人気上昇中、ハリソンジム

ハリソンジムの伝統的なスタイルの商品が入荷しています。

常に新しいデザインの作品を作り上げてきてくれるので、彼に会うときはいつも、わくわく!するのですが、今回は原点に戻ったこの感じ。
あえて皮ひもをセットして持ってきてくれたところとか、さすがハリソン、分かってるなーと思いました。
ザ、ナバホのトラディショナル(伝統)!というデザインです。
でも彼の手にかかると、昔の古く荒い感じのするものとは違い、どこかきれいで現代的な作品に仕上がります。

このシリーズは、トゥファキャストの技が試される、ものすごく細かいデザイン。
深く、正確な削りでしかできない美しい作品です。
最近、少しインレイにも挑戦中で、こんな作品を昨日入手いたしました!

シルバーの厚み、仕上げの正確さ、デザインの多様性、、、、などなど魅力たっぷり。
注目の、ハリソンジムです。
ちなみに余談ですが、ジムハリソンというジュエリーアーティストもいて、よく間違えられるそうですが、ジムが苗字なんですよー。

ペアリングー!

またもや寒気がおしよせているニューメキシコ。
ここのところ、週末ばかり雪が降るんですけど、なぜでしょうか!?
さて、最近ペアリングのカスタムのお問い合わせが多く、何か新しいデザインができないかなー?とずーっと前から思っていたのですが、実現に至らず。
普段使いできて、女性でも抵抗なくつけられる、そんな定番のペアリングがリーズナブルな値段でできたらと思い、
ようやく実現に至ったのがこちら。

Gary Reevesの裏スタンプリング。


磨き方がシャイニー(キラキラ)かそうでないかによって、だいぶ表情が変わります。


こちらはライン入り。これもシャイニーかオールド仕上げかができます。
こちら、少し細いタイプ。


仕事も、プライベートでも、家事でも、じゃましないシンプルなデザインです。
こちらは BY サンシャインリーブスのタイプ。


デザインの関係上、裏にイニシャルの刻印とかは難しいですが、
すべて一個15,000円!かなりリーズナブルな普段使いペアリングになりました★
気になる方はお問い合わせくださいね!
本日の仕入れの一部、Andy Cadman

新旧アーティスト入荷

キャストの人気作家、アンソニーボウマンの作品を久々にどかっと入れることができました!


シンプルで素朴、やさしさと力強さを併せ持つ不思議なデザインですぐに売れてしまう作家です。
アンソニーはいつも、長いみつあみとキャップかバンダナにリュックをしょってやってきます。
そして新アーティストアレックスサンチェスの商品も仕入れました!


ペトログリフ(岩絵)という言葉は何回かブログにも登場していますが、ホピやズニ、ナバホの古い建物の壁に描かれた壁画
のデザインです。
ハンド(手)、ベア(熊)、ヒューマン(人)、コーンなどなど壁画にかかれているような素朴な表情をそのまま刻んだような
とても味のあるデザイン。

もともとはナバホ族のスタンプワークなどのオールドスタイルを得意としているアレックス。
もちろん、こんなかんじのスタンプワークの作品も入荷しています。


ズニ族とのハーフであるアレックスは、ズニのアーティストにも影響を受けながら、古いナバホのスタイルも維持しながら
独自のスタイルを形成しています。
たまらないのは、裏の隠れスタンプ!!!
これもまたあえて不ぞろいな感じで味があって・・・。
裏面おそろいでペア・・・とかもオシャレですよね。
アレックスはいつもナイキのパーカーで、フードをかぶって登場します。
そんな豆情報でした。

ディシュクイってなんだ?


誰が着るんでしょうか?
思わず突っ込みたくなるベスト…いや、チョッキです。
アメリカ人のお祭り騒ぎっぷりって憎めなくて結構好きです。
クリスマスまであとわずか!
みなさんギフトの用意はできてますか?
『やばっ!』と思った方!こちらをどうぞ。

さてさて今日はZUNI族の習わしをご紹介。
ズニでは先週末より〝ディシュクイ〟の期間に入っていたんだそうな。
この行事、夏と冬に年に2回あります。
普段忘れがちな感謝の心を思い出す教えだそうです。
始めの4日間は普段食べているようなアメリカン、メキシカンなどの料理や嗜好品が食べられません。
そのかわり水、お野菜、鹿肉など昔ながらのにズニ族の人々が食べてきた食事をします。
そして10日間はごみを外に捨てに行けないそうです。
また火を外で焚く事もいけないそうです。
これは冬のディシュクイで、〝ごみ〟や〝火〟がテーマになっています。
夏バーションでは食事の制限は同じなのですが、〝お金〟に関するものになります。
期間中にZUNI族の人々は商売ができません。つまり買う事も売る事もできないのです。
こうして制限のある生活に一時戻る事によって、モノへのありがたみを再確認するそうです。
そして自分達はなにがほしいのかを改めて考えるんだとか。
新しい製品が出るとすぐに買い換えてしまう現代社会に住んでる私達の見習う点かもしれません。
ここにいると家族の絆や自然や全てのものに対しての敬う気持ち、というのを彼らの生活から教わります。
ズニ族のジュエリーには自然のモチーフ、花や動物がよく描かれています。
車に乗ろうと、現代的な服装をしようと、内側には代々受け継がれてきた昔ながらの教えを備えていて自然と共存して生きているのですね。
Randy Pinto作 29000円
また初めてみると不思議なキャラクターが描かれたのジュエリー、これも彼らの信仰する精霊や神なのです。

Stanford Gchachu作 15000円
すべてがハンドメイドで手間暇かけて作られているズニ族ジュエリーは製作時間もかかるし、作り手もだんだん減ってきています。
夏から村に通って、時間をかけて少しずつ仕入れたズニの人々の愛情のこもったジュエリーが入っています!
ズニ族のジュエリーはこちらから→★★★

ジュエリーの収納方法

突然ですが…
みなさんジュエリーってどういう風に収納していますか?
一個ずつがまるでアートのインディアンジュエリー。
箱にしまってしまうのはもったいない…
せっかくなら棚に飾って眺めたいですよね。
おすすめは鹿角や流木に並べて飾る方法。

こんな感じで部屋も一気に雰囲気がでますね。近くにサンドペインティングなんか飾っても素敵ですね。
サンドペイントやフェティッシュなどネイティブアート小物はネットに掲載はありませんが以下の店舗で取り扱いがあります。
青山店吉祥寺店鎌倉店心斎橋店京都寺町店大須店柏店仙台店

でもリングやピアスなど飾るにはちょっと小さいものもあります。
そんな時には〝とっておき〟のボックスに入れちゃうのが
一番なのかもしれません。
例えばコレ!!

Sunshine Reevesの力作〝バックス〟 15万円
って勝手に命名しちゃいましたが、実はこのボックス
ふたの部分が実際にバックルとして使えちゃうんです!!

今年のインディアンマーケット(ネイティブクラフトアートショーでも最大規模のショーです)で登場した気合いの入った作品。
360度どこから眺めてもうっとりするスタンプワークは
さすがスタンプワークの名工サンシャインならでは。
サンシャインはこういった立体的なものを作るのが大好きです。
現地では30cmもある銀の壺がギャラリーに並んでいます。
ちなみにこの底面も〝コンチョ〟を脚にしていて可愛いんです。

バックルひとつで結構値段がするので、だったらちょっと頑張ってジュエリーコレクションにもなる2度おいしいバックスがおすすめです!!
ターコイズ付などバリエーションも様々!!
バックスコレクションはこちらから→★★★

本当の美は内にある!!

12月に入ると一気にクリスマスモードのアメリカ。
どこもかしこもクリスマス色です。
さて、師走という事もあってみなさん大忙しではないでしょうか?
そしてそろそろチラつくクリスマスギフト!
今日は一生の宝ものになる事な違いなし、まさにアートと呼べる素晴らしい作品を作る作家さんの紹介です。
Wes Willie ウェズ・ウィリー

32万円
〝スカルプチュア・インレイ〟とよばれる凸凹と角度をつけた
インレイを得意とするコンテンポラリーの作家です。
オースドスタイルを得意とする作家の名前が並ぶマライカでは
珍しいコンテンポラリーな作家です。
つまりそれだけ私達バイヤーが惚れ込んだ作家さんなのです。
彼のジュエリーをみて、伝説のジュエラー〝チャールズ・ロロマ〟のジュエリーを思い出す人も多いのではないでしょうか。
時に彼のジュエリーはロロマと比較されるほどに美しく完成度が高いです。
同じようなスタイルの作家は多くいますがその石の角度のつけ方、そして細部の丸みの持たせ方はまさに群を抜いており、
ウェズのセンスの良さが一目瞭然です。

14万円
そして多彩なジュエリーは主にターコイズ、アイアンウッド、コーラル、ラピスラズリ、アイボリーなどナチュラルな素材から織りなされます。
コーラルひとつとっても淡いピンクから情熱的な赤、そしてオレンジまで幅広く使い分けているから驚きです!!
またターコイズ好きのウェズはジュエリーには自分で選びぬいたハイグレードターコイズを使います。クオリティはもちろんですが、ネイティブにとって神聖な石であるターコイズには特に敬意をはらって使うそうです。
また3Dのアートとも呼べるデザイン実はデッサンはないそうです。
その時の感覚で気の赴くままに多彩な石を組み合わせ、
職人の勘で石に角度をつけてカットしていくんだとか!
ウェズと話を聞いていると彼の中に確固たる美意識と、試行錯誤して見つけた彼の職人として確信があり、
そうして生み出された素晴らしく美しいジュエリーからは彼の
芸術家としての飛びぬけたセンスを感じます。
彼のジュエリーをロロマの模倣と思う人もいるかも知れません。ですが、彼のジュエリーと向き合うと、知れば知るほどそれはただの模倣ではなく、彼のオリジナル性がちゃんとあります。
ぜひ重厚感のあるウェズのジュエリーをお手に取ってご覧になってみてください。
単なるインディアンジュエリーではなく、アート作品であるという感覚が味わって頂けると思います。
今年の夏にウェズを招いて行ったデモンストレーションの様子もアップしています。
こちらから→★★★

Ervin Tsosieの世界



Ervin Tsosieの世界
今日いただいたお話。
エルビンは当初、オールドスタイルのジュエリーを作っていたそうです。
もともと非常に伝統的なエルビンは、ある日ナバホ族の儀式に参加。
そこで、幻覚ともいえるようなイメージが降りてきて、そのイメージをジュエリーにしなくてはいけない!とインレイでナバホ族のその信仰をジュエリーにするようになったそうです。
今も、何かイメージがわかないとジュエリーを製作しません。降りてきたイメージを忠実に再現するため、作品の製作時間は1ヶ月から3ヶ月に及びます。
作品にはいつも意味があり、こめられたイメージがあります。
それを説明してくれるときも、優しい声で語り、とてもスピリチュアルな雰囲気のある作家です。
まさに、芸術家。
Ervin Tsosieの作品はこちらから

Lee Begay

マライカで今一押しのアーティスト、キャスティングのLee Begay
彼の作品の中に出てくる、「イェイ」は何回かブログで登場していますが、ナバホ族の精霊です。伝統的なナバホ族の信仰の中には、「カチナ」はなく、また違った精霊であり神である「イェイ」が登場します。
イェイの登場する儀式、「イェイビチェイ」は10月ごろから冬の間だけ行われます。
日本人が何か悪いと神様に拝みに行くように、体調の悪い人、何か特別な願いのある人のために行われる儀式です。
伝統的なナバホの住居、ホーガンの中で1週間かけていろいろな儀式が行われます。
こちらはその儀式の中のひとコマ。

イェイがラトル(マラカス)をもって踊り祈る場面。
こちらは儀式の最終日、イェイが勢ぞろいして踊り祈る様子。

こちらは、ナバホ族の儀式の中でも特別神聖なサンドペインティング(地面に砂絵を描きながら祈る儀式)から得たデザイン。

まさに、「ワン オブ ザ カインド!!」
(世界にひとつだけのもの)
こういった伝統を受け継ぎ意味のある信仰が刻まれているジュエリーは失われつつもあり、だからこそLee Begayのような若手が最高の技術で作品にしているのを見ると本当に心が温かくなります。
トゥファキャストのアーティストは、デザインセンスとそれをいかに形にするかが命。
Lee Begayは古い伝統を新しい形で表現したジュエリーです。
新入荷はこちらから

根気のいる作業→ダレルの作品できあがり。

オーダーするときの地道な作業、それは石のセットを考えること。。。
ハイグレードストーンや、ウェブのきれいなターコイズ、色の変わったターコイズの揃った石物をオーダーしたくて、地道に石を選んでセットしてがんばりました!!!



幅広で大ぶりのバングルたちです。
幅広のバングルは値が張りますが、つけるとそれだけでスタイルが決まり、お気に入りの一本は長くつけられるし、一回幅広のバングルをつけ始めるとその重さがもう病みつきになります。
女性も男性もOKのデザインでオーダーしましたのでぜひ逸品、見てみてください。
こちらに全部で7本、プラス新しいデザイン一本、ボロ一本仕入れています。
そんな一日細かい石を見ていた日のエネルギーチャージは、ハンバーガー
おいしいハンバーガー屋さん、発見!!!

メニューにニューメキシコの地名がついたハンバーガー。

こちらは、UFOで有名な町、ロズウェルバーガー。

こちらは、ルート66でもおなじみ、ギャラップバーガー。
アボカドが入っていたり、チリが入っていたり、その町に由来しているのかどうかは微妙ですが、久々に大ヒットしたハンバーガーでした!
サイドにはチリマヨネーズやグリーンのタバスコなんかもセットされていて、ニューメキシコならではです★
ハンバーガー、時々無性に食べたくなりますよねー。

早くもそんな季節です。

11月に突入し、アメリカ大統領も決まり、もう年の瀬に近づいてきましたねー。
それにしても大統領選、ほんとに接戦でどぎまぎしました。
スーパーではハロウィンが終わった売り場は、早くもクリスマスのギフト売り場と化しています。
何回かブログではご紹介していますが、本当にアメリカのクリスマスは豪華です。
贅沢な料理、たくさんのギフト、クリスマス商戦、始まりです!
というわけでネットショップでも。

今年のオススメギフトの掲載が始まりました!!!
かなりバラエティに富んでます☆このなかのオススメで気になるものがあったら、ぜひそのアーティストやアイテムのオンラインショップへ飛んでみてください。
他にも似たような作品があるかも。
そしてこちら、出来上がりを見て、すごい!!これはいい!!!!
とバイヤー大興奮した作品がようやくネット掲載です。
チャーリージョンオーバーレイ×インレイの作品
オーバーレイを中心にオーダーしていましたが、話の流れで昔々インレイをやったことがあったと言って、この作品を持ってきてくれました。

久々に挑戦したというわりに、この配色センス、オーバーレイとの絶妙なバランスはさすがです。

鉱山で手に入れたラフのターコイズと、ハイグレードの様々な石を使用。
しかも、インレイ部分がフラットだったり、立体にカットされていたり・・・・。

個人的に大好きな表情の彼のバッファローとの組み合わせもたまりません。
男性にも女性にもあわせていただきたい作品です。
最近、ますますカッティングも美しくなり、どんどん磨きがかかっているチャーリージョン。
ご存知の方も多いと思いますが、かの有名なSteven J Begayをおじに持ちます。ナバホ族のリザベーションの中でも、ホピに程近い場所に住むため、オリジナルのナバホ族のオーバーレイを確立しています。
みためはおじちゃん!という感じですが、その手から生み出される様々なデザインはいつも脱帽させられます。彼のまじめさ、細かさ、本当に出会うことができてよかったと思うアーティストの一人です。マライカではたくさんの彼の作品を扱っていますー。
このインレイシリーズ、いろいろなアイテムで展開する予定なのでお楽しみに!!