ニューメキシコブロガー・ペルーへ行く2

さてさて、一夜開け、いよいよ本格的にペルーの首都・リマにて仕入れ開始!!

朝のリマはこんな感じ。わりと静かですねー
さてさて、早速マーケットへ。

たくさんの小さなお店が連なっていて、バザールのようになっています。
さてさて、素敵なものはあるかしらー

ここにあるのは全部手作りだからねー、と、ゆるい接客で案内してくれるおかあちゃん。
ペルー名産の粘土細工の置物たちが、所狭しと並んでいます。
ペルーは昔スペインの植民地だったため、クリスチャンが多く、土着の文化と結びついた、キュートな粘土細工の人形がたくさんあります。
大きな教会!!

ナシミエントと呼ばれる、キリスト生誕をあらわす置物です。
もともとはスペイン人の侵略があったときに、強制的に広められたキリスト教ですが、こうしてペルーのセラミック人形を見ていると、キリストさんもマリアさんも、みんなインディオ風の顔をしていて、まわりにはインディオの生活も描かれていて、
すべての歴史を融合して、今は自然なかたちでここにあるんだ、ということを強く感じます。
さてさて、ペルーと言えば、皆さんお待ちかね・・・

アルパカさんです!!!
きゃーーーーーー!!
ふかふかがいっぱい!!ふかふかがいっぱい!!
キュート過ぎて呼吸が荒くなるほどです、はぁはぁはぁ・・・
ここはアルパカ専門店。各種アルパカで作ったグッズがおいてあります。

・・・・ん??なんか、中国から派遣されてきたような動物がいますが・・・
形はパ○ダですが、しっかりアルパカ製。メイド・イン・ペルーなのです
そ・し・て・・・・・

どーん!!!
でました、巨大アルパカ!!
隣に並んだインディオのおねえさんと、ほぼ同じ身長!!
しかもちゃんとアルパカっ毛でふかふか・・・・うふふふふふふ
ただ、金額のほうもかなりうふふなので、ちょっと考え中。
そのかわり、おおきめふかふかアルパカを捕獲しましょうねーーー

なにせ、こんなつぶらな目をされた日にゃあ、つれて帰らずにはおれません!!
高さ30センチ以上の、超ふかふかアルパカ、ゲットです!!
さてさて、他にもいろいろ収穫がありましたが、またのお楽しみ。
仕事が一段楽したら、これですこれ。

ピスコサワー!!
レモン風味のカクテルで、さっぱり系の、ペルーを代表するカクテルです。
ピスコというお酒、ぶどうのお酒なんですが、40度くらいあって強い!!
おかげで、ピスコサワーいっぱいで、いい具合のほろ酔い加減・・・
ほろ酔い加減でホテルに帰る途中、素敵な教会を発見。

スペイン統治時代の、コロニアル様式の建物が、街中のいたるところに残っています。
こういう歴史のミクスチャーも大好きですが、インカの文明が色濃く残る、ペルーの昔ながらのものもいいんですよねー
明日はそういった、昔ながらのペルーの文明を残した、古くて新しい品をお届けしたいと思います!!

ニューメキシコブロガー・ペルーへ行く1

さて、突然ですがペルー編です。
本日より一週間、ペルーに仕入れ出張の辞令が下りましたので、行ってまいります!!
リアルタイムで1日ずつお届けしますので、皆様もはらはらどきどきお楽しみください。
事件は、リアルタイムで進行中・・・(24)
さてさて、そんなこんなで、アルバカーキ空港から、テキサス州ヒューストンに抜けて、ペルーへと参ります。
アルバカーキからヒューストンへ、国内線に乗って飛ぶわけですが、
国際線より低空飛行をする国内線、
Googleアースを見ているように、地面がしっかり見えるのが楽しいところ。

なんだかジョアン・ミロの絵のようですが、これはテキサスらへんを空から見たところ。
道の先っちょの四角いところが家と庭なわけですが、
なんて贅沢な土地の使い方!!
隣のおうち、どんだけ離れてるんですか!!
そして、田んぼの中で育った私にはカルチャーショックな光景。

この丸いの、畑です。
畑とか、田んぼとか、四角いものだと思って育った私にはカルチャーショック!!
これがいっぱい、とにかくいっぱいあって、まるでモザイクタイルを見ているような、幾何学の美しさ。

この丸い畑、とにかくでかいんですねー
Googleアースで、セミノール、テキサス、とかで、検索していただけると、この丸一個がどれだけ大きいか見ていただけます。レッツトライ!
おそらく、パイプ式のスプリンクラーで水をあげるのに、動力が1個ですむからこの形になったのだと思いますが、耕作地が限られている日本では、なかなか応用できない形ですわー
さて、そろそろヒューストン。
乾いた大地ニューメキシコから来た私には、まぶしいばかりの森が続きます。しっとり。
しっとりしてると、雲もわくんだなー・・・
とおもったら、山火事です・・・

だいじょぶかこれ!?
まあ、後ろに湖も見えるし、大丈夫でしょう・・・
そして、見えてきましたヒューストン!!


郊外の住宅地です。
ハリウッド映画に出てくるよな住宅地ですなー
下の写真、よく見ると、各家庭にプールが!!
そして、はるかかなたに、エメラルドの都のような、ヒューストンの中心街が・・・

テキサスって、ニューメキシコと同レベルの田舎だと思ってましたが・・・
すみません、なめてました(泣)
まったく都会です・・・
だって、空港の洗練具合からして違います!!

都会の空港です!あーばん!!あーばんです!
飲み物だってこんなおしゃれ

ストロベリーとブルーベリーのダブルベリーが入った、ヨーグルトと豆乳のスムージーです!!
ひさびさの出会いに、つい興奮。
だって、だって、ニューメキシコではこういうの、めったにお目にかかれないんですもん!!
まあ、普段からナチュラルライフがあふれてるニューメキシコでは、わざわざこういうナチュラル志向になる必要がないんですねぇ
ナチュラル志向になるのは、ナチュラルから離れてしまった人間なんだなあ、と思い知らされたり。
さて、ひまなので、ヒューストン空港をぶらつきつつ、ネタ探し。
お、おとうさん、上、上ーーーー!!

と思ったら、レストランの看板娘、カジキマグロさんでした

カジキさん;「どうも長いこと刺さってましてね」
そこはかとなく、かに道楽を感じますね・・・
そういえば、どうしてこういう看板って、シーフード系なんでしょうねぇ
そんなこんなで、スムージーもおいしくいただき、いざペルーの首都、リマヘ!!
・・・・・・・・・
真っ暗になってしまい、空撮はできず。
しょうがないので、機内ビジョンの映画、「HACHI~約束の犬」を見ながら号泣。
そのまま6時間、リマへ到着!!
・・・って、真っ暗で写真とれないー!(夜11時半)
しょうがないので、街中の明るいところで一枚。

はではで、金ぴか!!
カジノだそうです。
ホテルのブランケットもかわいい!!

さてさて、明日から本格的に仕入れです。
素敵なものをたくさんゲットしたいと思います!!!

イースターの街

今日はアメリカではイースター。キリスト教でいう、復活祭の日です。
家族みんなで集まり、子供たちは庭に隠されたイースター・エッグ(プラスチックの卵にお菓子や小銭を入れたもの)を探す、というのが、ここニューメキシコ周辺のイースターの祝い方。
なんだか楽しそうだし、街にでも出てみようか?
ってことでやってきました、近くの街のダウンタウン。

・ ・・・・・・
誰もいないじゃないの!!!
それもそのはず、日本で言ったらお盆なので、軒並み個人店はCLOSE。
そうですよねー。休みますよねそりゃ。
私だってそりゃ休みます。
でも、いつもは人がいっぱいでちょっと写真が撮りにくいダウンタウン、
この機会にパパラッチしてしまおうでないの!!(めげない)
このあたりはルート66という、古き良きアメリカを象徴する道路が走っていて、アメリカでももうほとんど見られない、古き良き街並みが残っているところ。

屋根のおじさん;「まいど!らっしゃい!」
ルート66の看板娘のおじさん。
昔は手になんか持ってたっぽいところが泣かせます。
この映画館のあたりは、100年前の建物をそのまま使っていたりして、まさにオールドアメリカンそのままの雰囲気。


日本でいったら、3丁目の夕日的なノスタルジーを感じる街なんでしょうねー
隣は、壁に描かれたイェイ(ナバホの精霊)がキュートなカフェ!
なんだか街路樹の根元にも、ココペリがいたりしてたまりません

そして何より、このあたりは壁画がいっぱいあって、それも見どころのひとつ。
この街は居留地に近く、インディアンジュエリーのお店もいっぱいなので、ネイティブアメリカンにちなんだ壁画がいっぱい描かれています。



メキシコの街みたいですねー!
壁画フェチ(?)の私にはたまりません

角の楽器屋さんにも壁画がばっちり。
寄って撮ってみると、


なんだか、壁画の左上の部分に、日本近辺の地図が書かれています。
兵隊さんのような絵も。
文章を読むに、どうも、ナバホのコードトーカーについての壁画のようです。
第二次世界大戦中、ナバホ族の人々が伝令兵として従軍していたのを、ナバホコードトーカーといいます。
ナバホ語は発音が難しいうえ、文献なども無かったので、暗号をナバホ語で伝達すれば、解読が非常に困難だったんですね。
そのために、たくさんのナバホ族が、サイパンやグアム、硫黄島、沖縄などに従軍していました。
(「ウィンドトーカーズ」っていう映画がありましたねー)
今でも、ナバホの先人たちの勇敢さを語り継ぐ碑などが各地にあります。
こんなところで日本の地図を見るとは・・・と、なんだか不思議な気持ち。
お、また素敵な街路樹カバー(?)発見!

・・・って、さっきのココペリを切り取った本体のほうでないの(笑)
しっかり活用してます
そんな誰もいないイースターの町でした。

イースター用のお花の十字架。素敵です

つやつやのジェットのルーツ

さて、今日のこちらニューメキシコは、昼間25度まであがり、ようやく!!春らしくなって来ましたよー!!
犬も久々の暑さでばててますよ

犬1「春ですねー」
犬2「春です」

こっそり日陰ですずむな!!
まあ、春といっても、夜は氷点下まで下がり(涙)、
花が咲き乱れるようなことも無く(涙)、
なんだか荒野にじんわりと緑色が増えてきたような???
とかいうくらい、地味な春でございますが。
さてさて、このところどんどん入荷している、Zuni族のインレイもの。

細かな仕事は、まさに伝統工芸!!
配色センスでまったく仕上がりが変わる、繊細な作品です。
インレイに良く使われている黒い部分。
これは、ジェットという鉱物でできています。
Zuni族のRaylan Eddakieさんに聞いたところ、Zuni村から程近い所で採れる、アコマジェットというものを使っているのだそう。
「高速走ってくと、道端にごろごろしてる黒いのあるでしょ、あれだよー」
とのこと。
ふむふむ、せっかくだから、見てみよう!
と車を走らせることZuniから1時間ほど、

なーんだかそれっぽいもの見えてきましたよ!

な、なんだか溶岩チック!!
このもこもこが、ジェットが採れるところらしい。
ジェットって、そもそも何?と思ったら、古代の樹木が堆積して化石化したもの、いわゆる石炭の仲間で、通常の石炭よりも密度が高くて、艶のあるものらしいです。
石炭!!
ジュエリーの材料屋さんでは、こんな感じで売っています。

持ってみると、驚くほど軽い!!
やわらかく、加工がしやすい石なので、インレイにはうってつけなのだそう。
これをつやつやに磨き上げると、あの美しいジェットの艶が出るんですねー!

これはCalvin Lovatoのジェットのヒシネックレスです。
研磨技術一流のCalvinにかかると、あのもこもこが石炭が、こんな高級感のあるジュエリーに!!
ということでジェット探訪記でした

取材班は見た!!巨大ナンバーエイトの巻

さて、問題です。この石は何でしょう?


お好きな方はわかったかもしれませんね。
どちらもナンバーエイトです。
ターコイズ好きの方にはたまらないであろう、ナンバーエイト。
ターコイズがお好きでない方も、「あら?これってターコイズなの?なんか不思議な石ね・・・」
と魅了されることうけあいの、石です。
何度かこのブログでも紹介させていただいてますね。
さてさて、今回は、入荷情報ではありません。
タイトルを見て気になってる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか??
今回は、私たちがターコイズの原石を譲っていただいた、ターコイズコレクターの方の、
秘蔵のナンバーエイトの写真をお見せしちゃいます。

!!!!!!!!
でかっ!!
手前のボールぺンと比べてみてください。
左端に、かなり石の大きいリングが置いてあるんですが、それすらも米粒大です・・・
さらに

どんっっ!!
さらに、

どどんっっっ!!
完全ナチュラル、掘り出したまんまの、ナンバーエイトの塊です!
コレクターの彼ですら、買うのをためらったほどの価格だったそうです・・・。
(つい拝んでしまいました、日本人の性ですね・・・)
そして、この大きなナンバーエイトですが、削ってみるまでは、使い物になるかどうかわからないのだそうです。
カットすると、中は真っ白な岩かもしれません。
削ってみると、もろもろ崩れてしまうような、もろい石かもしれません。
はたまた、表面は真っ白なのに、中には・・・!!ということも。
ほんとにギャンブルだよー、と本人も笑っていってましたが。
ですが、だからこそ、カットして、研磨をかけて、美しい色が現れたときの喜びは、大変なものなんだそうです。
さてさて、今回も、そんなコレクターの彼から、いいナチュラルナンバーエイトをいくつかゲットしてきましたよーー!!
商品になるのはもう少し先ですが、ちょっとだけお見せしちゃいます

色白の肌に、うっすらと釉薬をかけたような、はかなげな雰囲気。
主張するターコイズではなく、日本人の、四季を愛でる繊細な感覚にフィットするターコイズです。
たまにはこんな石もいかがでしょうか?
この石を、誰に頼んで、どんな風に仕上げてもらうか、迷うのもまた楽しみの一つです

Hopiもの入荷しました!

Hopi族のオーバーレイものが入荷しました!
Hopiといえばやはりオーバーレイ!!
Hopi族の人以外にも、オーバーレイを作る人はいますが、Hopiものはやはり格別です。
(個人的な話ですが、私の結婚指輪はホピアーティストによるオーバーレイです!)
石を使わないデザインのものは、付けっぱなしで使う人も多いようです。
さて今回の収穫のなかで、一押しアイテムをピックアップ!
Vern Mansfield 3Dコヨーテペンダント

ようやく入荷しました!!
Vern Mansfieldの代表作、人気の3Dタイプコヨーテです!
映画でも最近話題の3D。アバター良かったですよ!!見ました?
・・・さて、この場合何が3Dかというと、立体構造になっているんですねー
シルバーを箱状にして、箱の中に、夜空とコヨーテが描かれています。
まるで劇場のように、劇的な雰囲気が出るのに加えて、
暗い箱の中に、月や星が輝き、夜の砂漠の雰囲気がとてもよく出ています。
まさに計算されたアートなんですねーー!!たまりませんねー!!
・・・ちょっと興奮してしまいましたが、
人気の作家さんなので、なかなか入手できないVern Mansfieldの作品でした。
さてお次は。
Weaver Selina ウォーターバードシリーズ
Weaver Selinaウォーターバードペンダント

Weaver Selinaの代表作、ウォーターバードが入荷しました!
ウォーターバード(真ん中のぐるぐるした鳥です)は、和訳すると“水鳥”ですが、水の乏しい土地にすむHopiでは、“水の精霊”とされています。
“水の在り処に導いてくれる鳥“なんですね。
通常は水鳥らしい姿で描かれることが多いのですが、これがウィーバーセリナの創造したウォーターバードなわけです。
Weaver Selina ウォーターバードウォッチ

こっちは時計です!!あえてのスクエアフェイスが個性的でかっこいい!
Weaver Selinaは、ジュエラーであると同時に、ジュエリーデザイナーでもあります。
彼の工房の若手アーティスト数人は、このウォーターバードを作品に刻むことが許されていますが、やはり本家本元のウィーバーの作品は、目力が違います!
まるで猛禽類のような、強いまなざし。
Hopiの神様は、Hopi族に、厳しい環境に住む試練を課し、その試練を乗り越えて生きるものに恵みを与えてくれます。
ただ優しいばかりではない、Hopi族の精霊を見事に表現している作品です。
・・・ちょっと愛情がこもりすぎて、熱く語りすぎてしまいました。。。
この辺で息抜き。

Zuni村の絶景です!!空が美しすぎます!!
他にもたくさんHopiものアップされていますのでご覧ください

カスタム作品ご紹介

先日より始めました、カスタムオーダー
ご注文頂きましたお客様の作品が、ぽつぽつと仕上がってまいりました!
かなり素敵な商品に仕上がったので、お客様に温かくご了承いただけたものを、ここにご紹介させていただきます。
山梨県 Y・Kさま オーダー分
Arnold Goodluck作 Natural Kingmanバングル

澄み切った空の青に、しっかり入ったパイライトのコントラストが美しい、ハイグレードなキングマンをチョイスしていただきました。
シンプルなアームを選ばれたので、石のよさが引き立つ大人っぽいバングルに仕上がりました。
お客様の手首が、市販サイズよりもかなり華奢でしたので、通常商品より2cmほど小さめのオーダーだったのですが、ご希望サイズに出来上がりました。これもカスタムのいいところですねー
Arnold Goodluckは、とても優しい素敵なパパさんで、性格どおりの、素朴で優しい、丁寧な作品が魅力のアーティストです。
まさに石にぴったりのアーム、グッドチョイスです!!
Y・Kさま、ありがとうございます!!
愛知県A・Mさまオーダー分
Gary Reeves作 Natural Roystonリング

実はもうカスタムオーダーのページにてご紹介させていただいています。
詳細はこちらのページからどうぞご覧ください!!
まさにロイストンらしい、深い緑のグラデーションが美しい石に、Garyの持ち味である、渋めのラグ柄スタンプのリングをチョイスしていただきました。
主張しすぎない、粋な組み合わせは、どんな服でもしっくり合いそうな大人な仕上がり。
素敵です!!
当店でも一番人気のGary Reeves、インディアンジュエリーファンにも、初めてインディアンジュエリーを身につける人にも、ぜひぜひオススメしたい、当店人気No.1アーティストです。
A・Mさま、ありがとうございます!!
世界に1点の自分だけの組み合わせ。
市販サイズだと合わない!!という方にもオススメ
カスタムオーダー、ちょっと気になるなーー・・・という方、
まずはお気軽にこちらからご覧ください。
石を見ているだけでもうっとりな、上質のナチュラルターコイズを取り揃えてお待ちしています。
(作品の公開はちょっと・・・。とか、匿名なら・・・。というお客様、もちろんご希望にあわせますので、ご安心くださいね)

速報!!ハードミュージアム

先週末、アリゾナ州で開かれるインディアンアートイベント、Heard Museum(ハードミュージアム)に行ってきました!!
ハードミュージアムは、年に1回行われる、インディアンアートのイベントの中では2番目に大きいイベントなんです。
特に、ハードミュージアムのエキシビジョンで賞をとることは、アーティストさんにとっては非常に名誉なことです。歴代受賞者は、その後人気アーティストになって活躍している人ばかりです。
そして、2010年のメタルアイテム部門の1位は・・・
MALAIKAでもおなじみ、HOPI族のJason Takala氏でした!!
おめでとうございますーーー!!
ちなみに、これが受賞作品のポット、「Hands that Create」。
残念ながら売約済みでしたが、許可をいただいて写真を取らせていただきました!!

トップ部にサンゴを配置した贅沢な作り。ところどころにタイトルの「創造の手」が配置されています。下のブルーリボンが受賞の証です。

こちらが裏側。取っ手の裏にも細かい細工!!
Jason Takala氏は、2008年にも、ハードミュージアムで最高賞を受賞している、まさに世界クラスのトップアーティストなんです。
今回の作品にも使われている、彼の哲学や、HOPIとしての生き方を、伝統とオリジナリティーを織り込みながら、小さいモチーフの集合で表現するスタイルは、こちらの商品にも共通して見出すことができます。

詳細こちら

詳細こちら
今回、受賞のお祝いを伝えに彼のブースに行ったときに、早速素敵な新作ジュエリーも仕入れましたよ!
数ヵ月後にはホームページにアップできると思いますので、ご期待ください

続・おとなりアリゾナ

前回、アリゾナ州の魅力を、サボテンと恐竜(?)で語らせていただきましたが、今回も引き続きアリゾナドライブ・続編です。
さて、アリゾナ州ドライブの魅力は、サボテンとハリボテだけではありません!!
何よりの魅力は、驚くほど多彩な風景を見せてくれることでしょう!!
アリゾナは南北約650キロ、だいたい東京-青森間くらいの長さですが、ドライブしていると、車窓の風景がころころと変わっていって、ロングドライブでも見飽きることはありません。
手始めにこちら。
このブログではおなじみの風景。

岩砂漠ですねーーー
ナバホ族の居留地付近はこんな感じです。
岩の色もいろいろ

赤いですねーーーー
RED ROCKと呼ばれるタイプの岩で、赤いもろもろした砂岩です。
鉄分をいっぱい含んでいるため、赤錆色をしてるのだとか。
(関東ローム層の赤土と同じしくみだそうで・・・。みなさん、覚えてますか、関東ローム層!懐かしい!)
ちなみに、インディアンの聖地で、人気のヒーリングスポット・セドナも、このレッドロックが有名です。
(セドナについても今度紹介したいと思います。)
でもそろそろ岩も飽きましたねーー
とか思っていると、

いきなりの雪山!!
なんと標高2000メートルの街、フラッグスタッフです。
ここでは一度吹雪で遭難しかけたという、背筋の寒い思い出が・・・。ぶるぶる・・・
そんな雪山を過ぎて、サボテンゾーンを過ぎるとそこには・・・

ん・・・?
遠くに見える、あれはいきなりヤシの木では???!
ここはフェニックス。アリゾナ州の州都です。
冬でも暖かく、2月でも長袖シャツがあればOK!夏もわりと過ごしやすいよ!というパラダイス都市です。
ちなみに、フェニックスは姫路市の姉妹都市だそうですよ!姫路市の皆様、ご存知でしたか?
フェニックス近郊で、なんだか日本のような風景を発見

まるで日本みたいなしっとり風景です。
ここを過ぎるとまた岩砂漠ゾーン。不思議ですねー
・・・と、こんな具合で、アリゾナは、ひとつの風景で代表できないほど多様な自然に恵まれた土地なのです。
今年のゴールデンウィークは、ぜひ一家でアリゾナへ…
ちなみに、そんな多彩な土地では、気流も激しいのか、こんなことになってます




なんだか、進行方向にものすごい雨が・・・!!
まるで雲が溶け出しているよう・・・
もしくは、どくろべぇさま・・・。
ちなみに今、私たちが走っているのは、高速道路
あの中に突っ込んでいく私たちが、無事にニューメキシコに帰れますように・・・

おとなりアリゾナ州へ

さて、いつもはここニューメキシコについてお伝えすることが多いのですが、先日、仕事の中で、お隣アリゾナへと足を伸ばす機会があったので、ここでぜひアリゾナの魅力をお届けしたいと思います。
アリゾナ州には、皆さんにも人気の、ナバホ族ホピ族の人たちも住んでいます。
アリゾナで有名なものといえば・・・。
それはこの後出てきますのでお楽しみに!
そんなアリゾナへ、レッツドライブ!!
(ドライブ中に撮影したため、画像がぶれていたりします・・・。すみません)

インディアン居留地のなかを抜けていくので、沿道にはインディアンっぽい看板や、素敵なジュエリー屋さんがいっぱい。

あ、ティピー(インディアンの移動式テント)風の建物がある!!かわいい!!
・・・・・・ん??
なんかティピーの向こう側に、不思議な物体が・・・??

ま、またしても不思議な物体が!?
恐竜ーーーー!!
・・・の、ハリボテーーーー!!
・・・どうやらこのあたりでは、恐竜の化石が採れるらしいんですね。
しかしこのゆるいセンスがまたたまりません。
気を取り直して、再びドライブ。
さて、冒頭でお伝えした、アリゾナで有名なもの。
アリゾナといえば!!なのが、やっぱりこいつです。

サボテン!!!
やっぱりサボテンですよねーーたまりませんね!!
サボテンは雨が降ると、その体いっぱいに水を吸い込んで、ためておくんだそうです。
このあたりは、乾燥しているんですが、雨が降るときには一気にダーーーっとふるんですね。
そのときにいっぱいためて、また乾燥に備える、まったくタフな植物です。
乾燥地帯にくらす人々は、このタフな植物に、自分たちの姿をかさねていたりしたのではないでしょうか・・・

おおー、こっちにはいっぱい生えています!!
サボテンだらけ!!
どれも、3メートルくらいありそうな、立派なサボテンです!!
すてきーー!!
とおもったら、

サボテンびっしりーーーーー
まるで春のつくしのように、びっしりサボテンだらけ・・・。
サボテン天国です!
サボテン好きのかたはぜひ一度アリゾナへ!!

こんなに素敵な、サボテンと夕焼けのコラボを目に出来ますよ