世界に羽ばたく!女性アーティスト。

去年の年末に嬉しそうに報告に来たジェニファー、
『スミソニアンにジュエラーとして招待されたわ♪』
誰でも出展できる訳ではない敷居の高いスミソニアン博物館!
招待されたアーティストのみ出展でき、ジュエラーは片手に収まる人数なんだそうですよ。
そろそろワシントンにジェニファーのジュエリー出展されてるのかな~。。
昨年のインディアンマーケットで最高級コーラルをふんだんに使ったコンチョベルトでの受賞、
今波にのってるアーティストの一人ですね。
マライカでもジェニファー・カーティスのジュエリーは
扱い始めた当初から人気がありました。
インディアンジュエリー好きはもちろんの事、
彼女の絶妙なボリューム具合は、普段はインディアンジュエリーの興味のない方にもご好評頂いてます。
幅は狭いのに、厚みがある!
この感覚、ほんと着けると癖になるんですよね。
休みの日でも何気に着けていられるさりげなくゆるいジュエリーです。

↑こちらはマライカオリジナルデザインです!

↑このサイドの細かいラインなんかはのこぎりを引くように、
ヤスリのような工具でこんな細かい溝を作ってるんですよ!Wonderful!!

↑ベゼル(石の周りのシルバープレート)も厚みがあって重厚感でてます!
インディアンジュエリーと言えば、活躍するのは男性アーティストがほとんどです。
そりゃ、ヘビーな厚みのあるシルバーの深いスタンプを打ち込むのってかなりの力仕事。
女性にとっては大変な作業です!
ジェニファーは父親譲りの、〝鏡面磨きをしてもなお深いスタンプ〟を打つために、打つ回数で腕力をカバーでしています。
以前スタンプワークを体験させてもらったんですが、同じところにブレずに打つってほんっと大変!恐れ入ります!
だからジェニファーの家に行くとため息混じりに終わったわよ、って言われます、笑。
〝おつかれさま~!〟

頑張ってる女性アーティストは女性の立場からも応援したくなります。
普段はジョークの絶えない愉快なおばちゃんって感じのジェニファー。マライカでも仲のよいアーティストの一人です。
ジェニファーの癖で面白いのが、お金を手に入れるとお金に息を吹きかける事。
不思議に思って聞くと
『これをするとお金が自分から離れていかないのよ~。』
ですって。一種のおまじない。コレ、父親のトーマスもやるから面白いです。
父親譲りの大胆でシンプル!
でもそこに女性らしい繊細な要素が加わって…
シチュエーションを選ばない、ずっと身に付けられるジュエリーです。
Jennifer Curtisのジュエリーはこちらから→★★★

小物でこそ勝負どころ?!

先日2月11日はトーマス・エジソンの生誕記念!
それにちなんで個人的に好きな彼の言葉。
“I have not failed. Ive just found 10,000 ways that wont work.”
私は失敗したのではなく、10000のそれではうまくいかないという発見をしたんだ!

なんてポジティブな心強い名言なんでしょう。
物事見方一つで変わりますね。
うまくいかなかった事もこういう姿勢で受け止められたら次に進める気がします!!
最近寒くて家に篭りがち…考えがち…
インディアンはこんな冬の時期に外で農作をするでもなく、家で焚き火をして様々な話をしてきたんだそう。
なかには迷信だったり、神話だったり。
そんな語り手達はストーリーテラーと呼ばれていました。
さて、わたしはと言うと…
黙々と小物つくりにふけってました。
以前お客さんがやってたアイディア☆
真似していいよ♪って言って頂いたんで…へへ。

↑これ、全部マライカで材料が揃うんですよ。
アミーゴ150円
コンチョ500円

って事は…トータル650円?! 安い、そして可愛い…!
大人がやっても安っぽく見えないミサンガです。
ちなみにコンチョは250円~揃いますよ!
写真は青山店のコンチョ・コレクションです。

コンチョはニッケルのお手頃から、
本格作家ハンドメイド・シルバーコンチョまであります!!

渋めにやってみました。
ゲーリーのコンチョに鹿革ひも+ホワイトハートビーズのみ。

ジェニファーのコンチョなんて特にオススメです!

↑これウチだけに作ってくれた?!!レアアイテムなんです。
(自分がしてるコンチョのヘアゴムみて、『ポニーテールゴム好きでしょー!』って作ってきてくれたんです。ぽ…ぽにーてーる、まぁいいか。)
全部柄が違うとこがまた彼女の気が利くところ☆
大きさが10円玉くらいなんで男性がつけてても素敵ですよ。
リング、バングルというアクセサリーの中心になるアイテムもいいですけど、
『人がお金をかけない+αな部分にこそいいものを!』
なーんて、雑誌レOン風にせめてみました。
でもほんと、大人おしゃれじゃありませんか??

モレンシがキテます。

無事アリゾナから帰還しました~。
週末はものすごく良い気候で、先週の寒さは一体何だったのかと・・・。
さて、Tucsonで色々な鉱山主さんやコレクターさんに会ったのですが、みなさん、モレンシが全然手に入らなくなっている!!と言っていました。
確かに、こちらでも2,3年前はよく見かけたブルーのモレンシは今全然見かけません。
今日老舗のトレーダーさんと話していたら、モレンシはこの先5年でビズビーに匹敵するぐらいのレアストーンになる!と豪語していました。
唯一見つけた、ハイグレードのモレンシラフストーン。

カットすると、鮮やかなブルーが出る事間違いなし!!!
そんなモレンシ、買うなら、たくさん種類のある今のうちかも・・・。
こちらはパイライト入り。

ハイグレードの石を豊富に使っているものは、これから少なくなってくるかも・・・。

といってもターコイズは、閉山したといってたくさんコレクターから出回ったりするのでなんとも言えないのが本音。
でもレア度の★が一つ増えたことは確かです!!
その奥深さが人々をとりこにしているのも確かですね。

Happy Valentines Day!

月曜はバレンタインデーですね★
日本はさぞかし盛り上がってる事かと・・・。
こちらのスーパーもかなり盛り上がってます。
バラとか、チョコとか、バルーンとか・・・。一面ハートとピンクで埋め尽くされたコーナーができあがってます。
昨日ニュースでやってましたが、アメリカではバレンタインデーに、男性の方が女性の3倍お金をかけるそうですよ・・・。バレンタインデーに彼女や奥さんにバラを贈らないと、かなりまずいことになるとか・・・。
おもしろいですね★
アメリカでもやはり人気のプレゼントはジュエリーです!!
おススメはやっぱり、For Giftコーナー。ちょっとしたプレゼントに最適ですよ。
みなさんもマライカのジュエリーでHappy Valentine’s Day★
私はお先に、バレンタインディナーを頂きました。。。

↑ステーキを焼いてます。
相変わらずでかい!!!

またまたホピですけど…

『凍りつく~』ほんとここのところ寒いですよね…。
日本でも日によって寒暖差が激しいようですね。
風邪などひかないように気をつけてください!
さて、最近ターコイズつけてますか?!
自分もなんですが、案外冬の服は全体にボリュームが出すぎてシンプルにボリューム控えめが着けやすかったりしますよね。
(もちろん!ターコイズは夏につける。なんてのは一昔前の考えであって冬つけるのもアリだと思います。)
そこでいつもは控えめなホピのジュエリーが結構はまったり!

ホピのジュエリーは、シルバーだけでどれだけ魅せるか?!という究極のシンプルさ。
だからこそ、地にうつタガネ一つで見え方が全然違ってくるんですよね。モノトーンのコントラストは影絵にも似た魅力があるように思います。
作家によって魅力も個性も様々です。
モチーフ使いが、ただ旨い下手とかじゃなく、遊び心溢れてたり、
鋸使いがのが神業だったり。
タガネの打ち方一つで絵に動きがでてくるからほんとに不思議ですグレッグ・ナセヨマなんかはほんとに魂込めて作ってるなーなんて思います。

モチーフで言えば、ほのぼのフェルナンド・プフヘフヴァヤとか、個人的にたまらないですね。
ホピ定番のモチーフでも彼のはゆるキャラ具合が仕入れてても面白いです。
最近マライカのホピコレクションに仲間入りした
スパークス・マサワイテワなんかも仕事が丁寧で流星モチーフなんか特にオススメですよ。
まだネット未掲載なので…ちら見せっ!

でも、なんといっても、
ホピジュエリーにはジェーソン先生ことの話はジェーソン・タカラはずせませんね。


この大作、先生も自信満々の笑顔で持ってきてくれました。
ほんとです見事に個性的な“Super-X”とマッチしてます。
写真だと分かりにくいんですが、
これ4Dオーバーレイなんです。
波を表す渦巻きが独立したオーバーレイになっていて、それが土台に乗っています。

なんのこっちゃ…って感じですね、すみません。
とにかく!(強引)
その渦巻きの立体感とSuper-Xがかっこいい通り越してシビレます!!!
ご興味のある方是非是非♪実物ご覧ください。
青山店にて販売中です。
遠方の方はお近くのマライカで取り寄せもできますよー★

異常気象!?

ごぶさたしてしまいました・・・。
仕入れの旅に出ていまして。
ニューメキシコから南下して、アリゾナに向かったのですが、極寒!!!
先週末は大寒波がアリゾナ&ニューメキシコを襲いまして、毎年Tシャツ&パーカーで過ごせるアリゾナのこの時期も、今年はマイナス10度。しかも風がものすごく強く、体が凍っていくのを感じましたー。。。。
サボテンも力尽きている姿を何回か見かけました。
その頃ニューメキシコでは記録的な寒さで、なんとマイナス30度!!
旅に出ながらも、家の猫&犬のことが気がかりだったり。でも動物たちは毛皮に包まれているのでピンピンしてました!

そしてまた本日から寒波が到来・・・・・・。
寒波はアリゾナから始まり、北西に上がっていくのでニューヨークやボストンに到達するとさらに都会に雪が降り積もります。異常気象!!
日本の噴火のニュースも、こちらでやってたり、なんだか地球環境を心配したりしてしまいます。
寒波が来る中、再び明日山を越してアリゾナに旅立ちます。
無事に着きますようにー。
この仕入れの旅の成果は、またご報告します★

バックルって素晴らしい。

バイヤーズセレクトには、すばらしいバックルが掲載されています!!
デニム×Tシャツやシャツというスタイルが多いインディアンたちは、様々な素晴らしいバックルを身につけています。
まさに「いつも身につけるものだから、特別なバックルで」という感じです。
ステキなバックルを身につけるだけで、身も引き締まる感じがします。
スタンダードなこんなのや

どんな時にも合わせられるこんなのや

レアなデザインのこんなのや・・・。

アーティストたちは、バックルは特別なオーダーの時しか作らない事が多いです。
先日は、Don Dewaのバックルを仕入れましたー。


最近、イーグル&フェザーに凝っているDon Dewa。
こちらは最近、何か新しいデザインーと話しながら一緒に練りだしたオリジナルデザイン。


普段使いできるDon Dewaの作品がほしいなと思っているお客さまのご要望にこたえてくれました!早めにネット&店舗に届けられるように頑張ります!!

14金のジュエリー

寒い日が続いているアメリカ。
昨日ボストン近くでは、マイナス30度近くで車がつるつる滑っている様子がニュースでやっていました!!
アメリカではなんだか不景気で暗いニュースが多いですが、そんな不景気の中人気を高めているのが、金のジュエリー。
ドルが弱いから、価値のあがっている「金」の人気が急上昇中なのです。
さてさて、インディアンジュエリーに使われる金は、14金が主流です。
14金は、スターリングシルバーに比べ断然かたく、曲げたりスタンプをしたりするのが非常に大変なんです。
以前初めて14金のプレートを使ってリングを作ったアーティストが、金は高くて硬くて、もうやりたくない・・・とか嘆いていたのを思い出します。

14金を使って作品を作る時は、だいだいみなさん気合入ってます。
ハイグレードの石と組み合わせ、ここぞというときに金を使って作るアーティストが多いので非常にすばらしい作品が多いです。
定番のメイズも、14金になると品格がただよいますねー。

金のジュエリーはちょっと敬遠してしまいがち・・・という方には、ちょっとした14金づかいがおススメ。
少しだけ金をここに使ってみよう!というその気持ちが、バイヤーとしてはたまらなくそそられます。アーティストのデザインセンス、分かる人にしか分からない14金づかいは、ある意味自己満足ですが、非常に愛着がわく作品が多いです。
トゥファ×14金

ちょっとした14金のワイヤー使い

太陽に14金だったり。

見てると欲しくなるちょっとした14金使いの作品、たくさんあります!
14金または14Kで検索!!
さてさて、今日もたくさんのアーティストと会う予定。
最近ホピのアーティストたちがとても元気です。

インディアンアートの旅

こちらは昨日の風景。

インディアンの生活は色々なアートにあふれていますが、そんなアートをマライカでも少しずつお取り扱い始めています。
こちらは吉祥寺店のサンドペイント。

ナバホ族のアートです。
サンドペイントとは、ナバホ族のメディスンマンが非常に神聖な儀式のときに地面に描く砂絵のこと。
通常は、儀式が終わったらすべて消されなければいけないものです。
このようなアートは観光客用に儀式とは関係なく書かれているものですが、ホピやズ二のカチナドール作家と同じく、誰でもが書けるわけではなく、メディスンマンから許された
数すくないアーティストしか書くことが出来ないそうです。
様々な民族の先住民の岩絵を思い起こさせる、非常に魂のこもった作品です。
そしてこちらは人気のチマヨのベスト。こちらも吉祥寺店の商品。

ニューメキシコ州、チマヨ地方で作られた、手織りのラグ。
自然の色で染められた羊毛で一本一本丁寧に織られたラグで作られたベストは、様々な有名ブランドでも取り扱われている非常に価値のある品です。
その他、店舗にはカチナドールなども入荷していますよ。
ぜひぜひご覧になってみて下さいね。
先日も、非常に素敵なカチナを仕入れました!
ナバホ族のアーティストが作ったナバホのカチナ。
かなりレアです。

細かいところまで再現されたカチナは、ホントに動きだしそうな精巧さ。
インディアンアートは、非常に奥が深いです。

Derrick, Sunshine・・・入荷続いてます!

寒い日が続くニューメキシコ。
ずいぶん長い間、雪が溶けずに残っていて地面がぐちゃぐちゃです。
赤土は水はけが悪い!!
全体が泥まみれの車をみることが多いここ最近。
さてさて、オンラインショップでは続々と新入荷が続いていますよー!
一点ずつ作品の解説をしたいところではありますが、入荷ラッシュでなかなか追いつかずすみませんー。
というわけでここ最近入荷した作品たちの御紹介!!
Derrick Gordon
Sunshine Reeves
Darrell Cadman
Tommy Jackson
すべて人気のアーティストばかりですねー。
特に、Derrick Gordon氏は細かい作りで作成数が少なく、リングは特にあまり数がないのでお早めにチェックすべし!!
全く同じものが一つとしてない、美しいリング。リングはお気に入りのデザインとサイズがマッチするのが難しいので、早い者勝ちですよ。

↓こちらの石つきもお見逃しなく。

こちらはSunshineの新作

メディスンホイールに用いられる、十字&サークル。
4というのはインディアンにとって非常に大切な数字。
十字の先は、方角だけではなく、春夏秋冬、日の出~日の入り、生と死など様々な事柄をあらわし、それらがサークルでつながる事によってすべての事柄がつながり、繰り返していくことを表しています。
Darrel Cadmanのバングルもたくさん入荷!!
女性人気も高い、Darrell Cadman。

スクエアタイプは結構レアです。

人気のTommy Jacksonの作品。

ナバホのラグ(敷物)からインスピレーションをうけて作られたオーバーレイのバングル。
トミージャクソンの作品は、常にハイグレードの石と、ヘビーゲージのシルバーから生まれます。
その重量感、ワイルドな作りの中でも放たれる高級感が、日本人をはじめ多くのバイヤーに愛される訳なんでしょうね。
ハイグレードストーンを使ったペンダントもたくさん入荷しています。

寒い日が続きますが、そんな時はオンラインショップでお気に入りのジュエリーを見てほっこりしてくださいね★