーティスト、Ivan Howardのジュエリーがたくさん入荷しました!
先日のペリーショーティに続き、彼もオールドスタイルにこだわってジュエリーを作っています。シルバーこそコインではないものの、使うスタンプやワイヤー、ドロップなど細部に至るまですべてハンドメイドで作られています。

このサイドのドロップがすべてハンドメイドなんです!
普通のジュエラーはもうつながっているドロップのワイヤーを買ってつけているんですが(いわばお風呂の栓みたいな感じになっているワイヤーですね)、
彼はシルバーを一個一個丸く溶かして、それをつなげてワイヤーを作るところから始めるんです・・・。恐ろしい手間がかかっています。。。


こちらは超ハイグレードキャリコレイクと組み合わせたペンダント。
ため息ものです。こんなグレードのキャリコレイク、かなりレアですね。
大きさも大きすぎず、ステキです。
他の仕事をしながらジュエリーを副業として続けているだけに、本当にジュエリーに対しての愛情とこだわりが人一倍感じられます。
最近彼の中でバングルにこっているらしく、色々なデザインのバングルを見せてくれます。

他にも色々なスタンプを使って、シンプルなバングルを作ってもらいました。
こちらから。